三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

【衝撃】近藤藍月ちゃん役職辞退の波紋

辞退宣言

ニコラ3月号の推しモ連載では、近藤藍月ちゃんが「生徒会は私には無理www」と語っています。

事実上の”役職辞退宣言”と解釈でき、これで藍月ちゃんの会長・副会長就任は、おそらく消えることになりそう。

そこで今日は、現役ニコモのナンバーツーとされる藍月ちゃんですらやりたがらないニコラ生徒会長の地位の低下について考えます。


誰もが目指す

そもそも、「ニコラ生徒会長」の前身である「ニコラ部長」といえば、初代の新垣結衣に始まり、表紙最多の岡本玲さん、大河女優川口春奈さん、ノンノモデル香音さんなどなど超大物がズラリ。

だからこそ、部長=ニコラのトップモデルを意味するということで、ニコモになったからには、誰もが目指す目標だったのです。

希望者激減

それなのに今回の藍月ちゃんを筆頭に、今やほとんどのニコモが役職への就任を希望しないという。

では、なぜ会長ポストの地位・価値がここまで低下してしまったのでしょうか。

「私には無理」「イメモはやりたいけど役職は・・・」と辞退者が続出するまでになってしまったのでしょうか。

役割分担

最大の要因としては、後からできた「イメモ制度」が確立されたことで、役職との役割が完全に分離したことがあげられます。

大ざっぱに言うと、役職はあくまで「まとめ役」「リーダー」として。イメモは「トップモデルのお仕事」としてといった感じ。

以下、分離の影響についてもうちょっと具体的に掘り下げてみます。

1.仕事が無い

第1に、生徒会長にはこれといった仕事がありません。

たとえば、全ニコモが集合するイベントにおいて、恒例の「(会長)せーの」「(全員)ニコラー!」の、「せーの」の部分の声掛けや、ニコラ卒業式での卒モ代表挨拶は、そもそもコロナ禍において、イベント自体が止まっていました。

また、本誌連載の「生徒会の部屋」は、もともと会長&副会長が回答者だったところ、いまは高1モを中心とした持ち回り制となっています。

その他、いくら「みんなをまとめる」「ニコモの代表」といっても、これといった目立つお仕事はなかったりします。

イメモは?

他方、イメモはどうか。イメモ交代式に、ブランド主催の来店イベント。さらには、ブランドのSNSにカタログ撮影、動画撮影、ファンイベントなどなど。

編集部を通さず、ブランド側から直接バンバンお仕事が入ってきます。

2.得が無い

第2に、生徒会長になっても、たいして得することもありません。

だいたい、事務所の公式プロフィールのお仕事経歴欄に、堂々と「ニコラ生徒会長」と表記している卒モを、見たことがありますか?

また、ニコラ卒業後、オトナ雑誌のオーディションに行って「生徒会長だったんです!」とアピールできるでしょうか?

大方、「生徒会長!? 何それ?」「学校のこと?」といった反応が待っています。

要するに、生徒会長とはニコラの内内のお話であり、ニコラ関係者の間だけで通用する専門用語(役職)なのです。

イメモは?

対してイメモはどうか。事務所のプロフィールに「○○(ブランド名)イメージモデル」と表記するのは当然。

新たに挑戦するオーデでも「○○(ブランド名)さんのイメージモデルを務めていました」とアピールできるのです。

3.責任だけはある

こうして生徒会長には、ほとんど得がない一方、責任だけはあったりします。

たとえば、急激に部数が減った場合「20xx年の生徒会長は○○ちゃんだった」「○○ちゃんの世代はレベルが低かった」。

さらに万一、ニコラ休刊となった場合「休刊時の会長は○○ちゃんだった」。

イメモは3人いるので個々の責任が目立ちにくいのに対し、会長というトップは1人だけなので、都合よく責任が押し付けられることになってしまうのです。

会長=貧乏くじ(?)

といういことで、こうして貧乏くじの押し付け合いよろしく会長職が忌避されるようになってしまったというのが現状なのです。

では、生徒会長を、過去のようにニコモの誰もが憧れる役職に戻すため、具体的にどうしたらいいのでしょう。

解決法

実は簡単で、生徒会長を真の1番人気が配置されるレピピイメモと兼任させるだけ。

世代人気ナンバーワンのコについては、やる気や適性云々言わず、とにかく1番人気を会長&レピピで固定することに尽きます。

こうすることで、真のトップとされる「レピピイメモ」と、名目上のトップとされる「生徒会長」による、権力の二重構造が解消。

誰が見ても、エースがひと目で分かるため、多くのニコモが生徒会長(レピピ)を目指すようになるわけです。

力関係の逆転

繰り返しますが、どうせ生徒会長になったって大した仕事はありません。

まるで、実際の学校における「学級委員」や「生徒会長」のイメージで、ニコモまとめることを期待し、単に”優等生っぽいから”といった理由のみで、人気の劣るコを会長につけたのでは、イメモとの力関係が完全に逆転してしまいます。

構図が不明瞭

それこそ、たとえば2021年度なら阿部ここはちゃん(会長)vs.林芽亜里ちゃん(レピピ)のどっちが真のナンバーワンだったか。

2016年度なら鈴木美羽さん(部長)vs.久間田琳加さん(レピピ)のどっちが真のナンバーワンだったか。

読者にとってはもちろん、当事者であるニコモたちにとっても、非常に分かりずらい構図となってしまうのです。

今が好機

だからこそ、やるべきことはただ1つです。

原点に立ち返って、圧倒的1番人気は必ず生徒会長兼レピピにする。そのコを頂点とし、誰の目にもナンバーワンであることをハッキリ示すること以外にありません。

たまたま編集長が代わった時期である今、制度を大きく変える、というか、元に戻すなら、この機会を逃す手はありません。

注目は副会長

であれば今年。とりあえず高橋快空ちゃんが生徒会長&レピピというのは当然として、問題は副会長です。

変に色気を出し、女優としての知名度頼みで凛美ちゃんのようなイメモ落選者を抜擢するのではなく、明確なナンバーツーをラテ兼任で副会長にすること。

具体的には、藍月ちゃんと足川結珠ちゃんの2択になるわけですが、果たして現編集部にこれができるかどうか。副会長の人選が注目されます。