初表紙説
先月、オーディションサイトに掲載された伊藤沙音ちゃんのインタビューが話題になっています。
その中で沙音ちゃんは「最近、努力が報われたことがあって、本当に嬉しく思いました」と発言。これが初表紙のサインなのではないかというのです。
そこできょうは、沙音ちゃんが10月号で初表紙になる可能性を考えます。
中1は表紙NG
まず大前提として、ニコラにおいて小学生はもちろん、中1すらも、表紙になることは極めて困難とされています。
理由は色々あるようですが、最も大きいのが「ニコモには中1合格が多い」ため。
さすがに、中1の夏にデビューして、そのまま年度内に初表紙というのは100%無理というものです。
小学生合格の場合
一方、沙音ちゃんのような小6合格や、吉岡優奈ちゃんのような小5合格の場合はどうでしょう?
中1になるまで、小6合格で1年、小5合格では2年のキャリアが積めるめるため、その間に人気が上昇すれば、中1のうちに表紙に手が届いても不思議ではないように思えます。
一覧の見方
この点、実際はどうなっているのか、ちょっとデータで確認してみます。
以下に作成した「小学生合格ニコモの初表紙時期一覧」を見て下さい。
これは、過去10年分のニコモオーディションの小5&小6合格者について、それぞれ初表紙になった時期と、最終的な役職&イメモ就任状況をまとめたものです。
小学生合格者の初表紙時期
初表紙の時期に着目
この通り、過去10年間で見ると、最も古い小林恵月さんから、最新の白尾留菜ちゃんまで、小学生ニコモは全部で21人が誕生しています。
うち、現時点で表紙経験があるのは14人となるわけですが、注目すべきは初表紙となった時期です。
そろって中2の4月号
なんと、最も早いのが、川床明日香さん、若林真帆ちゃん、広瀬まのかちゃんの3人で、そろいもそろって中2になってすぐの4月号なのです。
川床さんは初代ニコラ生徒会長。真帆ちゃんは2代目生徒会長にしてレピピのイメモ。
まのかちゃんは、もし”めあここ”が進級して来なければ会長もイメモも確実だったところ、史上最強コンビの登場によって阻まれました。
編集部の意図
要は、それくらい世代トップの位置づけであっても、中2になるまでは表紙になれないということ。
裏を返せば、どんなに人気があろうとも、絶対に中1のうちに表紙はさせないという編集部の強い意図が見えてくるのです。
高1と中3が中心
そこは、ニコラにおける学年の役割分担が大きく関ってくるところ。
基本的にニコラでは、中3と高1のモデルが中心になって活躍するものとされていて、中2は次世代と扱わます。
さらにその下の中1となると、見習い・下積み時代ということで、そんな中1を、いくら人気があるからと、あまりに早く表紙にすると示しがつかない。さらには、本人のためにもならないというわけです。
可能性ゼロ
以上まとめると、中1のうちは表紙になれない。ただし、将来が期待されるエース候補は、中2になった途端に初表紙が解禁される。
ということで、冒頭に言及した沙音ちゃんの初表紙の可能性はといえば、少なくとも中1であるうちは限りなくゼロとなります。
では、例のインタビューで沙音ちゃんが言っていた「努力が報われた」とは、なんだったのでしょうか?
総選挙1位
すると、今月号を読んだ人はすぐに察しがついたように、沙音ちゃんが大型企画「私服総選挙」において、第1位を獲得したことに他なりません。
本人も、さっそくインスタで1位になった報告を投稿しているように、先輩たちを抜いてトップになったことは、大きな自信になったはず。
編集部も沙音ちゃん実力を把握したということで、こうなると将来のトップモデルコース確定といったところ。
であるなら、そんな沙音ちゃんの初表紙は、これまでのパターン通り中2になって即、来年4月号となるのではないでしょうか。