◆敗者復活
先週、今年のオーデの結果通知が終わったわけですが、落ちてしまった人がほとんどではないでしょうか。
ですが、今年のニコラ卒業生である町田恵里那ちゃんも、実は今から5年前のオーデ落選者だったりします。
では、恵里那ちゃんはそこからどうやってニコモになったのか。今日は、オーデに落ちてもニコモになれる方法を紹介します。
◆ニコラ落選⇒プチ合格
恵里那ちゃんの場合、小6のときに応募した第20回ニコモオーデ(2016年実施)に落選します。
しかしそれであきらめず、すぐに目標をニコプチに切り替え、直後の8月からスタートした第5回プチモオーデ(2016年実施)に応募。みごと最終合格を果たします。
ちなみに、恵里那ちゃんと一緒に受かったプチモ同期には、今を時めく「あんきの」こと田中杏奈ちゃん&藤村木音ちゃん、さらには瀬戸琴楓ちゃんまでいるように、まさに5期はニコプチ史上で最もレベルの高かった伝説の回とされています。
◆プチモになる
ともかく、そんな高レベルなオーデに受かり、プチモになった恵里那ちゃん。
もちろん最終的な目標は「ニコモになること」ですので、そこからさっそくニコラ進級を目指すことになります。
ただし、恵里那ちゃんは合格時すでに小6であり、杏奈ちゃんや木音ちゃんたち同期より1コ上。プチモとして残された時間も1年半とごくわずか。
しかも、当時のニコプチには、さっそく頭角を現しつつあった前年合格の「めあここ」に、高田凛ちゃんなどなど、豪華メンバーがそろっていて、まさに全盛期といったところ。
さてさて恵里那ちゃんは、そんな中にあって無事に進級枠を獲得できるのでしょうか?
◆進級面接を突破
結論から言えば、進級の本命候補だった凛ちゃん&安村真奈ちゃんのツートップと共に、恵里那ちゃんも進級面接を突破。
なんとか3枠目に滑り込み、念願であるニコモになるという夢を実現したのです。
とはいえ、その裏には、恵里那ちゃが目標達成のため入念な準備をしていたことが分かるエピソードがあったりします。
◆事務所オーデという保険
「進級がダメだったら、事務所オーデを受けるつもりだった」
後にこう語っているように、恵里那ちゃんのニコモになるという思いはホンキもホンキ。しっかり準備をしていたものでした。
中2の夏に加入するプチモ卒業生を対象とした進級面接に落ちたら、最終手段として事務所の売り込みによる事務所オーデも考えていたというわけです。
この点、恵里那ちゃんの発言が50質に掲載された当時、「中2の秋以降に加入だと遅すぎるのではないか」「事務所オーデの中2採用って実現可能なの?」といった声があったのも事実です。
◆最終手段
しかし、そこは恵里那ちゃんが所属する事務所がボックスコーポレーションであることが生きてきます。
事務所オーデといえば、現役ニコモで唯一の合格者である凛美ちゃんや、その前の草野星華さんはじめ、中1加入が通常パターン。
そんな中、事務所の先輩である駒井蓮さんだけが、中2も終わりに近い年明け1月号加入という、歴代で最も遅い加入なのです。
要は、中2で進級落選後、秋のみならず、冬になってからでも事務所オーデによる加入が可能であるということ。恵里那ちゃんは、そこまで分かった上で、計画を立てていたわけです。
◆完璧な作戦
まさに、ニコモオーデ⇒プチモになって進級面接⇒最終手段としての事務所オーデの3段構え。今あるニコモになる手段をすべて利用する作戦でした。
恵里那ちゃんの場合、進級面接で受かったため2段階でストップしましたが、もし進級に落ちていたら、必ず事務所オーデを受けて、おそらくはその熱意により合格していたはずです。
◆確率の問題
こんな感じで、ニコモオーディションに落ちても、恵里那ちゃんのような方法で、改めてニコモに挑戦する機会の存在が見えてきました。
もちろん、ニコラ1本に絞り、落ちた翌年のニコモオーデに再挑戦してもいいですが、そこは確率の問題です。
ニコラのオーディションは合格確率10,000万分の5。対して、いったんプチモになったなら進級確率8分の2。さらに保険として事務所オーデもあるのですから。
◆使えるものは使う
ということで、恵里那ちゃんのケース含め、以上まとめると、使えるものは使うというのも十分アリ。
もし、今回ニコラに落ちてしまったという人で、小5か小6の人は、来月からスタートする第10回プチモオーデへの応募を考えてみてもいいかもしれません。
そして、ニコプチに受かったら受かったで、プチモとしてがんばって結果を残し進級を目指す。落ちたら落ちたで来年のニコラに再び挑戦する。
まだまだ時間はありますので、自分なりにちょっと考えてみてください。