◆レピピvsラテ
2019年度ニコラ生徒会長の若林真帆ちゃんが、レピピの9代目イメモ決定しました。
ニコモのトップが、読者人気1位であるブランドのイメモに配置されたわけで、一見、ごく自然のことのように思えます。
ところが、コトはそう単純な話ではなかったり。今日は、レピピとラテによる、イメモ争奪戦の歴史を振り返ります。
◆レピピが1番である証拠
まずは、改めてレピピが読者人気ナンバーワンであることの確認から始めます。
以下に示す「好きなブランドランキング結果一覧」を見て下さい。
これは、毎年ニコラ1月号に掲載される「中学生なんでもランキング」の目玉企画でもある、好きなブランド部門の結果を、過去10年分まとめたものです。
◆好きなブランドランキング
※2019年の発表分はピンクラテとラブトキが同率で3位
◆レピピ1強
するとこの通り。唯一、泉口美愛ちゃんがイメモを務めた2019年1月号での発表分こそ、2位に順位を落としましたが、それ以外は完璧な成績。
対してラテはといえば、3大ブランドではないWEGOに毎年負け続けている上、2020年1月号で発表された最新分では、3位にすら入ってません。
ということで、誰がどう見ても、ニコ読から最も支持されているブランドはレピピであることが分かると思います。
◆エースはレピピに配置
当然、そんな人気ナンバーワンであるレピピに対しては、毎年ニコラのトップがイメモとして配置されることになります。
具体的には、以下の「歴代イメモ一覧」を見ると明らかなように、開拓者である初代川口春奈さん(部長)に始まり、2代目古畑星夏さん(部長)、3代目小山内花凜さん(部長)と、とにかく部長、部長、部長。完全に各年度のエースがイメモを務めています。
◆歴代イメモ一覧(レピピvsラテ)
◆ピンクラテ参戦
ところが、2015年。満を持してピンクラテがイメモの採用を開始し、ニコラ3大ブランド体制がスタートすると状況が一変します。
なんと突然、各年のトップニコモがレピピのイメモではなく、新しく参戦してきたラテの方に配置されるようになったのです。
◆一気にラテ時代
2015年度の部長高嶋芙佳さん。2016年度の部長鈴木美羽さん。そして2017年度の部長香音ちゃんと、3代連続で部長がラテに配置。
まさに、信じられないくらい露骨な手のひら返し。この2015年から2017年にかけての3年間が、ラテ黄金期とされます。
◆再びレピピ時代へ
しかし、実際のブランド人気が伴わない黄金期は、さすがに長くは続きません。ラテにもレピピにも属さない初代生徒会長川床明日香ちゃん時代の1年が冷却期間となって、その翌年。
2019年になると、2代目生徒会長で”絶対的エース”とされる黒坂莉那ちゃんが、いよいよレピピに配置。実に、小山内さん以来5年ぶりに、レピピがトップモデルを奪還することになったのです。
そして今年も、去年同様に人気&実力ナンバーワンである若林真帆ちゃんが、読者の総意のもと、レピピのイメモに就任しました。
こうして、レピピが2年連続でトップをイメモに迎えたことで、同ブランドのニコラにおける地位は完全に復権したというわけです。
◆イメモ配置も正常化
編集部と、ワールドとのつながり。ニコラ公式サイトのバナー広告に見るスポンサー契約。その他、様々な要因から、異様なまでにラテに対しテコ入れし続けた編集部の路線も、どうやら一段落した模様。
そもそも、エースが格下ブランドのイメモを毎年やらされること自体、異常なこと。生徒会長はレピピにこそ配置されるべきなのです。
ということで、無事にレピピが復権したのはいい傾向。これにより正真正銘、人気トップのブランド(レピピ)に、人気トップのモデル(生徒会長)がイメモとして配置されるという”正常化”がなされたといえそうです。