三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

町田恵里那ちゃんイメモ説

イメモ予想2020最終結

若林真帆ちゃんたち現中3世代を対象とした、2020年度イメモ予想の最終結論です。

今年の場合、高田凛ちゃんの離脱により、候補となるのは全部で5人だけ。

一見すると、予想も例年より簡単そうな気もしますが、さてさてどんなもんでしょう。さっそく検討していきます。


候補は4人に絞られる

まずはイメモ候補から確認していきます。イメモになるためには、基本的に最低でも1回以上の表紙経験が必要です。

実際、現在のイメモ3大ブランド体制がスタートした2014年度以降、この6年間に全部で17人のイメモが存在するわけですが(高嶋芙佳さんは中3&高1と2年連続でラテを担当)、そのうち表紙ゼロでイメモになったのは山本優奏さん、ただ1人だけとなっています。

ということで、残念ながら現時点で世代唯一の表紙ゼロである加藤咲希ちゃんを除外。

そもそも、ガーリー枠からイメモになること自体、至難のワザである点も合わせ、ここは泣く泣く咲希ちゃんを消し、以下残った4人について各ブランドごとに見ていきます。

レピピBOOKから選考

最も候補が絞りやすいレピピから。レピピのイメモになるためには直前のレピピブックに登場していることが必須の条件なのは周知の事実。

すると、2019年のブックに登場した中3は、真帆ちゃん、小林花南ちゃん、そして安村真奈ちゃんの3人だけとなります。

当然、この中からレピピのイメモが選ばれるということで、では3人のうち、最もふさわしいのは誰でしょうか。

レピピ=真奈ちゃん

レピピのイメモといえば、6代目清原果耶さん、5代目久間田琳加さん、4代目永野芽郁さん、2代目古畑星夏さんといったように、ニコラ卒業後に即セブンティーン行きとなる大物を多数輩出している点、とにかくモデル系、もしくは女優系がダンゼン優位。

かつ、歴代イメモの卒業後の活躍を見ると解る通り、イメモになる時点(ニコラ時代)の人気や実績よりも、むしろ「将来性」が、より重視されます。

つまり、ニコラ時代は2番手や3番手でも問題なし。ニコラ部長や生徒会長といった世代トップ級でなくとも全然いいわけです。

そう考えると現在の中3に、れっきとした女優系がいない以上、残る枠はモデル系。これに将来性も加味すると、もはや今回のレピピは完全に真奈ちゃん1択ということになりそうです。

レピピ歴代イメモ一覧

イメモ ニコラ卒業後
初代 川口春奈 ⇒女優専念
2代目 古畑星夏 セブンティーン
3代目 小山内花凜  
4代目 永野芽郁 セブンティーン
5代目 久間田琳加 セブンティーン
6代目 清原果耶 セブンティーン
7代目 泉口美愛 ⇒引退
8代目 黒坂莉那 ⇒現役


エースが配置

続いて、ピンクラテはどうでしょう。この点、今まで何度も繰り返し書いてきている通り、ラテのイメモはエースの指定席。

レピピと異なり、こちらは毎年必ずイメモになる時点での世代人気ナンバーワンが配置されることになっています。

そこで、以下にまとめた「歴代ピンクラテ・イメモ一覧」を見て下さい。これは、初代ラテの高嶋さんから、5代目の藤本林花美愛ちゃんまで、ラテの歴代イメモ全5人について、ニコラ時代の実績(表紙回数・同学年内における人気順)と卒業後の行き先をまとめたものです。

歴代ラテイメモ一覧

イメモ 表紙 人気 その後
初代 高嶋芙佳 17 1位 ⇒Ray web
2代目 鈴木美羽 1位 ⇒POP
3代目 香音 10 1位 ⇒POP
4代目 秋田汐梨 1位 ⇒ST
5代目 藤本林花美愛 6位 ⇒現役


ラテ=真帆ちゃん

この通り、初代高嶋さんから、2代目鈴木美羽さん、3代目香音ちゃん、そして4代目秋田汐梨ちゃんまで、いずれも表紙回数10回前後を記録しているように、完璧に各年度の人気ナンバーワンが就任しています。

2019年度のリリちゃんのみ「違うじゃないか!」と思われるかもしれませんが、それはこれまた繰り返し書いてきているように「代役」だから。

当時、すでにラテに内定していた世代人気ナンバーワンの白井杏奈ちゃんが、直前に太ってしまったうえ、せっかく挽回のチャンスとして用意された3号連続のダイエット企画にすらも失敗したことで、ついに脱落。急遽、リリちゃんに差し替えとなったためです。(⇒参考:ラテ差し替えの経緯

ということで、レピピと正反対に、「将来性」や「卒業後の伸びしろ」は一切無視。とにかくニコモの中で、その瞬間の1番人気が欲しい刹那的なラテ。

そんなラテには、まさに次期生徒会長確定で、表紙回数ダントツトップ。もちろん世代人気ナンバーワンの真帆ちゃんこそピッタリというわけです。

恵里那ちゃんイメモ説

マナレピ、マホラテ。ここまでは、ニコ読の誰もが考えるところであり、取り立てて目新しい予想でも何でもありません。本題はここからです。

今年のイメモ予想の目玉として、うちのサイトでは「町田恵里那ちゃんイメモ説」を提唱してみます。

以下、なぜ恵里那ちゃんがイメモになると考えられるのか。その根拠を、過去の事例も参照しつつ、具体的に示していきます。

かけこみ表紙の法則

まずは、なんといっても「かけこみ表紙の法則」が、恵里那ちゃんのイメモ就任を暗示しています。

最初に書いた通り、イメモになるためには、就任時までに1回以上の表紙経験が絶対条件です。

これを逆から見れば、イメモになるからには表紙ゼロでは格好がつかない。そこで、表紙ゼロのコをイメモに抜擢する場合、とにかく中3の秋から冬にかけて表紙に出して、ゼロを回避する。箔付けといっていいかもしれません。

