三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

最新部数発表!ニコラ売上減とコロナ禍の関連性

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35最新の部数

f:id:GYOPI:20210707015056p:plain:right:w125今月2日、日本雑誌協会のホームページにて、各雑誌の最新部数が発表されました。

今回のデータは、2021年7月1日~9月30日までに発売された雑誌の1号当りの平均部数

一般的にコロナの影響やネットの普及により、休刊となる雑誌も多い中、ニコラの部数はどう変化したでしょうか。


f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35ニコラ部数の推移

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f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35過去最低を更新

ニコラの最新部数は13万2,383部。グラフからも明らかなように、過去最低だった前回(2021年4月~6月)の13万5,187部をさらに下回る結果となっています。

今回、最低記録を更新し、いよいよ12万台への陥落も視野に入ってきました。

もちろん「過去最低」とは、1996年の創刊時から、ある程度ニコラが軌道に乗るまでの期間を除いた2000年代以降のおおよそ20年を言います。

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35踏みとどまった?

とはいえ、暗い話ばかりではありません。ついこの間、セブンティーンが紙での発行を止めたように、そもそも今はどの雑誌も売れなくなっている時代。

ニコラについて見れば、一気に3万部近くを減らした前々回(1月~3月)や、6,000減らした前回(4月~6月)と比べ、なんとか今回は3,000弱のマイナスに踏みとどまったと捉えることもできるのです。

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35コロナの影響

そして何より大きいのが、ようやくコロナが落ち着きつつあり、人の移動ができるようになってきたということ。

グラフにあるように、ニコラの部数が急激に減った時期は、実はコロナの拡大と全く軌を一にしているのです。

実際、ちょっと前に編集長が「ニコラの売り上げはショッピングモール内の本屋さんが最も大きい」と言っていたように、移動制限こそ最大の敵だったわけです。

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35回復確実

それがいよいよ解除されたということで、次の集計分となる10月~12月は、おそらく部数はプラスに転じるはず。

一番苦しい時期を、休刊にならず何とか乗り越えたニコラは、今後、歴代最強クラスの人気ユニットである高橋快空ちゃん&近藤藍月ちゃんの”かいあき”もいることですし、一気の反転攻勢が期待できそうです。