三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

【29期オーデ必勝法】ニコガ賞の新設で最も割を食うのは誰?

ニコガ賞

今月から募集が始まった29期ニコモオーデの重大なルール変更として、《ニコラガールズ賞》の新設があります。

去年の場合、最終合格できなくても、ファイナリストに残りさえすれば、希望者全員がニコガになることができました。

それが今年は、最終合格を逃したファイナリストを対象に《ニコガ賞》を出すという形で、その受賞者だけがニコガになることができる、いわば選抜制となったわけです。

では、このルール変更で割りを食うのは誰なのか。今日は、《ニコガ賞》新設による最大の被害者について考えます。


一般応募が受難

結論から言えば、最も割を食うのは芸能事務所に所属していない一般応募で、ニコラガールズ狙いだった人となります。

ニコガになれば、常に毎号の誌面に登場できる上、一流の事務所に所属できる。

実際、去年のオーデを経てニコガになった佐藤彩葉ちゃんは《オスカー》、小林凛々愛ちゃんは《プラチナム》、髙野ここりちゃんは《サンミュージック》、村田結ちゃんは《ツインプラネット》といったように、続々と所属先が発表されているところです。


ファイナリスト狙い

要は、1万人の応募者の中から、4人の合格枠に入るのはさすがに厳しい。

しかし、1万人の応募者の中から、18人のファイナリストになら、なんとかギリ入れるかもしれない。

そこで、無謀な《最終合格狙い》というより、もうちょっと現実的な《ファイナリスト狙い》という戦法があったわけです。

踏み台戦法

とにかく、芸能デビューという大きな目標のため、取りあえずニコラのオーデに応募。

なんとか18人のファイナリストに残って大手事務所を紹介してもらい、ニコガの活動と並行して、自分が本来やりたかった女優やタレントといった芸能活動にも取り組むといったものです。

ちなみに、この《踏み台戦法》最大の成功例が、2021年オーデの池端杏慈ちゃん。

当時、まだニコガ制度こそなかったものの、杏慈ちゃんはニコラを読んだことすらない状態で一般応募一発で最終合格レプロ所属女優デビュー。夢を実現させ、ニコラ卒業後も大活躍しています。


大きな誤算

ところが今回、最初に書いた通り、ルール改正によってニコラガーズには、編集部から選ばれたごくわずかの人しか就任できないことになってしまいました。

事務所に所属するため、または、芸能デビューのため、一般応募でニコモオーデに挑戦しようと思っていた人にとって、これが大きな誤算だったのは間違いないところ。

となると、狭くなったニコガ枠を承知の上で挑戦するのか。それとも、間もなく締め切られる「ミスセブンティーン2025」や、その他のオーデも視野に入れるのか。戦略転換が迫られることになりそうです。