同期データ完全版
もしも高橋快空ちゃんが、1度目に受けた小6でニコラに受かっていたなら?
また、関谷瑠紀ちゃんが、1度目に受けた小4でニコプチに受かっていたなら?
今日は、先週作ったオーデ合格一覧を落選者も加えた完全版に改めた上で、それを使いつつ「実は○○ちゃんは前年のオーデに落ちていた」「もし受かっていたら○○ちゃんと同期だった」的な”幻の同期”に関するお話です。
一覧の見方
以下の「ニコプチ&ニコラ横断オーデ合格期別一覧」は、両誌のオーデの合格者だけでなく、不合格となったコについても、それぞれ何年のオーデで落ちたのかまとめたものです。
落選者については、名前&学年の部分に”赤い×印”を入れ、後にリベンジ合格した場合、そこを緑枠で囲っています。
オーデ合格一覧(落選者入)
全体を見渡して
パッと見ただけで、ニコラよりニコプチのオーディションの方が、圧倒的に×印が多くなっている点、リベンジ合格者が多いことが分かります。
つまり、ニコプチは1度落ちてたとしても、再チャレンジで合格する確率が、より高いということ。
まあその裏には、ニコラの場合、応募が一般限定であるため、1度受けて落ちたら終わり。キッパリあきらめるケースが多いのに比べ、プチは合格者の8割が事務所に所属する”プロ”であり、とりあえず何度も挑戦するという事情もありそうです。
由菜ちゃんが落ちた!
続いては、個別に見ていきます。最も×印が揃っているのが2017年のニコプチ6期オーデです。
この点、関谷瑠紀ちゃんたちプチ6期は、合格者だけを見ていると、「瑠紀ちゃん以外、ニコラやSTへ行った大物がいない」ということで、レベルが低かったとされがちです。
ところがこうして見ると、後にニコラへ進級する高比良由菜ちゃん&中山あやかちゃんも、ミスセブンティーンに合格する入江美沙希ちゃんも、さらにはニコラのオーデに合格する河村果歩ちゃんも落ちていたということで、実はプチ6期オーデのレベル自体は決して低くはなかった。むしろ、かなり高かったことが分かります。
プチコレ選出で救済
なお、由菜ちゃんと美沙希ちゃんは、一覧表中に落選者としてしか名前がないように、オーデ再チャレンジによるリベンジ合格ではなく、翌年のプチコレ選出によって、プチモになっています。
編集部が前年に落としたことを後悔して救済したのか、それともスターダストが強引に押し込んだのか不明ですが、いずれにせよプチコレ選出の選考過程が不透明であることは間違いありません。
快空ちゃんのケース
続いては、今日の本題である幻の同期について見ていきます。
たとえば、ニコラの2019年に実施されたオーディション。この23期オーデには、快空ちゃんが小6で挑戦し、最終審査で落ちてしまいました。
この時の小6合格はといえば、近藤結良ちゃんと、前々年にニコプチに落ちてからニコラに切り替えた果歩ちゃんの2人となっています。
残念ながら快空ちゃんは受からなかったわけですが、もし受かっていたら、”ゆらかほ”と同期だったわけです。
なぜ落とした?
ただし現状、結果としてみれば、結良ちゃんも果歩ちゃんも表紙ゼロなのに対し、1年遅れで加入した快空ちゃんが、すでに表紙3回と大逆転。
編集部の”見る目”が無かったのか、もしくは想像以上に快空ちゃんが一気に成長したのかはともかく、今や快空ちゃんはすっかり中2のエースどころか、ニコラのトップモデルとなっています。
恵里那ちゃんのケース
他方、面白いのが町田恵里那ちゃんのケースです。
上の一覧の通り、恵里那ちゃんは小6時の2016年、まず6月にニコラのオーデに応募します。
ところが、残念ながら不合格。ちなみに、この時に同じ小6で合格したのが、第3代ニコラ生徒会長となる若林真帆ちゃんでした。
もし恵里那ちゃんが、ストレートでニコラに合格していたら、恵里那ちゃんは真帆ちゃんと同期だったわけです。
ニコラ落選⇒プチ合格
ともかく、落選となった恵里那ちゃんは、ここからが珍しいところなんですが、すぐに目標をニコプチに切り替えます。
直後に実施された、同じ2016年のニコプチオーデに応募。これに恵里那ちゃんは合格し、藤村木音ちゃんたちと同期として、プチモに加入することになります。
後はご存じの通り、中2でプチモを卒業すると、ニコラへ進級。無事、恵里那ちゃんは、かねてからの目標であったニコモになることができたというわけです。
プチ落選⇒ニコラ合格
そして、そんな恵里那ちゃんの「ニコラ落選⇒プチ合格」と、真逆となるのが北川花音ちゃんと、すでに見てきた果歩ちゃんの「プチ落選⇒ニコラ合格」のケースです。
果歩ちゃんは、小4のとき、最初にニコプチのオーデに応募しますが、惜しくも最終審査で落選。もし受かっていれば、この回に小5で合格した瑠紀ちゃんと同期となるはずでした。
一方の花音ちゃんは小5でニコプチのオーディションに応募するも不合格。もし受かっていたら、恵里那ちゃんと同期となったわけですが、翌年にニコラに合格しています。
木音ちゃんのケース
実は、上の一覧に名前がある中で、最も苦労人といえるのが藤村木音ちゃんだったりします。
木音ちゃんは、ニコプチの他、一覧には直接出ていませんが、ニコラ進級面接、ミスセブンティーンと、3誌すべてに落選経験があったりします。
ニコプチのオーデは、小4で受けた2015年に1度落ちて、翌年みごとに合格。
プチ卒業後、こんどはニコラの進級面接に落ち、さらには、その年のミスセブンティーンにも落ちます。
で、翌年。これまた2度目の挑戦で、ミスセブンティーン2020に合格しました。
3度目の正直
最後に見ていくのは、1度ならず、2度も不合格となり、3度目にして、ついに合格したケースです。
これは、ニコラにニコプチ、それぞれ1例ずつあり、ニコラ代表が2019年、2020年と立て続けに落ち、2021年に合格した榎本月海ちゃん。
ニコプチ代表は、初回の挑戦が一覧表から切れてしまっていますが、2014年、2015年と2年連続で落ちた後、2016年に晴れて合格した前田優衣さんとなります。
重要データ
とういことで以上、ちょっと例をあげただけでも、「通常のリベンジ」「横断リベンジ」「3度目でリベンジ」などなど、これだけ様々なケースがあります。
また、最初に見てきたように、各回の落選者を見ることで、その回のオーデの真レベルも見えて来たりします。
こうした落選者データは、ある意味、貴重な資料といえるわけで、今後も出てくるであろう「実は私、過去のオーデの落選者です」といった告白に注目です。