三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

イメモの特性をブランドごとに整理する

イメモ予想#1

2023年度のニコラ3大ブランドのイメメージモデルを予想するシリーズです。

今回から年末にかけ、イメモに関する各種データの検討や、予想アンケートの実施を通して、最終的な結論を導きます。

シリーズ初回の今日は、予想をする上で最低限必要となる基礎知識編ということで、各ブランドごとに最新の傾向を見ていきます。


今日のテーマ

今日のテーマは、レピピアルマリオ、ピンクラテ、ラブトキシック、それぞれのイメモの特性についてです。

それぞれ、どんなタイプのニコモが配置される傾向があるのでしょうか。

そこでまずは、各ブランドの力関係&読者人気から確認します。以下の「好きなブランドランキング」を見て下さい。

好きなブランドランキング



ランキングの見方

このランキングは、毎年ニコラ1月号に掲載される、読者による人気投票企画のうち、「好きなブランド部門」の結果を、過去10年分まとめたものです。

とくに、イメモを擁する3大ブランドについては、レピピを赤色で、ラテを緑色で、ラブトキを黄色で囲んでいます。

読者人気はレピピ

するとこの通り。もう、過去10年のうち、9年にわたって1位を獲得しているレピピが、圧倒的な人気ブランドであることが分かります。

一方、ラテとラブトキは、1位レピピとの間にWEGOを挟んでの3位争いを繰り広げていたものの、ラテは2020年以降に、ラブトキは2021年に、そろって5位からも外れ、今や圏外となってしまっています。

イメモもレピピ優位?

では、イメモの配置も、そんな読者人気に従ってレピピ1強。つまり、レピピにこそ各年のトップモデルが配置されているのでしょうか?

その答えを、各ブランドのイメモにつき、世代内の序列役職就任状況卒業後の行き先の3点をまとめた、最新データを使って検証します。

データの見方

以下に示すイメモデータは、最高学年による1期1年限定の「イメモ3大ブランド体制」がスタートした2015年度以降の各年についてまとめたものです。

「世代人気」は、主に表紙回数を基に、同学年内における1番人気、2番人気、3番人気を、名前の右側に白抜きの数字で入れました。

「役職」は生徒会長を赤色で、副会長を緑色で入れました。

「卒業後の行き先」については、主要な進路とされるSeventen行きをオレンジ色で、Popteen行きを青色で入れました。

イメモDATA



具体例

具体的に見てみると、例えば2021年度は、レピピのイメモが林芽亜里ちゃんです。

芽亜里ちゃんの名前の右には、白抜きで「1」とあるように、芽亜里ちゃんが世代1番人気であったことを表します。

また、名前の下段には、左側に「副」とあるように、役職は副会長であったことを表します。

同様に、隣の阿部ここはちゃんは、名前の下の右側に「⇒POP」と書いてある通り、卒業後にPopteenへ行きました。

序列表記は3番手まで

なお、同じ年のラブトキのイメモである深尾あむちゃんの名前の右には、白抜きの数字がありません。

これは、05世代の3番人気が野崎奈菜ちゃんだったためです。

奈菜ちゃんは、人気こそ十分だったにも関わらず、残念ながら身長が足りなかったことにより、イメモになることは出来ませんでした。

ということで、こんな感じで一覧を見ていって下さい。

役職はラテ上位

そうすると、読者からの人気とは異なり、必ずしもレピピにだけ人気モデルが集中して配置されてはいないことが分かると思います。

むしろ、ここはちゃんはじめ、現会長の関谷瑠紀ちゃん、香音さん、鈴木美羽さんなどなど、会長職は、ラテのほうが断然多くなっているのです。

レピラテ同格

さらに、卒業後の行き先にも注目です。レピピ側がセブンティーン3人のみであるに対し、ラテ側はポップ3人に加えセブンティーン1人となっている点、役職同様、こちらもラテが、レピピを上回っているのです。

要は、ブランド自体の人気と、配置されるイメモの格は一致しないということ。

読者から圧倒的に支持されるレピピに向け、自動的に世代ナンバーワンが配置されるわけではなく、両ブランドのイメモは最低でも同格。見方によっては、ラテのほうがやや上位といえるかもしれません。

ラテ優遇の理由

ちなみに、読者からの人気は圏外であるラテが、どうしてそこまで優遇されるのか。その裏にあるのは、編集部との”距離の近さ”です。

ラテを展開するワールド社は、ニコラに対する大口スポンサーとして、もうずっと前から「nicolaネット」にバナー広告を出稿したり、各イベントに協賛したり。

つまり、お金を出してくれるところには、トップモデルが優先的に割り当てられるという仕組みです。

トキ冷遇

なお、残ったラブトキですが、こちらはレピピ&ラテと比べると、明らかに格が落ちます。

なにしろ、2015年度のイメモである中村里帆さんを最後に、以後は7年連続で役職の獲得はゼロ。副会長すら出せていません。

卒業後の進路も、セブンティーン&ポップに1人も送り込めていないのです。

序列3番手以下

ラブトキ出身といえば、南沙良さんこそ、いま女優として活躍中ではありますが、その他メンバーは総じてパッとしない印象。

こうして、本来なら読者人気はラテと同格であるはずなのに、世代1番人気&2番人気がイメモとして配置されたことが1度もないように、明らかに冷遇されていることが分かります。

まとめ

ということで以上、3大ブランドのイメモの特性を詳しく見てきましが、どうだったでしょうか。

今日のポイントをまとめるとこんな感じ。今後、イメモを予想する際に、ちょっと参考にしてみて下さい。

(1)イメモの質はレピピとラテが同格
(2)ラブトキは序列3番手以下の指定席