最新部数
先週、日本雑誌協会のホームページにて、同協会に加盟する246誌の最新部数が公表されました。
今回の算定期間は、2024年10月1日~12月31日の間に発売された、1号あたりの平均印刷部数。
以下、ニコラとニコプチの最新データについて、過去10年の推移も含め見ていきます。
部数推移
両誌マイナス
今回公表された部数は、ニコラが《47,883部》で、ニコプチは《51,000部》となっています。
グラフに「逆転」と入れてあるように、2024年4~6月期で、史上初めてニコラとニコプチの部数が逆転しました。
今回、ニコプチが前期比マイナス《6,000》と、やや大きく減らしたため、ニコラとの差は縮まってはいますが、それでも3期連続でニコラが下回っています。
わずか5年で
ともかく、これで両誌ともに最新の部数は《5万》前後でほぼ並んだことになります。
グラフからも分かるように、2020年には《20万》あったニコラは、わずか5年後には四分の一に。
同様に《10万》あったニコプチも、5年後には半分。短期間に、それぞれ大きく減らしてしまっています。
合併説も浮上?
果たして、今回の《5万》で下げ止まるのか。それとも、更なる部数減が続くのか。
さすがに、これ以上マイナスが続き、ニコラは《3万台》、プチは《4万台》に入って来るとなると、いよいよ危険水域です。
休刊や、WEBメディア化。さらには、今月中に「2025予言シリーズ」#3で詳しく書こうと思っている、最終手段としてのニコラ&プチの合併等、何かしらの動きが出てくるのではないでしょうか。