三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

【大幅値上】合併号を買ったら真っ先に見るべき所

過去最高値

11月29日に発売されるニコラ2025年1・2月合併号は、過去最高の特別定価《790円》となります。

去年までのニコラは、定価《560円》だったのが、今年の1・2月合併号から突然《690円》に値上げされたばかり。

そこからわずか1年で、更に100円アップし、ついにニコラ史上初となる700円台に突入します。

nicola2025年1・2月合併号

問題の本質

たしかに合併号は、全体のページ数が多少増え、カラーページの割合も多くなり、豪華な付録も付いてきます。

加えて、次の発売が2ヵ月後になるということからも、ある程度の値上げは仕方ない面もあります。

ですので問題は、この価格が合併号に限定したものなのか、それとも次の次となる3月号以降も続くのかという点です。

グラフの見方

そこで、以下の「ニコラの価格推移グラフ」を見て下さい。

これは、2022年4月号から2025年1・2月合併号まで、過去3年分のニコラの値段の推移をグラフにまとめたのです。

赤丸になっている箇所が、値上げの契機となった2024年と2025年、それぞれの合併号を表します。

ニコラの価格推移



今年の場合

この通り、今年の合併号では一気に130円もの値上げが行われ、当時の過去最高額となる《690円》まで上昇しました。

で、問題はその後。

なんと、合併号のみ適用と思われた値上げが、しれっとそのまま、何事も無かったかのように、3月号以降も延々と続くことになったのです。

値上げの口実

この点につき、うちのサイトでは去年のちょうど今頃、「合併号は値上げのための口実に使われるのでは?」と予想。

実際、まさにその通りになったことは、うちを長く読んでいる人はご存じの通りです。


歴史は繰り返す?

果たして編集部は、去年と同様のパターンで、2025年1・2月合併号の《790円》を既成事実とし、このまま3月号以降も《790円》を続けていくつもりなのか。

ただでさえ、最新の実売が過去最低となる《3.4万部》まで落ち込んだというのに、月刊で《790円》固定となると、ますます読者離れが加速することは間違いありません。

ということで、1・2月号を手にした読者が真っ先に確認すべきは次号予告ページに書かれている《3月号の予定価格》となります。