三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

ニコラの影響?プチモオーデの身長制限が変わった!

プチモオーデ募集開始

f:id:GYOPI:20160706030554p:plain:right年に1度のプチモになるチャンス。第6回ニコ☆プチモデルオーディションの応募受付が始まっています。

応募用紙は、いま発売中のニコプチ10月号を買うか、特設サイトから無料ダウンロードするかして、手に入れてください。

で、ポイントは、今年のオーデから身長制限ルールが大きく変わったということ。ぜひ、応募する前にどこがどう変わったのか、確認しておきましょう。

大幅に緩和

過去5年、これまで5回にわたるプチモオーデでは、応募できる身長は、全ての回で一律145cm以上となっていました。それが、今年は140cm以上と5cmも緩和。今まで以上に、応募しやすくなりました。

先月の日記「実はユルユル身長制限」で取り上げましたが、うちが指摘するまでもなく、第5回オーデでは琴楓ちゃんが、その前の回では阿部ここはちゃんが、それぞれ145cm未満で合格したことは、プチ読の間では周知の事実。

こういったことが、ネットを通じ広く知られるようになったことも1つの要因だとは思われますが、それ以上に、編集部としては、より多くの応募者を集め、その中からより可能性&将来性あるコを採用したい。

身長制限を緩和して、門戸を広げることで、応募総数を増やし、オーデ自体のレベルの底上げを計りたいといった狙いがあるのは明白です。

緩和は当然

そもそも、現在の女子小学生の全国平均身長は小5で約140cm。小6では約146cmとなっています。

これに、前回までの最低基準である「身長145cm以上」を適用するとどうなるか。必然的に、多くの、というか、ほとんどの、将来有望な小4&小5のモデル志望者が、応募すらできないという状態になってしまっていたわけです。

応募できるのは、あるていど身長の伸びた小6か、もしくは、クラスで飛びぬけて大きい、一握りのモデル向きの小5のみとなってしまいたのです。

小6が半数を占める異常事態体

実際、前回の第5回プチモオーデの結果を見てみましょう。合格者6人のうち、前田優衣ちゃん、町田恵里那ちゃん、そして平原かのんちゃんの3人が小6ということで、実に半分を占めているのです。

では、これの何が問題なのかというと、小6合格では、とにかくモデルとしての稼働期間があまりに短すぎるのです。

具体的には、ニコプチは中2の6月号で一律に卒業というルールがあるので、小6で合格した人は、わずか1年ちょっとで、すぐに卒業となってしまうのです。

ようやく読者に浸透し、いよいよ人気が出始たと思ったら卒業。せっかくモデルとして1人前に育ってきたと思ったら卒業。こんな非効率的なことはありません。

時代は低年齢化

そこで、合格後、プチモとして少なくとも2年以上の稼働が期待できる小4や小5の応募を広く促す意味でも、今回の身長制限の緩和は必然。むしろ、遅すぎたともいえるのです。

ちなみに、1日に発表されたばかりの、今年のニコラのオーディションの合格者さん。全6人のうち、中1はわずか1人だけで、小6が最多となる4人。さらには小5が1人という構成でした。

去年のニコラの小6合格は、若林真帆ちゃん1人だけだったわけで、小学生枠が一気に5倍となった今年は、もはやプチモオーデかと見まごうほどの低年齢化

ともかく、こうしてニコプチ直系のお姉さん誌ニコラが小6をメーンにしてきているのだから、ニコプチは小5&小4を合格者のメーンにすえてくるのは必然の流れといえます。

まとめ

平均身長からも分かるとおり、プチ読世代に最も多い身長帯は140cm前後。「自分は142cmだから・・・」とか「あと1cm足りない」とか、応募を躊躇していた人が、今回の改正によって、迷わず応募することができるようになりました。

そもそも、身長は自然と伸びるもの。応募の瞬間に、たった1cm基準に達していないからという理由だけで、将来性あるコを弾く一方、もはや先の無い小6ばかりが合格するオーデは不合理です。

そんなプチモオーデの、長年の弱点が改められた今回。おそらく小5世代こそが合格の中心となるはずで、さらには次期エース確定の林芽亜里ちゃん以来、2年ぶりとなる小4合格も期待できるところ。

合格発表を、パッとひと目見て「うわぁ!今年の合格者のレベル高っ!しかも若っ!」と思わされるような、これまでにないオーデ結果を期待したいと思います。