副会長専任
イメモに落選したコが生徒会の役職にだけ就くというケースは、過去どれくらいあると思いますか?
この点、まさに今の副会長である凛美ちゃんがその該当者なので、案外普通のことのように思えるかもしれませんか、実はかなり珍しいケースだったりします。
ということで今日は、イメモ無しの副会長専任パターンについて整理します。
2人だけ
ニコラ生徒会長&副会長は、それぞれイメモも兼任するというのが基本パターンです。
実際、最初に「副会長」(当初は「副部長」)の役職が、2014年に置かれて以降、現在までの9年間。イメモになれなかったのは、たった2人。
以下の一覧の通り、2019年の濵尾咲綺ちゃんと、現在の凛美ちゃんだけとなっています。
歴代副会長×イメモ
出現の背景は?
では、このかなり珍しい「イメモ無し×副会長」という微妙なポストが出現する場合、そこにはいったいどんな背景があるのでしょうか。
以下、咲綺ちゃんの場合(2019年度)と、凛美ちゃんの場合(2022年度)につき、それぞれ見ていきます。
咲綺ちゃんの場合
まずは、咲綺ちゃんのケースから振り返ってみます。
前提として、この世代のトップは生徒会長にもなった黒坂莉那ちゃんなわけですが、ピン表紙経験者もその莉那ちゃん1人だけだったことから、ナンバーツーとなると微妙。
当時の読者の間では、副会長予想として、バトル企画「TMN」の優勝者である青井乃乃ちゃんや、読者人気の高かった白井杏奈ちゃんの名前が上がっていました。
適性パターン
しかし、実際に副会長に選ばれたのは、世代内の人気序列だと第4位(当然イメモは圏外)となる咲綺ちゃんだったのです。
そんな咲綺ちゃんが選ばれた最大の理由は、ひとえに”適性”が重視されたため。
たとえば、卒業撮影の際、いわゆる「あいさつ事件」で見せた後輩を注意できる点。
また、2018年7月号の「女子力ドッキリ」で見せた率先してゴミ拾いや掃除ができる姿勢が、編集部からの信頼を勝ち取り、ニコモと編集部との意思疎通の橋渡しとしての役割りが期待されたのです。
凛美ちゃんの場合
一方、凛美ちゃんの場合はどうか。こちらは、人気も実績も圏内だったものの、けっきょくイメモはギリギリ落選してしまいます。
とはいえ凛美ちゃんは、すでに中3のときから女優として実績を積んでいたため、せめて役職で拾わなくては、将来的に「編集部は見る目が無い!」と言われてしまいかねません。
救済パターン
そこで編集部としては、他のコとの兼ね合いでイメモから外してしまった凛美ちゃんを、せめて役職で”救済”しようということで、副会長専任となったのです。
まあ、卒モの藤田ニコルさんが、いまだ事あるごとに「ニコラ時代は干されていた」云々とグチっているので、将来的に活躍しそうなコにはとりあえずポストを与えとけというわけです。
結良ちゃん副会長説
では、今年のイメモ&役職はどうなるでしょう。
うちのサイトの結論としては、すでに書いた通り「カイラ会長×ユラ副会長説」です。
改めてその根拠に、今日ここまで見てきたポイントを付け加えるとすると、まさに近藤結良ちゃんは、咲綺ちゃんの”適性”パターン。
(1)もはや誰が見てもイメモNGである点
(2)反面、リアル生徒会長&子役出身という芸歴の長さからコミュ力がある点
(3)様々な企画やユニットに食い込めるように立ち回りが上手い点
こうして見ると、まさに副会長選専任タイプにピッタリ合致すると考えられそうです。
結珠ちゃんイメモ落選なら
ちなみに、もしも足川結珠ちゃんが、イメモ落選となった場合はどうでしょう。
さすがに、これだけ人気があって、女優としても有望で、表紙回数も高橋快空ちゃんに次ぐ世代2位。
加えて、去年の26期オーデでは、「オーデ応援隊」として最終審査に快空ちゃんと一緒に立ち会ったわけですが、基本的に応援隊は生徒会長&副会長のお仕事。
当時の編集部としては、とりあえず”かいゆず”を次期生徒会候補の本命と考えていたことが分かります。
結珠ちゃん副会長説
であるなら、そんな結珠ちゃんがイメモ&役職ともに落選し、完全に無役で終わることも考えづらく、こうなると今年の凛美ちゃん同様、”救済”パターンの発動です。
よって、「カイラ会長×ユズ副会長」となる可能性も十分にありそうですが、そこはあくまで、うちのサイトの結論は”カイユラ生徒会”の1点です。