三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

【ゆなな】高比良由菜ちゃんの出自を検証

ニコはじ#17

ニコラ3月号の連載「ニコモはじめました。」は、高比良由菜ちゃんの回。

その中で由菜ちゃんが「実はニコモになるためのオーディションを2度受けている」と語っています。

さて、ここでクイズです。由菜ちゃんの言う「2回」とは、具体的にいつといつのオーデを指すのでしょうか?


前提知識

まず注意すべきは、由菜ちゃんが「ニコモオーディション」ではなく「ニコモになるためのオーディション」と言っている点です。

でも、この一見すると同じようにも思える2つは、どう違うのか。

既に、ある程度古いニコ読の人ならご存知だとは思いますが、まずは「ニコモになるための3つの手段」を改めて簡単に整理します。

3つの方法

ニコモになる方法は3つ。第1が、年に1度実施されるニコモオーディションに応募し、合格すること。

第2が、ニコプチの卒モを対象とした進級面接を受け、合格すること。

そして第3が、所属事務所の仲介により事務所オーデを受け、合格することです。

詳しくは、去年まとめた「ニコモになる方法」を読んでみて下さい。

広義のオーデ

ということで、単に「ニコモオーデ」といえば、年1回実施される「ニコラモデルオーディション」を意味します。

対して、今回の由菜ちゃんのように「ニコモになるためのオーデ」と言った場合、そこはニコモオーデに加え、進級面接、さらには事務所オーデまで含むことになります。

以上が理解できたら、続いては由菜ちゃんについて、デビューから、プチモ、さらにはニコモになるまでの経緯を確認してみます。

プチモオーデ落選

もともとプチモになる前、子役時代の由菜ちゃんは、いま高橋快空ちゃんや近藤藍月ちゃんのいるエイジアプロモーションに所属していました。

そんな由菜ちゃんがプチモオーデを受けたのが小5のとき。しかし、書類は通ったものの、惜しくも最終審査で落選しています。

ちなみに由菜ちゃんは、小4のときもプチモオーデを受ける気満々だったものの、けっきょく身長が140に達せず断念しています。

ニコモオーデは受けてない

で、小6になった際。改めて、プチモオーデを受けようか、それとも年齢的にニコモオーデにしようか迷っていたところ、その直前に読モとして出演した「プチコレ」で、幸運にもプチ編集部の目に留まり、プチモに選出されることになったのです。

ということで、ここまでで分かることは、由菜ちゃんは小学時代、ニコモオーデを1度も受けていないということです。

進級面接のみ

そもそも、「ニコモオーデを意識したのは小6になって」(2021年5月号p50)ということから、小5の時にニコモオーデは受けていないし、小6になったらなったで早々にプチモ専属が決まり、当時は6月1日から募集スタートだったニコモオーデへの挑戦も不可能なのです。

また、事務所オーデについても、エイジア時代は低年齢すぎ&低身長ずぎでNGだし、スターダストに所属後は既にプチモになっているしで、これまた不可能。

もはや、由菜ちゃんがニコモになるために受けたオーデといえば、進級面接しかないわけです。

2度とは?

そうなると、後は「2度」が問題となります。なぜ2度なのか。進級面接1回であるはずなのに。

するとこれは、ニコラ2021年5月号の連載「私がニコモになるまで」を読むと、あっさり解決することになります。

同連載によると、関谷瑠紀ちゃんも一緒だった2020年度の進級面接では、瑠紀ちゃんが1発合格だったのに対し、由菜ちゃんの合格は保留。

日を改めて再びカメラテストに呼び出され、その後、正式に採用が決まった経緯が書かれています。

結論

要は、ニコプチから進級するための審査が2度あったということ。

たしかに「オーデを2度受けてる」と聞くと、直感的に「1度目は落ちた」と思われがちですが、1次審査、2次審査のようなもの。

ということで、ちょっと分かりずらい所ですが、連載で由菜ちゃんが言う「ニコモになるためのオーデ2度受けてる」とは、2度の進級面接を意味するといえそうです。