◆中学生モデル
テレビ東京「おはスタ」に登場する"おはガール"といえば、女優、タレント、アイドルへの登竜門。実際、その卒業生から、多くの有名人が誕生しています。
一方で、おはガールには中学生雑誌の現役専属モデルがいっぱい。ピチレモンはもちろん、ニコラにニコプチ、新旧ラブベリーからキラピチ、JSガールにいたるまで、まさに選り取り見取り。
ということで今日の三月の転校生では、主に中学生モデルといった観点から、歴代おはガールを整理してます。
◆歴代おはガールリスト
◆リストの見方
過去10年分の年度別おはガールのリストです。それぞれが専属モデルを務める雑誌名入りとなっていて、名前の右のアルファベットが誌名を表します。
Pはピチレモン、Kはキラピチ、Nはニコラ、NPはニコプチ、JはJSガール、Lはラブベリーとなります。
なお、卒業や移籍、休刊などで、複数の雑誌を渡り歩く場合、最初にモデルを務めた雑誌のみ表記しています。
◆ピチレvsニコプチ
おはガールの構成メンバーが、本格的に中学生モデル中心となっていったのが、上の表の一番上の2007年度から。
以降、前田希美ちゃん(P)、伊藤梨沙子ちゃん(P)、井之上史織ちゃん(NP⇒旧L⇒P)と3期連続でピチモが務めたこともあり、個人的な印象としては「おはガール=ピチレモン」といったイメージが強いところ。
しかし実際は、ピチレ系の時代はそこで打ち止め。表中の赤文字(ニコプチ系)が最多5人となっていて、かつ、まんべんなく全期間通じて存在していることからも明らかなように「おはガール=ニコプチ」というのが正しいといえそうです。
◆キラピチ
とはいえ、そんなニコプチ系も、2014年度の川鍋朱里ちゃん(NP)を最後に、ここ2期連続で採用ゼロ。
代わって、姉妹誌ピチレ休刊の影響もあってか、2015&2016年度は、同じ学研からキラピチ系が2期連続でおはガールを務めているというのも面白いです。
ということで、こうしてみると、ニコプチ&キラピチがメーンということで、番組視聴者の対象世代からも、中学生雑誌モデルより小学生雑誌モデルの方が、より有利なことが分かります。
◆その他中学生雑誌
あとは新旧のラブベリー。休刊前からは岡本夏美さん(旧L⇒N⇒ST)。復刊後は兼次桜菜さん(新L)を送り込んでいます。
とくに新しいラブベリーにおいては、その所属モデル自体の人数の多さや、アイドル系の構成比の高さからみても、今後ますます増えそうな勢い。
一方のニコラは、2015年度になって、ようやく中野あいみさん(N)が初入閣。他誌に比べ、若干遅れての参戦となっています。
◆まとめ
以上、今回は所属雑誌に絞ってリストを作ってみたわけですが、おはガールの実にキッカリ50%が、なんらかの雑誌の専属モデルであるということが分かりました。
たとえ中学生雑誌の休刊が続いていても、去年ラブベリーが復刊した点、また、残る各誌の専属オーディションが軒並み大盛況な点からも、この年代のモデルさんにつき、需要・供給ともにまだまだ十分に高そうです。