◆ST行き予想シリーズ3
今年のニコラ卒業生は、黒坂莉那ちゃんたち現高1世代の7人に、高田凛ちゃんを加え、合計8人。
そうなのです。実は凛ちゃんにも、卒業生としてセブンティーン行きの資格があったりするのです。
ということで今日は、ニコラ卒モによるST加入を予想するシリーズの第3回。卒業の背景から読み解く、まさかの「凛ちゃんST説」です。
◆今日の課題
まずは、これまでの予想の経緯を整理します。第1回では、過去の傾向から「STに行くための3条件」を導き出しました。(⇒第1回)
第2回では、その条件を各高1モに当てはめ個別に検討。結果として、今年は「ST行きの該当者ナシ」という結論に達しました。(⇒第2回)
そして今回。隠れキャラとして、まだ凛ちゃんが残っていたということで、以下、そんな凛ちゃんがST行きとなる可能性について考えていきます。
◆ニコラを卒業する理由
そこで凛ちゃんの卒業メッセージに注目します。ツイッターや本誌に掲載された、凛ちゃん自身が語るニコラを卒業する理由は「新しい夢に向かって」。
卒業とともに芸能活動を終えた宮原響ちゃんや泉口美愛ちゃんのように、引退や活動休止とはひとことも言っていません。
「新しい夢=新しい活動の場」と解釈すると、たとえそれがセブンティーンであっても全く不思議ではないのです。
◆卒業の背景
では、そもそもなぜ凛ちゃんはニコラを中途半端な形で卒業することになったのでしょうか。
この点、今のニコラの編集長は、たとえばTNMでは全員に等しくチャンスを与えたように、やる気のあるコや努力するコを重用します。
反面、努力しないコや何度言っても聞かないコには容赦なし。ダイエット企画を失敗した白井杏奈ちゃんが良い例で、当時人気ナンバーワンであったのにも関わらず、イメモからも生徒会の役職からも完全に外したうえ、以後は表紙や大型企画に一切出さないという徹底っぷり。
であれば、ニコモとして最も大事な中3という時期に半年も休養したかと思えば、復帰早々に中3モ連載を体調不良でお休みするなど、散々編集部を振り回し迷惑をかけた凛ちゃんについて、プロ意識に欠けると判断されても仕方ないわけです。
よって今後、イメモもになれない、生徒会の役職に就けないことはもちろん、重要な企画にも呼ばれないであろうことは容易に想像できます。
◆モデルは天職
このまま卒業までの残り1年ちょっとを、それこそ杏奈ちゃんのように、あくまで人気はあるのに表紙やファッションページに出ることなく、モデル業とは無関係のニコ学原作やらMV監督ごっこ、オーデ応援隊長といった、”窓際・干され”で過ごすのか。
だったら、「新しい夢」に向かって一念発起。改めて1から出直す意味で、セブンティーンに挑戦するという選択も十分ありうるのではないでしょうか。
実際、初めて凛ちゃんの撮影を担当したカメラマンの誰もが、それまでの”ふにゃふにゃ状態”から、モデルとしてのスイッチが入った瞬間、”プロのモデルとしての姿”への変貌に驚かされるといいます。
まさに凛ちゃんにとってモデルは天職。こんなところで中途半端にあきらめるとは考えられず、凛ちゃん自身も続けたいという気持ちが強いはずです。
そしてその場は、凛ちゃんの性格からしてもバトル企画でモデル同士が人気を競い合うポップティーンではなく、当然セブンティーンとなるわけです。
◆自由契約
では他方、編集部としてはどうなのか。途中卒業という異例のケースにつき、凛ちゃん&事務所サイドとの話し合いには、どういった態度で臨んだのでしょうか。
すると、おそらく編集部の方針としては、プロ野球でいう「自由契約」。卒業までこのままニコラにとどまってもいいし、他誌への移籍も妨げない。ただし、とどまっても戦力外とは言わないまでも重用はしない。
新たな活躍の場を求める凛ちゃんサイドと、去る者を追わない編集サイド。こうして、両者合意のうえ、途中卒業が決定。2月号では特別に卒業式までやってもらって、円満卒業に至ったと考えられます。
◆チャンスは3回
とはいえ、いくら凛ちゃんがST行きを目指そうとも、ちょっと行きたいと思えばだれでも行ける。さすがにセブンティーンは、そんなに甘いものではありません。
そこで凛ちゃんが、今年中のセブンティーン移籍を実現するために挑戦すべき(すでに挑戦した)3つの機会があります。
まずは第1に、去年の年末に実施された「前期の事務所オーデ」で、受かっていたら2020年3月号加入。2つ目は「ミスセブンティーン2020」で、こちらは7月号発表のファイナリストに残れるかが勝負。そして3つ目が「後期の事務所オーデ」によるもので9月号加入となります。
ということで、次回「ST行き予想シリーズ最終回」では、凛ちゃんST移籍プロジェクトにつき、セブンティーンの新モ採用の時期&傾向を加味しつつ、それぞれの手段ごとに実現性を検討します。