◆ののちゃんとE-girls
ピチレモン卒業生の山口乃々華ちゃんが、ピチモ在籍中にE-girlsのメンバーとなったのは、ピチ読なら誰もが知っていること。
で、今回。うちのサイト「ニコプチWiki」の卒業生ページをまとめていたところ、元ニコプチ専属モデル石井杏奈ちゃんが、雑誌こそ違えど、ののちゃんとほぼ同じコースを歩んでいることに気づきました。
しかも、杏奈ちゃんのニコプチ加入時期を見ると、ののちゃんがピチモオーディションをへてピチモになったのと同じ2010年です。
◆同じコース
つまり、ののちゃんが2010年の6月(ピチレ7月号)に、杏奈ちゃんは8月(ニコプチ10月号)に、それぞれの雑誌で専属モデルデビュー。
その1年後、所属事務所の実施する「VOCAL BATTLE AUDITION 3」にそろって合格し、Bunnyメンバー。
さらに翌年には、E-girlsメンバーといった感じで順調に歩みを進め、現在に至るわけです。
なおニコプチには、2人と同じく元Bunnyであり、同年10月(ニコプチ12月号)に専属デビューの稲垣莉生ちゃんもいますが、その後のコースがちょっと違うので以下省略。
◆4大中学生雑誌制覇(せいは)
でも、こうなるとののちゃん&杏奈ちゃんだけでなく、他の中学生雑誌でも専属モデルになっているE-girlsのメンバーがいるのではないか。
ピチレ以外の他誌に関しては全く詳しくないので、2011年当時のいわゆる"4大中学生雑誌”について、その専属状況を改めて調べてみたところ、『ニコラ』には藤井夏恋さんが、『ハナチュー』には坂東希さんが、『ラブベリー』には藤井萩花さんがそれぞれいて、これに『ピチレモン』のののちゃんを合わせると4大誌を完全制覇。
さらにはオマケで、冒頭にも書いたように次世代小学生雑誌『ニコプチ』まで杏奈ちゃんで抑えるという念の入れよう。
LDH所属で現E-girlsメンバーを、キレイに各誌へ専属モデルとして1人ずつ送り込んでいたことが分かります。
◆まとめ
もちろん、将来結成するグループのメンバーとして招集を前提に送り込んだのか、もしくは逆に結成時に各中学生雑誌から1人ずつ選抜したのか、はたまた全ては偶然だったのか。
いずれにせよ、あれから5年たち、当時の読者だった小中学生の女の子は、今や高校生や大学生となり、E-girlsの人気を支えるメーン層の一部を形成しているはずです。
今回、E-girlsが、3年連続で紅白出場を決めたように、その人気がすっかり定着したのも、デビュー時というより、もはやデビュー前からの、こういった地道なピーアールあってのものなのかもしれません。