◆もうすぐプチモオーデ
ニコラの専属モデルオーディションの応募が、先月締め切られました。そうすると、次に来るのがニコプチのオーディション。
8月22日発売の10月号に応募用紙が付いてきて、本誌の発売と同時に応募受付もスタートとなります。
ということで、年に1度のプチモオーデを1ヶ月後に控えた今、ここで改めて合格するために必要な身長について考えます。
◆歴代プチモオーデ合格者の身長
◆一覧の見方
上の一覧表は、2012年実施の第1回から、去年の第5回まで、歴代プチモオーデ全5回分の合格者28人について、プチモデビュー時の身長をまとめたものです。
合格者のうちで最も高かったのは? 低かったのは? 合格の最低ラインは? 平均は? 以下、それぞれの各テーマごとに、見ていきます。
なお、身長については、応募条件の中に「身長145cm以上」とハッキリ明記されてています。
◆最高は166cm
オーディション出身の全28人中、合格者として誌面に初登場したときの身長が最も高かったのは、第5回オーデ合格で、現役の前田優衣ちゃん。
優衣ちゃんは166cmということで、合格者中で唯一の160台にして、2位の松田りおなさん(158cm)に8cmという、ぶっちぎりの大差です。
2017年2月号で加入すると、新人ながらイキナリ夏目璃乃ちゃん(当時168cm)に次ぐ、現役プチモで2位という高さ。
現在は、そこから167cmと1cm伸ばしたところですが、卒業まで残りあと半年。さてさて、現役のうちに170の大台に届くのか、期待されます。
◆最小は143cm
一方、合格時に最も小さかったのは誰でしょうか。すると、このたびジェニィラブイメモも決定し、次の表紙候補とされる琴楓ちゃんで、合格時143cmとなります。
と、ちょっと待ってください。たしか、ニコプチのオーデでは、身長145cm以上が応募の条件であったはずです。
この点、琴楓ちゃんについては、初登場となる2月号において、身長が2通り記載されていたことは有名です。合格発表ページには145cmとあり、巻末プロフィールには143cm。
当然、どちらかがミスであり、どちらかがホントの数字。さあ、いったいどっちが正しいのでしょうか?
◆実は足りていないケース
琴楓ちゃんの巻末掲載プロフィールは、デビューとなる2017年2月号で143cm。続く4月号では144cmと1cmアップ。次の6月号では144cmと現状維持。
こうして、各号ごとに着実に伸びが反映されている点、また、3冊も連続で、編集部がデータを間違うということは、おおよそ考えられない点、琴楓ちゃんのデビュー時身長は143が正しいといえます。
他方、歴代で2番目に小さい阿部ここはちゃん。ここはちゃんは、デビュー時、応募条件ピッタリの145cmですが、それ以後の伸びがちょっとだけ不自然。
具体的には、デビューの2月号、次の4月号、次の次の6月号と、半年ずっと145cmのまま。そしてそして、ようやく8月号になって146cmへと1cmアップします。
ここはちゃんの現在は154cmまで伸びているように、そもそも伸び盛りの小5(当時)の女の子が、半年もゼロ成長ということはありません。
加えて、プチモ合格の直前における所属事務所の公式プロフィールが「138cm」だったことを考えると、琴楓ちゃん同様、これまた多少足りていなったと考えるのが自然です。
◆小春ちゃんのケース
また、プチモ卒業生伊藤小春ちゃんのケースも興味深い話があります。小春ちゃんは、2014年の事務所オーデに合格し、プチモになったわけですが、実はその前年。2013年(正確には2012年の終わり)には、一般のプチモオーデを受けていました。
で、みごと書類審査を突破し、いよいよ最終面接。と、そんなとき。自分の身長が138cmであり、応募条件に達していないことに気づきます。
それでも、フツーに2次審査をこなした小春ちゃん。残念ながら、最終合格とはなりませんでしたが、無事に翌年事務所オーディションによりリベンジを果たしたわけです。
◆身長制限は実はアバウト
とまあ、ことほどさように、ニコプチのオーデの身長制限は、実にアバウト。そもそも、身長というのは当然に伸びが見込めるわけで、1ミリ単位で測定し145に達していなかったら即アウトというのはナンセンス。
多少、基準に足りていなくても、将来性抜群のコがいたら、専属モデルに採用したいというのは人情です。このあたり、編集部も臨機応変に対応していることが分かります。
ということで、琴楓ちゃんやここはちゃん、小春ちゃんのケースから、このプチモオーデの身長制限は、145cmに1ミリでも足りない場合は即不合格といったような絶対的な基準ではなく、あくまでも1つの目安に過ぎないということがみえてきます。
◆合格者平均149.9cm
最後は平均身長について。歴代プチモオーデ合格者28人の平均はというと149.9cm。ちょっと意外ですが、150cmにも届いていません。
下は琴楓ちゃんの143から、上は優衣ちゃんの166まで、23cmの幅がありますが、その内実は140台が15人。150に達していないコだけで、合格者の過半数を占めていることになるわけです。
◆まとめ
ニコプチのオーディションは、合格平均からもわかるように、140台こそが普通。もっといえば、実際145に達していなくても、受かっちゃうことだってあるわけです。
ということで、いよいよ1ヵ月後に迫った今年のオーデ。なんといっても年に1度のチャンスで、逃すと来年までないのは確実だし、来年も絶対に実施されるという保障もありません。
であれば、身長がギリギリでも、もしくは多少足りなくても、とにかくチャレンジ。特に身長については、今日見てきたようにかなりアバウトですので、あまり気にせず、ぜひ積極的に応募してみて下さい。