一般vs.所属
現在募集されている28期オーデは、果たして一般応募から、どれくらいが合格するのでしょうか。
そこで、ちょうど昨日更新した「全モ就任経緯」を書く際に作った所属状況一覧を、過去10年分に拡大。
これを使って、とくに最近になって一般応募がめちゃめちゃ受かりづらくなっている現状を確認します。
一覧の見方
以下の一覧は、2015年から現在までの過去10年間のオーディション合格者につき、応募時の事務所所属の有無をまとめたものです。
すでに事務所に所属した状態で合格したコは「緑色」で、無所属(一般応募)で合格したコは「赤色」で名前を表記しています。
なお、きのう作成した一覧は現役限定でしたが、今日の一覧は当然ながら卒業生も含みます。
オーデ合格者の所属状況
転機
ということでこの通り。もともとオーデの応募資格は無所属限定であったため、25期以前は全員が【赤色】、つまり一般応募で合格していることが分かります。
ところが白尾留菜ちゃんたちの受かった2022年を機に、その傾向が一変。
理由は、この年のオーデから、応募資格が「事務所に所属している人も応募可能」となったためです。
開放元年(26期)
するとさっそく、「所属応募」から松田美優ちゃん&国本姫万里ちゃんの2人が合格。
その分、割りを食う形で「一般応募」の合格枠が減り、無所属からの合格は、留菜ちゃん&青山姫乃ちゃんの2人に減少してしまいました。
結果として、【無所属:所属】の比率が【2:2】と、まったく一緒になったのです。
開放2年目(27期)
そして去年。事務所属者に応募が開放されてから2年目となる2023年は、さらに所属応募による合格が増え、一気に比率が逆転します。
具体的には、無所属として唯一合格した十文字陽菜ちゃんを除き、松尾そのまちゃんをはじめとする他の3人はいずれも所属応募という。
よって、【無所属:所属】の比率はついに【1:3】となり、ニコラオーデ史上初めて逆転するに至りました。
3年目は?
となると、今年はどうなってしまうのか。このままのペースで比率が下がり続けるなら、いよいよ”無所属合格ゼロ”という事態だって、絶対にないとは言い切れません。
では、一般応募組は諦めるしかないのか。応募するだけ無駄なのか。
いえいえ、そんなことはありません。編集部はしっかりと一般応募者を活用する新たな制度を作ってきました。
ということで明日は、「所属応募」と「一般応募」との”住み分け”について見ていきます。