◆中学生モデル出身枠
8月1日発売のSeventeen9月号より、新しく専属モデルとして、ニコラ出身の永野芽郁ちゃんが加入。これで現役のSTモは全24人となりました。
では、その24人中、芽郁ちゃんのように、年少他誌モデル経験者、つまりは中学生雑誌からの"進級組"は、何人いるでしょうか?
今日の三月の転校生では、中学生雑誌出身の現役セブンティーンモデルについて、出身雑誌ごとにまとめてみます。
◆占有率は33%
現役24人中、ピチレモンやニコラ、旧ラブベリー、ニコプチといった、いわゆる"下の世代"向けファッション誌モデル経験者は8人。その内訳は以下の表の通りとなります。
「8/24(人)」ということで、その占有率は33%。実に、現役3人に1人が中学生モデル出身ということになります。
◆ピチレモン系
ピチレモンから来るケースは、今年はじめ、新たに佐々木莉佳子ちゃんが加入したことで、現在2枠。
とはいえ、すでに現在は休刊中ということで、これから「ピチレ⇒STコース」の増加はなかなか期待できないところ。
それでも唯一の希望は、ピチレ出身者が、去年復刊なった新ラブベリーへと、十数人移籍し、今まさに活躍中であるということ。今後、新たに「ピチレ⇒新ラブベ⇒STコース」が開拓されるか、注目されます。
◆ニコラ系
王道のニコラ経由コースは、現役に大量5人を擁する安定感。そのうち、今回の芽郁ちゃんはじめ、飯豊まりえさん、黒崎レイナさん3人が「ニコプチ⇒ニコラ⇒STコース」。
一方、旧ラブベリー休刊(2012年)により、急遽ニコラに移籍した岡本夏美さんだけは、後にも先にも例のない、唯一無二の「ラブベリー⇒ニコラ⇒STコース」。
なお、"初めて経験したモデルのお仕事がニコラ"という、純粋なニコラ出身「ニコラ⇒STコース」はというと、古畑星夏さんだけとなります。
◆ニコプチ直通
最後はニコプチ直通コース。ニコプチは、一般的な位置づけが"小学生雑誌"なこともあり、そこから中学生雑誌を経由せず、直接セブンティーンに入るのは至難の技とされています。
で、そんな難関「ニコプチ⇒STコース」を見事開拓したのが三吉彩花さん。(同コースの西野実見さんは2015年ST卒業)
実際、2010年に達成した三吉さん&西野さんコンビ以来、その後6年たっても、間にニコラを挟まない直通コースを継ぐプチモが、いまだゼロなことからも、記録の偉大さが分かります。
◆ニコプチ卒業同期から2人?
ちなみに、今。まさに「ミスセブンティーン2016」のファイナリストとして、最終結果発表待ちの南乃彩希ちゃんは、2013年のニコプチ卒業生。
もし合格すれば、実に6年ぶりにニコプチ⇒STコースが復活となるだけでなく、彩希ちゃんと芽郁ちゃんとは同学年にしてニコプチ卒業同期であり、お互い良く知った仲。
当然、元プチモ同世代から、同時に2人のセブンティーンモデルが誕生するのも、三吉&西野コンビ以来となる快挙。こうなると、ますます今年のミスSTの結果発表が注目されます。