ということで、論より証拠。こうした「かけこみ表紙」につき、過去の具体例はこんな感じ。以下に示す年表は、中3の秋から年明けの間に初表紙になって、その後、実際にイメモになったケースを年度ごとにまとめたものです。

トレガル世代の初表紙(2018年度イメモ)


涼凪ちゃんの初表紙はイメモ決定後なので参考外

沙良ちゃんがラブトキ

最もわかりやすいのが2018年度のトレガル世代。結果的にラブトキのイメモには南沙良ちゃんが就任したわけですが、その初表紙はこの通り。

なんと、最も遅いのです。それも、年明け2月号ということで、まさにイメモの選考も終盤を迎えるところ。

そんな時期に来ての初表紙の裏には、ギリギリ最後に「トキはサラでいこう!」という決断があったことは容易に想像できるところです。

カノンカヤ世代の初表紙(2017年度イメモ)



青島さんがラブトキ

沙良ちゃんの1年前のラブトキも同様のパターン。2017年度のラブトキイメモといえば、青島妃菜さんです。

上の年表の通り青島さんも、5人しかいない同世代のうちで、事務所オーデによる後発加入の清原さんと並んで、最も遅い初表紙デビュー。

ところが、そこから一気に、アイドルとして活躍する中野あいみさんや、表紙が最も早かった小林恵月さんを抜き、イメモ3枠目となるラブトキの座を獲得したのです。

現高1世代の初表紙(2019年度イメモ)


草野星華ちゃんの初表紙はイメモ決定後なので参考外

リリちゃんがラテ

そしてリリちゃんです。リリちゃんも上記パターンと全く同じで、表紙になったのが同世代で最後。

しかも、それが年明け3月号ということで、歴代かけこみ表紙の中でも、とくに遅い時期となっています。

これはもちろん差し替えの影響によるもので、そもそも「イメモが表紙ゼロでは格好がつかない」からに他なりません。

よって、ガーリー表紙が定番である3月号から、近年で唯一、ガーリーっぽい雰囲気が消えた、極めてまれなケースとなっています。

現中3世代の初表紙は?

とにかくこうして、2017年、2018年、2019年と3年連続で最も遅い初表紙デビューのコがそのままイメモになっている事実は見逃せません。

そこで、現中3世代の初表紙状況はどなっているのかといえば、以下の通り。真帆ちゃんが1番目(2018年4月号)。2番目が凛ちゃん(2019年3月号)。3番目が真奈ちゃん(2019年8月号)。4番目が花南ちゃん(2019年10月号)。

現中3世代の初表紙(2020年度イメモ)


カトサキは表紙未経験なので参考外

トキ=恵里那ちゃん

そして、まだ表紙のない咲希ちゃんを除くと、最も遅いのが恵里那ちゃん(2019年12月号)となっています。

まさに、年末から年明けにかけての時期に、世代最後発で初表紙となったことで「かけこみ表紙の法則」に完璧に合致。

こうして、残るラブトキのイメモは恵里那ちゃんで決まりというわけです。

ラブトキの特性

それだけではありません。第2の理由としては、ラブトキイメモの特性があげられます。

トキのイメモといえば、個性派、クール、世界観といったところが主要なキーワード。

であるなら、その適役はニコラ誌面でもインスタでも、独特の世界観が評判の恵里那ちゃんしかいません。

まさに、誰とも被らない個性を売りにしている恵里那ちゃんこそ、最もラブトキっぽいといえるのではないでしょうか。

特別待遇

まだまだあります。第3の理由として、恵里那ちゃんに対する新潮社編集部サイドの「特別待遇」があげられます。

恵里那ちゃんのニコラ進級といえば、初登場の号(2018年7月号)でいきなりハワイロケメンバーに選出されるという鮮烈なデビューだったわけですが、さすがにこれには賛否両論あったところです。

しかし実は、全く同じ状況がニコプチ時代もあったのです。恵里那ちゃんがプチモのオーデ合格したのが小5の終わり。そして、そこからわずか半年たらず。

まだまだ実績も表紙経験もない新モの恵里那ちゃんが、ニコラ同様、プチでもいきなり沖縄ロケメンバーに選出されているのです(2017年8月号)。

もはやこうなると「何か新潮社の弱みでも握っているのでは?」・・・というのは冗談として、恵里那ちゃんは、おそらく採用面接の際、それぞれの編集部を一発で魅了する何らかの”魅力”を持っているに違いなく、だったらそんな恵里那ちゃんがイメモになるのも自然な流れと言えそうです。

ラブトキ歴代イメモ一覧

イメモ 役職 その後
初代 前田希美(他誌)   ⇒POP
2代目 藤麻理亜 部長 ⇒ST
3代目 岡本夏美 副部長 ⇒ST
4代目 中村里帆 副部長 ⇒Ray
5代目 山本優奏   ⇒引退
6代目 青島妃菜   ⇒YouTuber
7代目 南沙良   ⇒女優専念
8代目 青井乃乃   ⇒現役


終結

以上まとめると、今年のイメモの配置は「マホラテ」「マナレピ」、そして「エリトキ」。

じゃあ花南ちゃんはどうなるのかといえば、そこは今年の濵尾咲綺ちゃんの例を踏襲し、副会長の専任パターンとします。

ということで、すでに出している「生徒会役職予想2020」(マホ会長&カナミ副会長)と併せ、役職とイメモの予想をまとめた最終結論はこの通りです。

ラテ&会長:マホ
  副会長:カナミ
  レピピ:マナ
 ラブトキ:エリナ