新モちゃん
次号予告に、「あの女優とアイドルがニコラに仲間入り」と書かれていることが話題となっています。
果たしてこれは、凛美ちゃん以来となる、オーデにも進級にもよらない新モちゃんが加入するということなのでしょうか。
今日は、この次号予告の告知を基に、事務所オーデの復活について考えます。
事務所オーデとは?
事務所オーデとは、オーデ合格でも、ニコプチからの進級でもない、第3のニコモになる手段です。
具体的には、編集部とつながりのある特定の事務所に所属する新人や、売り出し中の女優系・アイドル系が対象。
マネージャーさんを伴って編集部で面接&カメラテストを受け、その一発勝負で採用が決まることになります。
特別待遇
つまり、ニコモオーデでいう書類審査(1次審査)をすっ飛ばし、イキナリ最終審査に臨むような「特別コース」というわけです。
ただし、もちろん"特別”であるからには、そこは相当の器でなくてはなりません。
すると必然、事務所がスカウトして来てこれから大々的に売り出そうとする新人さんや、現役のアイドル、子役出身といった、将来的に活躍が期待できるコが中心となっています。
具体例
ではこれまで、具体的にどんなコが事務所オーデにより、ニコモデビューして来たのでしょうか。
過去十数年ほどさかのぼってまとめると、こんな感じ。
アイドル枠では、当時「X21」のメンバーであった小澤奈々花さんや、「おはガール」だった岡本夏美といったところが代表例となります。
事務所オーデ復活か?
とはいえ、現役ニコモに事務所オーデ出身者がゼロである点、最近の読者にはなじみのない制度かもしれません。
実際、2020年に加入した凛美ちゃんを最後に、ここ3年ほど事務所オーデによる新モちゃんは1人も出ていません。
で、今回。冒頭に書いた通り、次号予告を基に「それがいよいよ復活か!」ということで、一部読者が盛り上がっているのです。
告知の文面
ではここで、改めて予告にある文面を確認してみましょう。
期待大!
超絶かわいい
あの女優とアイドルが
ニコラに仲間入り
一般的な解釈
素直に読むと、やっぱり事務所オーデにより、女優が1人、アイドルが1人、計2人の新モちゃんが、次号からデビューすると解釈できます。
でも、ここで1点、ちょっと注意が必要なのが下線を引いた部分ではないでしょうか。
「ニコラに仲間入り」と書かれているところです。
厳密に解釈
そもそもなぜ、【ニコモ】ではなく、【ニコラ】なのでしょうか。
ニコモとは、もちろん「ニコラ専属モデル」を指すわけで、当然ながら新モちゃんが加入するなら「ニコモデビュー」とするのが自然です。
そこを、あえて編集部は「ニコラに加入」としてきたのです。
ニコラとニコモの違い
ここで分かりやすく「ニコモ」と「ニコラ」の違いを図示してみると、こうなります。
ニコラという大枠の中に、小分類としてニコモがいて、メンモがいて、さらには読モがいる形です。
要は、「ニコラ入り」と言った場合、必ずしもそれがニコモであるとは限らないのです。
他誌のケース
一方、これがセブンティーンの場合、専属やメンモ以外にもう1つ、「STクリエイター」という枠があります。
同様に、Cuugalの場合も専属の他、「クリエイターモデル」に加え、「キューガルイメージモデル」「キューガル(レギューラ契約の読モ)」といった枠があります。
まとめ
つまり、あえてニコラ編集部が、5月号の”仲間入り”につき、「新モデビュー!」と銘打たなかったのは、もしかしてそれがニコモ(専属)では無いからとは考えられないか。
とはいえ反面、現役アイドルや女優を、WEBメーンで起用したり、準専属的に格落ち扱いするのは、さすがにムダ遣いであり、送り出す事務所側も納得しないはず。
さてさて、次号から仲間入りする2人は、事務所オーデによる正式な新モちゃんなのか、それともニコラの中に新しい名称&立場のモデル枠が新設されるのか、注目されます。