三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

【徹底検証】生徒会長=ピンクラテ説の嘘

会長ラテ説

5代目関谷瑠紀ちゃんに、4代目阿部ここはちゃんと、2年連続で生徒会長がピンクラテのイメモを兼任しています。

このことから、”会長=ラテ”ということで、次期会長就任が確実視される高橋快空ちゃんについても、「イメモはラテになる」といった意見が多くみられるようになっています。

でも、果たしてこの認識は正しいのか。今日は生徒会長=ラテイメモの誤解について解説します。


一覧の見方

まずは、以下の「イメモ×役職対照表」を見て下さい。

これは、各年度の3大ブランドイメモについて、それぞれ生徒会の役職を対応させたものです。

生徒会制度がスタートした2018年度以降、過去5年分のデータとなっています。

イメモ×役職対照表



連動せず

この通り、過去5年で獲得したポストは、レピピ・ラテともに「会長×2」「副会長×1」となっていて、完全に同格であることが分かります(実績ゼロのラブトキは圏外)。

他方、2018年度の会長川床明日香さんはじめ、2022年度の副会長凛美ちゃんに、2019年度の副会長濵尾咲綺ちゃんといったところは、表中に名前が無いようにいずれもイメモから落選。

こうして見ると、生徒会の役職とイメモとは、必ずしも連動しないということが分かります。

由菜ちゃんのケース

では、なぜ役職とイメモは重ならず、切り分けられることが多いのでしょうか。役職が決まるポイントは?

この点、最もわかりやすいのが今年の高比良由菜ちゃんのケースです。

由菜ちゃんといえば、人気投票で常にトップであったように、読者人気の面では、ライバルである瑠紀ちゃんを確実に上回っています。

会長の役割り

ですが反面、由菜ちゃんに対しては「人見知り」「おとなしそう」といったイメージを持つ読者も多いように、生徒会長としてニコラをグイグイ引っ張って行く役割りが適任かどうかについては疑問もあったところ。

実際、由菜ちゃん本人も「私に会長が務まるのかな?って思うから・・・」(2022年4月号)と語っていたように、生徒会長への就任を実質辞退しています。

だからこそ、中3の早い時期から「生徒会長をやりたい!」と宣言。やる気があって、コミュ力抜群、まさにリーダーとして適任である瑠紀ちゃんが生徒会長に選出されたのです。

芽亜里ちゃんのケース

また、これと同様のパターンといえるのが、ここはちゃんと林芽亜里ちゃんが会長を争った2021年度のケースです。

そんなめあここといえば、当然ながら人気面では芽亜里ちゃんがここはちゃんを圧倒する一方、会長としての適性面でここはちゃんが上回り、結果的にここはちゃんが会長に選出されています。

適性重視

要は、役職に関しては「人気」よりも「適性」が重視されるということ。

たとえ芽亜里ちゃんや由菜ちゃんのように1番人気であったとしても、やる気や適性が無ければ生徒会長にはなれません。

逆にいえば、1番人気のコに適性さえ有れば、そこは黒坂莉那ちゃんや若林真帆ちゃんのように、すんなり会長に収まることになります。

まとめ

「現会長瑠紀ちゃんも、先代ここはちゃんもラテだった!」と言われると、たしかに”会長ラテ説”には、説得力があるようにも思えます。

しかしそれは、以上みてきたように、たまたま2年連続、たまたま適性のあるコがラテだったという偶然の産物に過ぎません。

ということで、「会長は純粋に適性で、イメモは人気・実績により選ばれる」という根本的なルールが再確認できたところで、いよいよ今年の予想の最終結論を出してみます。