三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

【受難】ニコラ08世代の冷遇されっぷり

現高1の不遇

ちょと前までのニコラでは、毎年最高学年に対し、イメモが【3枠】、生徒会役職が【2枠】用意されていました。

すると、重複アリの場合は最少で3人が、重複ナシだと最多で5人が、同世代から何らかのポストに就くことができたわけです。

それが現在では、どう変わってしまったのか。以下、過去と比較しつつ、小松崎ふたばちゃんたち08世代の”冷遇されっぷり”を見ていきます。


一覧の見方

次の一覧は、ニコラ生徒会制度が始まった2018年から、現在までの過去7年分。

それぞれ年度ごとに、「生徒会の役職」と「イメモ」に就任したニコモをまとめたものです。

1番右の欄の「総枠」欄の数字は、各年度の最高学年に何らかのポストが与えられた人数(重複除く)となります。

歴代イメモ・役職一覧



トレガル世代

2018年の場合、初代ニコラ生徒会長に就任した川床明日香さんは、イメモの兼任が無く、会長職に専念。

また、副会長ポストはまだ設置されておらず、空白となっています。

一方、当時のイメモは3ブランド体制ですので、秋田汐梨さんはじめ3人が就任。

結果、役職が1人、イメモは3人。合計【4人】に対し、何らかのポストが与えられました。

りなさき世代

続く2019年。黒坂莉那さんが2代目生徒会長に就任。

同時に、この年から新たに副会長ポストが新設され濵尾咲綺さんが就任します。

イメモは、会長の黒坂さんがレピピを兼任する一方、副会長の濵尾さんはイメモナシ。

結果、ラテに藤本リリーさんが、ラブトキには青井乃乃さんが入り、ポストに就くことができたのは【4人】となりました。

マホカナ/めあここ世代

2020年は若林真帆ちゃんと小林花南ちゃんが、2021年は圧倒的な人気を誇った林芽亜里ちゃんと阿部ここはちゃんが、それぞれ役職&イメモを独占。

唯一、残されたトキのイメモを前者は町田恵里那ちゃん、後者は深尾あむちゃんが獲得します。

こうして、2020年は”マホカナ”、2021年は”めあここ”が揃ってイメモと役職を兼任したことで、両年のポスト就任はそれぞれ【3人】に抑えられ、当時における歴代最少記録となっています。

るきゆな世代

2022年は、2021年同様に会長の関谷瑠紀ちゃんがラテを兼任する一方、副会長の凛美ちゃんはイメモナシ。

代わりに、高比良由菜ちゃんと、宮本和奏ちゃんがイメモに収まり、結果的にポストは【4人】に配分されました。

かいあき世代

2023年はどうか。前年同様、会長高橋快空ちゃんがイメモ兼任で、副会長の足川結珠ちゃんはイメモナシ。

他方、この年からイメモはラブトキが撤退し、レピピとラテの2枠に減少します。

結果、ポストを得たのは、役職組の”かいゆず”に、イメモ専任となった池端杏慈ちゃんを加え、史上最少タイとなる【3人】にとどまりました。

はなたば世代

で、今年。史上まれに見る、イメモ&役職の大リストラが断行されました。

イメモは、いよいよラテまでが撤退しレピピ1枠に、役職も副会長職が廃止され会長単独となったのです。

とはいえ、さすがに総ポスト【2枠】では厳しいので、その埋め合わせとしてイメモが2人に増員されることが発表されます。

08世代を無視

発表された時点では、ニコ読の誰もが当然ながらイメモ2人は高1から選任されると考えていました。

ところが、まさかの事態に。

なんと、高1から1人も選ばれず、中3の星乃あんなちゃんと、中2の松尾そのまちゃんが、レピピ13代目イメモ就任したのです。

やる気喪失

するとどうなるか。なんと、今年の最高学年である現高1から、何らかのポストに就くことができたのは、生徒会長の有坂心花ちゃん、ただ【1人】となってしまいました。

過去、高1には最低でも【3人】に何らかの役割りが与えらえていたところ、ここに来て突然の【1人】です。

しかも、単に減ったのではなく、高1をすっ飛ばし、後輩にイメモポストが行ってしまった。

これでは、実質1番人気でイメモ&役職の兼任が期待されたふたばちゃんや、同学年&後輩からの信頼度ナンバーワンで役職就任が期待された吉本麗南ちゃんといったところの”やる気”が無くなってしまっても仕方ないところです。

中3にも波及

あとは、こうして歪んでしまった制度をどう立て直すか。

そもそも、この”やる気喪失問題”は、現中3にも当てはまったりします。

なぜなら、すでにイメモポストが2枠埋まっていて、基本的にイメモの途中降板は無いからです。

つまり、”あんその”の2人が、それぞれニコラ卒業までイメモを継続するなら、次期エース伊藤沙音ちゃんはじめ、他のニコモたちの出番が完全になくなってしまうのです。

禁じ手の副作用

解決策としては、「イメモを新設する」「イメモを1年任期制とし、来年新たに選び直す」「副会長ポストを復活させる」などありますが、どれも微妙な感じ。

果たして、イメモを最高学年以外から起用するという”禁じ手”を使ってしまった編集部は、今後の展望をどう描いているのか。

一度狂ってしまった歯車は、なかなか元には戻らないもの。必然、編集部の”次の手”が注目されます。