事務所オーデの有無
ニコモオーデでも進級でもないニコラ専属モデルの採用方法として、事務所オーデがあります。
そして今、ニコ読さんたちの間で、まことしやかに「事務所オーデの新モちゃんが入って来る」といったうわさが飛び交っていたりもします。
そこで以下、凛美ちゃん以来となる事務所オーデ加入が、果たしてホントにあるのかどうか、詳しく検証してみます。
事務所オーデとは?
まずは今日の話の前提として、そもそも事務所オーデとは何なのかについて整理します。
ひとことで言えば、事務所を通じてアポを取り、マネージャーと共に編集部に出向いて面接を受け、その結果によりニコモとして採用が決まるというもの。
現役でいうと唯一、2019年の秋に面接を受け合格。2020年1月号からデビューした凛美ちゃんがこれに当たります。
加入パターン
ということで、ここからが本題。実は、事務所オーデを経て新モちゃんがやって来るケースは、完全にパターン化されていたりするのです。
具体的には、「加入時期」「加入学年」「加入告知」の3点が揃ったとき、いよいよ新モちゃんの加入があるということで、以下、これら3条件を個別に見ていきます。
1.加入時期
第1に、次に示す「新モ初登場年表」にあるように、加入時期はほぼ1月号か2月号に限定されます。
例外として清原果耶さんの4月号加入というケースもありますが、そこは直前の1月号で加入した駒井蓮さんこそが通常パターン。
清原さんのケースは、編集部と関係の深い事務所(アミューズ)が売り出す大型新人の特別採用枠といえ、時期的に見ても”強引に押し込んだ感”がアリアリです。
新モ加入年表
2.加入学年
続いて第2に、加入学年は中1限定となります。この点、ニコプチ進級の場合はモデル経験者、それもトップ級のプチモですから、中2でも全然OKですが、事務所オーデは基本的に女優系の新人さん。
モデル未経験ということで、そこはさすにがに、中2や中3といった遅い時期になってのニコラ加入は無いことになっています。
3.事前告知
そして第3に、加入の際は必ず事前に告知があるということ。事務所オーデ加入パターンとして、きょう最も強調したいのがコレです。
たとえば、凛美ちゃんの場合。デビュー直前となる2019年12月号の次号予告ページに「中1ニコモに仲間入り!はじめまして凛美です」。
その前の事務所オーデ草野星華さんの場合も「はじめして草野星華です!」。
清原さんの場合も、もちろん「次号デビュー!はじめまして清原果耶です」。
心の準備
こんな感じで、とにかく事務所オーデの場合、必ず次号から誰が加入するのか、デビュー直前の号の次号予告ページに「新モのお知らせ」が具体名つきで掲載されることになっています。
こうして登場の1カ月前に告知することで、進級でもオーデ合格でもないコが突然やって来るという”アクシデント”対し、読者の側にも受け入れる準備が整うというわけです。
当てはめ
ということで、以上まとめると事務所オーデによる加入がある場合、それは「1月号か2月号」限定で、学年は「中1」。かつ、必ず「事前に告知」がなされる。
すると現在、2021年度の事務所オーデ加入があるとしたら、もう1月号はすで過ぎてしまったので、残る可能性は2月号のみとなります。
ところが、1月号の次号予告ページはどうだったでしょうか。「はじめまして!○○です」「2月号から〇〇ちゃんがニコモになります!」といった告知があったでしょうか?
今年もナシ
1月号の128ページ、近藤藍月ちゃんが担当している次号予告。
残念ながら今回、どこを探しても新モの加入告知はありません。告知が無ければ加入はない。
ゆえに、今年度の事務所オーデは無いというのがうちのサイトの結論となります。