次号予告より
ニコラ4月号の巻末、次号予告ページに「いよいよい新イメモ発表!」といった告知が無いことが話題となっています。
「新生徒会の発表は書かれているのに、イメモの発表は書かれていない」「つまり、イメモ制度は終わるってこと!?」
さてさて、ホントのところどうなのか。果たしてイメモは無くなってしまうのか。今日は全ニコ読が注目するイメモ制度の存廃について考えます。
過去の事例
たとえば去年の4月号掲載、次号予告にはこんな一文がありました。
レピピ、ラテ、トキの新イメモ大発表!
(2022年4月号118ページ)
また、おととしの4月号はこんな感じ。
レピピ、ラテ、トキの新イメモ大決定!
(2021年4月号128ページ)
今年の場合
対して、今年の次号予告(2023年4月号119ページ)には、どこを探しても「イメモ発表」「イメモ決定」の文字が見当たりません。
そのため、冒頭に書いたように読者の間でイメモ制度終了のウワサが一気に広まることになったというわけです。
イメモ終了?
とはいえ、単に告知が無いからといって、それが即”イメモ終了”に直結すると言い切ることはできません。
なぜなら、以下の通り2020年のパターンがあるからです。
2020年の場合
2020年の時点では、最高学年のニコモの卒業が5月号で、新イメモの発表は6月号となっていました。
であるなら、5月号の巻末に掲載される次号予告にて、「新イメモ発表」の告知があるはずです。
ところが、その次号予告ページ(2020年5月号128ページ)には、まさに今回同様「イメモ発表」の文字は一切なかったのです。
予告は万能でない
で、結果どうだったか。次の2020年6月号において、まるで何事もなかったかのように、レピピの若林真帆ちゃんはじめ、ラテ、トキの3大ブランドイメモが発表されたのです。
このことから何が言えるのかといえば、予告は絶対ではないということ。
予告に書かれていないことだって、起こり得るということです。
快空ちゃんのケース
そこで、ちょっと思い出してみて下さい。
たとえば、今年の1月号の目玉と言えば、高橋快空ちゃんのピン表紙&ピン企画でした。
しかし、その直前の12月号巻末の次号予告に「カイラ100質」なんて、一言も書かれていませんでした。
凛美ちゃんのケース
去年11月の凛美ちゃんのピン企画の場合もそう。
その直前の10月号巻末、次号予告に「来月号はリミのピン企画があるよ~!」なんて告知は無く、読者の誰もが11月号を手に取ってみて、初めて凛美ちゃんのピン表紙&ピン企画を知ったのではなかったでしょうか。
だまし討ち
要は、だまし討ち。こうした一連のケースは、ピン表紙&ピン企画の効果をあげるため、あえて事前に告知しないパターンなわけですが、これこそ新編集部の常套手段なのです。
まあ、そんな「隠し玉効果」が、すでに5月号で発表があることが前提となっているイメモ決定に当てはまるかといえば微妙なところですが・・・。
イメモは無くせない
いずれにせよ、最近のニコラの傾向として、生徒会を目指さないニコモは多いのに対し、ニコモの誰もがイメモを目指しているわけで。(⇒参考:役職の地位低下)
他方、読者もこの時期、イメモが誰に決まるかに最も注目していて、最も盛り上がっていいるわけで。
そんなニコモからも読者からも支持されるイメモ制度を、編集部の一存で一気に廃止にまで持って行くとは、いくら何でも考えられません。
後編に続く
ということで、とりあえずうちのサイトの結論としては、少なくともイメモ制度自体が無くなることない。
ただし、万一あるとしたら3大ブランドの再編、もしくは、一部ブランドの撤退ではないでしょうか。
そこで「イメモ制度の存廃を考える」シリーズの後編では、ブランドの再編&撤退の可能性について検討します。
⇒後編を読む(明日更新)