◆ST行き予想
今年のニコラ卒業生によるセブンティーン行きを予想するシリーズの結論編です。
果たして、次の9月号から新たにSTモデルとなるのは、秋田汐梨ちゃんなのか、南沙良ちゃんなのか、それとも川床明日香ちゃんなのか。
まずは前提として、単独か複数か人数を確定させた上で、具体的に誰が行くのか検討していきます。
◆ニコラ枠の数
前回も使った「ST新モ加入年表」を、こんどはニコラ出身限定版に改めたので、ちょっと見て下さい。
この通り、2013年以降、必ず1人以上がST行きとなっているわけですが、注目すべきはやっぱり人数。
毎年1人を基本に、2人同時が1回(2015年)。また、時期をずらして同じ年に2人加入したケースも1回(2014年)あることから、一見すると、「汐梨ちゃん+沙良ちゃん」といったダブルも可能なように思えます。
◆ニコラ出身限定ST新モ年表
◆ダブルも有り?
では、今年の場合、ホントにダブルもあり得るのでしょうか。そこで、これまた前回使った「ニコラ出身ST行き実績一覧」の登場です。
この一覧は、2013年以降にニコラを卒業し、ST行きを果たした全8人について、それぞれのニコラ時代の実績として、「高1時の役職」「イメモ」「ニコラでの通算表紙回数」についてまとめたものです。
◆ニコラ時代の実績一覧
◆ST行きの条件
こうしてみると、ニコラ卒業生枠として特権的にSTに行くためには、ニコラ時代に表紙回数7回以上で、イメモ実績が必須条件。加えて、部長・副部長経験者であればさらに有利となります。
ただし、これには唯一例外があって、2015年の黒崎レイナさん。黒崎さんは、表紙実質ゼロ(卒業時の1回のみ)で、役職もイメモも未経験でした。
であれば、2015年の正規ニコラ枠は岡本夏美さんであり、黒崎さんのケースはニコラ枠というより、当時の所属事務所である研音主導による事務所オーデを経ての加入と考えるこができそうです。
これと同様なのが、2014年の藤麻理亜さんのケース。この年、ニコラ枠として7月号で正規加入の飯豊まりえさんに対し、藤さんは異例となる11月号加入である点、やはりニコラ枠としてではなく、当時の事務所ライジングの仲介による事務所オーデ(顔見せ)と考えられます。
◆1年につき1枠
こうして、黒崎さんと藤さんの2人は、ニコラ卒業生枠ではなく、事務所オーデ枠であることがみえてきました。
ということで、なんのことはない。ニコラ⇒ST行きは、1年につき原則1人。いってしまえば、毎年1枠限定と解釈するのが正しいのです。
以上、今年の加入枠を1人と確定できたところで、では具体的にそこに入るのは誰になるのか。続いて、ヒトについて検討していきます。
◆TRGLから誰が行く?
次に示すのは、今回新たに作ったトレガル7人のニコラ時代の実績一覧です。形式は、上に出した卒業生の実績一覧と同じです。
◆TRGL実績一覧
◆アスシオの一騎打ち
すると、ここからあっさり2人に絞ることができます。表紙の最低ラインである7回をクリアしているのは、明日香ちゃんと汐梨ちゃんの2人だけなのです。
汐梨ちゃんとST行きを争うライバルとして、または、汐梨ちゃんとダブルでST行きが期待される沙良ちゃんですが、こうして実績面からは、惜しくも落選となてしまいます。
イメモこそギリギリで引っかかったものの、アスシオの3分の1となる表紙3回はさすがに少ないし、なにより引退した美愛ちゃんの5回はもとより、無役である響ちゃんの4回にすら及びません。
よって、いくら沙良ちゃんが女優として将来有望であったとしても、TRGL世代序列5位では、ニコラの代表1枠に入るのは厳しいといえそうです。
◆イメモ優位
では、沙良ちゃんを消したところで、同じ表紙9回で並ぶ明日香ちゃんと汐梨ちゃんのどっちを取ったらいいのでしょうか。
この点、過去のST行きにつき、イメモ実績が必須条件であることはすでに証明済み。
であれば、もう、とくに深く考えることもなく、今年のニコラ卒業生代表は、単純に”汐梨ちゃん確定”でいいのではないでしょうか。
◆汐梨ちゃん単独説
こうして、「表紙紙9回」に「ラテイメモ」と2条件に合致する上、ドラマ『3年A組』はじめ女優としても活躍中。
加えてなにより、同学年7人の中で、ニコラ時代の読者人気は汐梨ちゃんが常に1番であったというのも心強いところです。
ということで、今年のニコラ卒業生によるセブンティーン加入は、2016年の永野芽郁さん以来3年ぶりとなるスターダスト所属から秋田汐梨ちゃんの単独。この1点予想としてみます。