◆イメモ予想の前に
今週末には、来年のイメモ予想の最終結論編を予定しています。そんなわけで現在、イメモ予想の投票を受付中です。
また投票してないという人は、ぜひこちらの投票サイトに行って、3つのブランドそれぞれにつき、自分の予想するニコモちゃんを選び、投票してみてください。
⇒イメモ投票
◆まずは部長を予想
さて、ここからが本題です。そもそも、イメモの発表は2018年の6月号。で、その直前の5月号では、もう1つの大イベントである部長&副部長の発表があるわけです。
であれば、イメモより先に、部長の予想をしておく方がいいのかもしれません。なにより、部長(&副部長)は100%、必ずどれかのイメモになることが決まっているのですから。
ということで、まずは次の部長の予想を決めてから、イメモの予想に入るのが自然の流れといえますので、今日は急遽、部長&副部長予想の最終結論編となります。
◆過去の部長&副部長
予想の基本は、例によって過去に学ぶ。そこで、新たに副部長ポストが新設された2014年度以降に限定し、過去4年分の部長&副部長コンビにつき、その選出過程をパターン分けしてみます。
パターン分けは、「オーデ出身」か「プロダクション組」かで大分類し、そこからさらに「単独エース1強型」「ライバル2強型」に小分類します。
◆歴代部長&副部長リスト
◆オーデ1強パターン
まずは2014年。この年は、最終的な表紙回数15回と、ニコラ史上歴代5位の実績を誇る大エース小山内花凜さんの独壇場。
続く2015年も、その小山内さんのオーデ同期で表紙回数17回、通算200号ではピン表紙を任された高嶋芙佳さんがダントツのトップ。
こうして、2014年度&2015年度は、それぞれ圧倒的なエースがいたため、事前にニコ読の誰もが、次なる新部長を簡単に予想できた「オーデ=1強型」となります。
◆ライバル2強パターン
これに対し、2016年度の部長レースは情勢が一変。すでに、このころからニコラを読んでいて、詳しく知っている人も多いかと思いますが、オーデ同期で、それぞれ読者から圧倒的な支持を受ける「みうりん」の2強ライバル対決。
結果、最終的に鈴木美羽さんが部長となるわけですが、久間田琳加さんも一歩も譲らず、まさに最後の最後まで、いったいどっちが部長になるのか、誰も分からない状態だったわけで、まさしく「オーデ=ライバル型」の典型となります。
◆非オーデ2強パターン
続いて、今年はどうだったか。ご存知の通り、オーデ組に目ぼしい存在はなく、両者ともに加入時期が中2という、後発のプロダクション組である清原果耶ちゃんと香音ちゃんとの一騎打ち。
注目の結果はと言うと、もともとユニット名「カヤカノン」として、読者の間でも定着していたところ、直前の4月号でその呼称が「カノンカヤ」にひっくり返り、大逆転。そのまま、香音ちゃんが部長の座を勝ち取ったのは記憶に新しいところです。
こちらは、部長&副部長がそろってプロダクション組に独占された、ニコラ史上で初となる「非オーデ=ライバル型」となります。
◆では、来年は?
それでは、現中3はいったいどのパターンにあてはまるでしょうか? どのパターンに最も近いといえるのでしょうか?
すると、表紙回数からも、うちの人気投票の結果からも、本誌の登場数からも、明らかに次期部長は川床明日香ちゃんと秋田汐梨ちゃんによる2強対決。パターンとしては、まさに「オーデ=ライバル型」といえます。
では、過去のオーデ2強対決の場合、具体的にどう決着したのでしょうか。ここで改めて、2016年度のみうりん対決を、詳しく振り返ってみます。
◆みうりん対決
◆鈴木さん優先
鈴木さん、久間田さんは、いずれもオーデ16期(2012年組)。同期ということで、丁々発止。抜きつ抜かれつ、最後までライバルとして争ったと考えられがちですが、実はそうではなかったりします。
上記の比較表の通り、表紙も、ハワイロケも、初ピン表紙も、レピピBOOKも、100質も、もう全部が全部、鈴木さん優先。全てにおいて鈴木さんが先行していたのです。
ということで、明らかに編集部は、かなり前の段階から、「将来的には鈴木さんを部長に」と考えていたことがわかります。
ちなみに、ニコラ最後の1年で、久間田さんが表紙回数を大逆転。読者人気も、若干ですが上回ったようで、実際その後、久間田さんは直行でST行き。対する鈴木さんは、一歩遅れてPOP行きとなっています。
◆アスシオ対決
◆編集部の意向は?
明日香ちゃんvs汐梨ちゃん。みうりん対決とは違い、2人は同期でなく、加入時期は明日香ちゃんが1年先行。
よって、初表紙も明日香ちゃんが先となりますが、とはいえそれも僅か数ヶ月早いだけ。その他、ハワイは一緒だし、表紙回数にいたっては、すでに今月号で逆転されてしまっています。
こうしてみると、みうりん対決のときのように、編集部の確固たる意向を全く見い出すことが出来ない反面、もはや勢いは完全に汐梨ちゃんにあるようにも思えます。
◆過去のデータが役に立たない?
ようするに、せっかくここまで検討してきた過去のケースが役に立たないわけです。となれば、ちょっと強引ですが、最後の頼みは2人の関係性と部長適性。
この点、明日香ちゃんがニコモ歴的に1年先輩なのはもちろん、汐梨ちゃんは、オーデ合格時のアンケートに、憧れ&目標として「アスカちゃん」と名前をあげてたり、合格後はまるで姉と妹のような関係であることがヒントとなりそう。
加えて、編集部のコメントとしても、たとえば2016年6月号の全モ名鑑にて、明日香ちゃんのことを「これからのニコラを引っ張る若モのリーダー」としている点も見逃せません。