◆ニコモになる方法#2
ニコラ6月号に掲載されている、凛美ちゃんの「わたしがニコモになるまで」。
その50ページでは、「事務所オーディション」(2コマ目)と、「事務所オーデ」(4コマ目)という2つの単語が、それぞれ全く別の意味で使われています。
この点、新しいニコ読さんにとっては、ちょっと分かりずらいと思うので、事務所に所属している人がニコモになる方法も含め、詳しく解説してみます。
◆事務所オーディションとは?
凛美ちゃんの言う事務所オーディションは、「自分で応募したよ」とあるように、研音に所属するためのオーディション。
一般的には「所属オーデ」と呼ばれるもので、各芸能事務所が新人タレントの募集として、独自に実施しているものです。
4歳から所属していたボナプロを辞め、当時、無所属だった凛美ちゃんは、これに応募し、見事合格。研音に所属することができたというわけです。
◆各事務所の所属オーデ
ちなみに、凛美ちゃんが応募したのが、以下の研音所属オーデ。サイトの応募フォームには「随時募集」とあるように、特に締め切りは無く、いつでも受け付けています。
なお、スターダストの所属オーデも、アミューズの所属オーデも、こんな感じ。その他、多くの事務所が同様の形で所属オーデを実施していますので、興味のある人は調べてみて下さい。
- ⇒研音新人オーディション
- https://www.ken-on.co.jp/audition/artist/
- ⇒スターダスト新人募集
- https://www.stardust.co.jp/sp/audition/?id=50
- ⇒アミューズオーディション
- https://fc.dps.amuse.co.jp/audition/f/2
◆事務所オーデとは?
で、きょうの本題。ニコラの事務所オーデについてです。
ニコラでいう事務所オーデとは、事務所に所属している人だけが受けることができる、ニコモになるためのオーディションです。
対して、事務所に所属しない人がニコモになりたいと思った場合、ちょうど今月号から募集が始まったニコラモデルオーディションを受けることになります。
一方で、今月号から誌面デビューした中山あやかちゃん&近藤藍月ちゃんは、ニコプチ卒業生限定の進級面接に合格したことで、ニコモになりました。
ということで、改めてまとめると、ニコモになる方法は、「事務所オーデ」「ニコモオーデ」「進級面接」の3つがあるのです。
◆3つの方法まとめ
◆事務所オーデの仕組み
続いては、事務所オーデについて、具体的に見ていきます。
凛美ちゃんの場合、「事務所から紹介された」とあるように、とにかく事務所に所属していることが絶対条件です。
事務所サイドが、「うちのタレントをニコモにしたい」「モデルとして売り出したい」と編集部にオファー。
その後、編集部と事務所の間で話がまとまると、本人がマネージャーさんと共にニコラ編集部に出向き、面接を受けます。
あとは、例のスマホによるカメラテストなどを経て、後日、合否の連絡が来るというものです。
◆合格実績
では、これまで事務所オーデによるニコモ採用実績は、どうなっているのでしょうか。
すると、現時点では全ニコモ26人中、19人が一般オーデ出身。6人がプチ進級。事務所オーデ出身は凛美ちゃん1人だけとなっているように、相当狭き門であることは確かです。
実際、過去の合格者を見てみると、こんな感じとなります。
◆nicola事務所オーデ採用(過去10年)
◆2年に1人の狭き門
2020年1月号からニコモとしてデビューした凛美ちゃんの前任となると、なんとそこから3年も前。草野星華ちゃんが2017年2月号でデビューしています。
さらにその前となると、これがちょうど今月号の芸能ページで特集されている朝ドラ女優清原果耶さんで、2015年の4月号デビューといった具合。
もう、ここ最近は2年に1人ペースということで、極めて少数精鋭。合格するのは超難関となっているのです。
◆今後の活躍に期待大
ということで、事務所オーデという、最も難しい方法でニコモになった凛美ちゃん。
すでに、女優としてテレビ出演も多く、現在のニコラの中でもトップクラスの知名度を誇っています。
であれば今後。凛美ちゃんには、ニコラでの活躍はもちろん、事務所オーデ出身の先輩である清原さんに続くような女優としての活躍も大いに期待したいと思います。