三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

イメモ予想2019反省会

予想と結果

f:id:GYOPI:20190504025456p:plain:rightニコラ6月号で新イメモが発表。これに、先月号で発表された生徒会長&副会長を合わせ、2019年度の新体制が、ようやく確定となりました。

ということで、今日はイメモ予想の反省会。とくに、いまニコ読の間で議論となっている藤本林花美愛ちゃんのラテ就任の件についてと、白井杏奈ちゃんがイメモ&生徒会役職から総落選した件について、考えます。


ブランドごと検証

まずは今年のニコラ3大ブランドのイメモ配置について、全体的に振り返ってみます。

うちのサイトとしての最終予想は、先月この場で公開した通り「ノノレピ」「リナラテ」「リリトキ」でした。

その中でリリちゃん=イメモ説を提唱し、結果的に、イメモに就任したメンバー3人こそ、ピッタリと的中しましたが、それぞれが配置されたブランドは見事にバラバラ。

では、なぜブランドの配置を見抜けなかったのか。どこで判断を誤ったのか。各ブランドごとに、順番に検証していきます。

レピピ

はじめはレピピから。うちの予想の結論では、「レピピ=青井乃乃ちゃん」としましたが、結局、イメモになったのは黒坂莉那ちゃんでした。

ここで改めて、レピピのイメモの傾向について整理すると、キーワードはこの通り。

・ST行きを前提
・女優系
・世代上位人気
・レピピブック登場


BOOK実績vs女優系

今回の予想をする上で、第4代レピピの永野芽郁さん、第5代の久間田琳加さん、そして第6代の清原果耶さんといった流れから、特に「ST行き」「女優系」を重視してみました。

その結果、少ないながらもドラマやCM出演といった実績や、見た目のST適性から、乃乃ちゃんにたどりついたわけですが、さすがに上記3人と比べると、実績が足りなかった。

また、最も新しい第7代には泉口美愛ちゃんが選ばれている点、すでにこの女優系、ST行きの流れは止まりつつあると考えることもできたわけです。

他方、本来であれば何より重視すべき「直前にレピピBOOK登場」という条件を、「乃乃ちゃんは2017年に出ていたからOK」と半ば強引に無視してしまったのも失敗。

この点、そもそも直前となる2018年のBOOKに出ていた現高1は、莉那ちゃんと濵尾咲綺ちゃんの2人だけであり、予想としてはこちらの2択こそが正解だったといえます。

ラブトキ

続いてラブトキの検証。うちの予想ではリリちゃんとしましたが、結局、ラブトキのイメモとなったのは、乃乃ちゃんでした。

そもそも、レピピ、ラテ、トキの3つにつき「ニコラ3大ブランド」と一括りにされていることから、あたかも全て同格のように思われますが、実のところ、どう考えても2強1弱

誤解を遅れずに言えば、レピピとラテには優先的に人気モデルが割り振られ、ラブトキへは「あまりもの」があてがわれるのです。

では、ラブトキがレピピ&ラテより明らかに軽視されている証拠を具体的に見ていきましょう。

3ブランドイメモ比較

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解説

上の一覧は、過去3年分、3大ブランドのイメモについて、それぞれ卒業時の表紙回数と卒業後の行き先をまとめたものです。

たとえば、2016年度。圧倒的なツートップ「みう(⇒POP行き)りん(⇒ST行き)」が、ラテ&レピに配置され、ラブトキには表紙2回の山本優奏さん(⇒行き先ナシ)。

同様に2017年も、部長副部長のツートップ「カノン(⇒POP行き)カヤ(⇒ST行き)」がラテレピで、ラブトキには表紙4回の青島妃菜さん(⇒行き先ナシ)。

2018年も、読者人気トップであった「みあしお」がラテレピで、ラブトキには就任当時まだ表紙1回(最終的に3回)だった南沙良ちゃん。

まあ、沙良ちゃんについては、イメモ決定からほどなく、女優として一気に注目度が上がったため、結果としては”当たりクジ”だったわけですが、あくまでイメモ決定時の評価としては、みあしお、「ひびあす」に次ぐ、世代5番手だったわけです。

