体育祭動画
先週のニコラTVでは、「ニコラ体育祭2024」の準備動画が、それぞれチームごとに公開されました。
そのうち、特に《黒チーム》編では、現ニコラ生徒会長有坂心花ちゃんの”優柔不断さ”が存分に発揮。
今日は、この動画と、本誌12月号の体育祭ページから見えてきた心花ちゃんに足りないものについて考えます。
問題のシーン
問題のシーンは、動画だと《1:05》から始まる「キャプテン決め」のところ。
最初に、高1の榎本月海ちゃんがキャプテンに立候補。
これに続いて、中2の梨里花ちゃんも副キャプテンに名乗りを上げます。
優柔不断
そんな中、現職のニコラ生徒会長ということで、本来なら自ら率先してキャプテンを務めるべき心花ちゃんは、キョロキョロしているだけ。
そんな心花ちゃんを、隣りで吉本麗南ちゃんが、もどかしそうに見つめている様子が分かります。
その後、ややあって心花ちゃんは、ようやく心を決め、立候補するわけですが、いかにも遅すぎる。
もしも?
仮に、これがもし歴代の生徒会長だったらどうでしょう。
たとえば、先代の生徒会長高橋快空ちゃんなら、もう間違いなく「カイラやります!!」と、真っ先に立候補してたであろうことは誰もが想像できます。
たとえば、先々代の会長で、後輩想いの関谷瑠紀ちゃんなら、自分以外のニコモに活躍の場を与えようと、立候補を見送ったかもしれません。
たとえば、さらにその前の会長で、プロ意識の高い阿部ここはちゃんなら、「メアリがキャプテンになれば盛り上がるし、読者も喜ぶ」と、林芽亜里ちゃんを推薦したのではないでしょうか。
後出し立候補
とまあ、仮定お話はともかく、今回の心花ちゃんはどうだったか。
動画や誌面を見ればわかる通り、なんと、積極的に立候補するわけでも、見送るわけでもなく、ましてや他人を推薦もせず、どれにも当てはまらないという。
具体的には、最初は躊躇して、けっきょく、最後の最後になって、やっと立候補するという中途半端さ。
中途半端
そもそも生徒会長なんだから、普通は自ら、それこそ月海ちゃんのように、真っ先に立候補する。
それができないなら、すっぱり後輩に譲る。
ところが実際、譲ると見せかけて、ぐずぐずして、ついに後出しで参戦し、結果的に月海ちゃんや後輩ちゃんたちの活躍の場を奪ってしまったのです。
よみがえる悪夢
ここで、そんな姿を見せられた、熱心な"心花ちゃん推し"の人は、《あー、またか》と思ったのではないでしょうか。
そうです。もちろん、心花ちゃんがプチ時代を通じて「最大の心残り」として上げる、ピン表紙ができなかった件です。
プチ時代
プチ時代の心花ちゃんは、小4で合格して以来、順調に出世コースを歩み、途中までエース確定とされていました。
ところが、上の「生徒会長になれない理由」でもまとめた通り、2年も後から新プチモとして入ってきた小松崎ふたばちゃんに、「ピン企画」で先を越された上、ついに「ピン表紙」でも先を越されます。
そして、最終的に心花ちゃんは、そのままピン表紙ができすに卒業を迎え、ふたばちゃんに完敗してしまったのです。
他人が基準
最大の敗因としては、ニコプチ2022年6月号の「ピン企画」で反省しているように、とにかく《自分から動かなかった》ことにつきます。
「フタバがピン表紙をやってたから、じゃあ自分も!」と、ライバルのピン表紙を見てから、やっと編集長にアピールを始める。
そんな消極的な姿勢は、ニコラに進級後も同様で、「他のニコモが後輩と仲良くしているのを見て《じゃあ自分も》」。
小松崎ふたばちゃんの方が撮影に多く呼ばれると、「《じゃあ自分も》がんばろう」。とにかくすべてにおいて他人が基準で、自分から行動を起こさないのです。
編集部からの厳しい評価
だからこそ、ニコラではなんとか生徒会長になれたものの、イメモは落選。しかも、《2枠》あったイメモに就任したのは、いずれも後輩ちゃんだったのです。
さらに、歴代生徒会長は、全員が全員どんなに遅くとも《高1の11月号》までにピン表紙をやっているのに対し、心花ちゃんは、すでにそこから2冊が過ぎても、いまだできていません。
このままだと、プチ時代同様、ニコラでもピン表紙に手が届かないまま終わってしまいかねません。
足りないもの
そんな心花ちゃんに足りないのは、以上みてきた通り《積極性》、《決断力》、そして何より《自分への自信》。
実際、現役ニコモで表紙が1番多いし、人気もトップ。モデルとしての実力も、そりゃ小4からやっているだけあってナンバーワン。
外仕事だって、「フジのめざましレギュラー」があり、誰にも負けていません。
結論
こうして、客観的に見ると現役ニコモのナンバーワンであるのだから、心花ちゃんに必要なのは、自分に自信を持つことではないでしょうか。
ということで、ニコラ卒業まで残された時間は半年弱。
ピン表紙の夢が実現するかどうかは、ひとえに心花ちゃん自身が変われるかどうかにかかっているといえそうです。