読モ新設
ニコラ2025年1.2月合併号では、新たに誕生した専属の読者モデル《ニコラガールズ》がおひろめされました。
そんなニコガには、おひろめページのトップに掲載されている村田結ちゃんはじめ、最終合格しても全く不思議でなかった実力者がズラリ。
そこで今日は、ニコガは一生読モのままで終わるのか。ニコガによるニコモ昇格の可能性について考えます。
ニコガの位置づけ
ニコガの位置づけを知るためには、編集長の考えを知ることが必要です。
そこで参考になるのが、ニコラの現編集長が、かつてニコプチの編集部に在籍した時代に携わった、プチの専属読者モデル制度となります。
そもそもニコプチには、創刊直後から専属契約の読モ《スーパー読者モデル》が存在していたので、この《スー読》の扱いを見れば、同様の立ち位置にあるニコガの位置づけも見えて来るというわけです。
スー読とは?
スーパー読者モデル、略してスー読。契約形態は、まさにニコラガールズと同じ1年単位の専属契約(更新あり)となっています。
また、誌面では、毎号2ページ程度、専属読モのためのページが設けられるという点、これまたニコガと一緒ということで、ニコガは完全にスー読に倣って新設された制度と考えることができそうです。
なお、現在は《読者モデルリーダーズ》、略して《読リー》と名称が変りましたが、基本的な部分はスー読と一緒です。
スー読⇒プチモ
では実際、専属契約の読モ(スー読)から、専属の正規モデル(プチモ)に昇格できたコはどれくらいいるのでしょうか。
すると、後にAKB48としてデビューする横島亜衿さんを含む第1期スー読が結成された2011年から、現在までの14年間。
スー読からプチモになることができたのは、ついこの間の「ミス日本コンテスト2024」でファイナリストとなった丸山蘭奈さん他、関りおんさん、石田結耶さんの3人だけとなります。
14年で3人
14年で3人だけ。しかも、3人が3人とも読モからの昇格という形ではなく、正規の手続きを踏んで、プチモになっています。
具体的には、丸山さんの場合、読モの立場に満足せず読モの任期中に改めてプチモオーディションを受け直してみごと合格。
関さんと石田さんは、高比良由菜ちゃんや近藤藍月ちゃんと同様、読モとしてプチコレのランウェイを歩いた際、編集部からスカウトされ、プチモとなっています。
身分固定
ということで、読モという立場(特権)を駆使し、優先的に専属モデルに昇格できたというケースは、実は1例もないのです。
このことから、いくら同じ専属契約とはいっても、《読モ》と《プチモ》との間には決して越えられない壁があり、読モは読モ、プチモはプチモと身分が固定されていることが分かります。
であれば当然、同じ編集長が、同じ制度を作ったのだから、読モは読モのまま永遠に身分が固定され、ニコガから優先的にニコモに昇格できる可能性は限りなくゼロと見てよさそうです、
優遇措置は?
それでは、ニコラガールズが、ニコモになるにはどうしたらいいかでしょうか。
そこはもちろん、プチで実際に昇格を果たした3人に倣い、改めて来年のニコモオーデを受けることが王道といえそうですが、それ以外、ホントに道は無いのか。
後編では、《ニコガの特典》として、何らかの優遇が受けられるケースを考えます。
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