◆プチモ加入年表
小学生雑誌ニコ☆プチの歴代正規モデルについて、その初登場時期を年表形式で一覧できるようにしました。
隔月(かくげつ)化により、"ニコラ別冊扱い"から卒業。晴れて、小学生雑誌として独立した2009年4月号以降に採用されたプチモが、1人残らず掲載されています。
⇒プチモ年表
◆卒業の2形態
ニコプチモデルの終点は、中2となって最初の6月号。この卒業号まで専属モデルを務めることができれば、最後に卒業特集が掲載された上で、プチモ卒業生として送り出されるとなります。
一方、途中でいなくなるケースはどうか。プチモとしてデビューはしたものの、いつの間にか出なくなる。ひどいときには、1回だけ出て、その後は誌面で見ることが無くなる。
つまりは、撮影に呼ばれなくなる。たしかに、これも1つの"卒業"ではありますが、その実態はといえば解雇でありクビ。
◆黒歴史?
こういった、"途中でいなくなるケース"は、誌面において、基本なかったものとして扱われ、ニコプチの歴史から消されることになります。
そのいい例が、ついこの間の2016年4月号、10周年記念号における卒業生からの祝福メッセージ。
ニコプチを離れた後、たとえどんなに大物になっていようとも、たとえどんなに有名人になっていようとも、歴史から消さたコに、メッセージの依頼が行くことは無いし、プチモ出身者としてのインタビューが掲載されることもありません。
◆全プチモを掲載
では、どんなコが"なかったこと"にされているのでしょうか。それが確認できるのが、冒頭に出した「プチモ年表」というわけです。
この年表には、「新プチモ」としてデビューしたコについては、たった1度だけの登場で、以後一切出番の無かったコも含め、歴代全てのプチモを網羅(もうら)。
「あのコもデビューはニコプチだったんだ~」といった、意外な名前が見つかるかもしれません。ぜひ、チェックしてみてください。
◆隠れた大物
最後に、世間では意外と知られていない、プチモ出身の隠れた大物を紹介して終わります。
最も大物といえるのが、今では世界的モデルとして活躍する松岡モナさん。そのデビューはニコプチ(2010年4月号)で、当時は「MONA」名義でした。
また、「ニコラ⇒セブンティーン」の王道コースを歩む黒崎レイナさんもニコプチがデビュー(2010年2月号)。当時は、第3期キラチャレ出身(ニコプチ賞)としてエイベックス所属でした。
あとは、E-girlsの石井杏奈さん。そのニコプチデビューは2010年10月号で、この春にニコラを卒業した永野芽郁さんとプチモ同期となります。
◆まとめ
ということで、ちょっとあげただけでもこれだけ大物がそろっている途中離脱組。
こうしてみると、正規の卒業組より、実績的にみても、はるかに上といえる豪華メンバーがそろっていることが分かると思います。
結論。プチモを最後まで務めることが偉いわけではないし、ましてや途中でいなくなることが劣っているわけでも全くないのです。