最も格下

ということで、まずは各世代の人気1位&2位が、優先的にラテ、レピピに配置される。

で、そこから漏れた3番手以降の中から、消去法的にラブトキのイメモが選ばれるというパターンが定着しているのです。

そんなわけで、今年の予想においても、読者人気ツートップである杏奈ちゃんと莉那ちゃんを本線に、もしも杏奈ちゃんがダイエット関連の”ミス”で脱落した場合の補欠として、3番手である乃乃ちゃんまでを、レピピ、ラテの候補に。

そして、4番手以下から、最もラブトキ向きで、モデル適性の高いリリちゃんをラブトキ枠に予想したのでした。

ヒミツのサイン

なお、ラブトキについて、実は「乃乃ちゃんがイメモ確定」というサインが、事前にいたるところで見受けられました。

たとえば、乃乃ちゃんのインスタ。普段から、あれだけ「レピピレピピ」言っていた乃乃ちゃんが、年明けのある時期から、突然レピピを言わなくなり、代わりに「ラブトキ」と言い始めました。

そして、この3月からは、自身のインスタはもちろん、ニコラの私服SNAPでも、突然ラブトキの服を着用するようになったり、一方でラブトキの公式ツイッターは、乃乃ちゃんのニコラ公式ツイッターへの投稿をリツイートしたり。

ということで、要はこれらの変化に気づくことができたかどうか。気づいた人は、正解が「ノノトキ」であることを、容易に想像することができたのではないでしょうか。(気づかなかったから見事に外しました…)

ピンクラテ

最後はピンクラテの検証です。さっそくですが、以下の歴代ラテイメモ一覧を見て下さい。

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1番人気が配置

初代が表紙17回の高嶋芙佳さん。2代目が表紙9回の鈴木美羽さん。そして3代目が表紙10回の香音ちゃん。

この通り、いずれもが、ラテイメモと、ニコラ部長(現在の生徒会長に相当)の兼任となっているのです。

第4代秋田汐梨ちゃんこそ、その年は生徒会長とイメモが完全分離されたため、ラテ専任となっていますが、表紙9回はもちろんTRGL世代トップです。

もう、中3の終わり時点で1番人気のコが、初代から第4代までの過去4年間、そっくりそのままラテに配置されてきているのです。

なもので、とにかく予想も簡単。なにしろ、難しいことは考えず、その時点で最も人気のあるコの名前を、あげればいいだけ。

杏奈ちゃん1択

ということで、今年の場合、普通に考えれば、杏奈ちゃんと莉那ちゃんとの一騎打ち。そもそも、初代から第4代まで1番人気が基本ですので、莉那ちゃんか杏奈ちゃん以外の選択肢は有り得ないのです。

で、うちの予想としては、杏奈ちゃんはイメモ落選想定だったので、残る片方の莉那ちゃんを取りました。

この点、最初のレピピのところで検証した通り、BOOKに出ていたのは莉那ちゃんだったので、前提からしてすでにハズレ。必然的にラテは、残る杏奈ちゃん1択だったのです。

よって、リナレピアンラテ。そして”乃乃ちゃんのサイン”に気づければノノトキ。まさに、これこそが今年のイメモ予想としての王道であり、正解となるはずでした。

大波乱の結末

ところが、実際の結果はどうだったか。なんと、ラテに入ったのは、1番人気の杏奈ちゃんではなく、なぜか世代人気5番手のリリちゃんという大波乱。

こうして、ニコ読の間で、ラテのイメモについて、様々な議論が沸き起こることになったわけですが、ではこの裏に何があったのでしょうか。

すると、そこで浮上してくるのが、ある程度古いニコ読の間でささやかれる「あんちゃん⇔リリちゃん差し替え説」となります。

後編に続く

さてさて、去年12月から今年1月にかけて、編集部とワールド(ピンクラテの会社)との間でいったいどんな話し合いがもたれたのか。ホントに差し替えはあったのか。

次回更新にて、ピンクラテのイメモの特質につき、もう少し深く掘り下げつつ、杏奈ちゃんの「表紙&目玉企画の中止⇒ダイエット失敗」、リリちゃんの「初表紙⇒ピン企画」といった背景から、ちょっとしたストーリーを描いてみます。