◆ラテ格上説
ピンクラテのイメモと、レピピのイメモ。いったいどっちが格上なのでしょうか。
一般的に、ニコラ卒業後にセブンティーンに行くケースが多く、女優としても活躍。「なんでもランキング」の人気ブランド部門でも第1位の常連であるレピピの方が上位と思われているようです。
しかし現実は全く逆で、明らかにピンクラテのほうが格上。今日は、ラテ格上説の根拠を示した上で、2020年度イメモ予想の前提知識として、それぞれのイメモの位置づけを確認します。
◆歴代イメモ一覧
◆データの解説
上の一覧は、2014年度にピンクラテのイメモが新設され、初代イメモに中3で高嶋芙佳さんが就任してから1年後。現在も続く”3大ブランド体制”が確立した2015年度から2019年度まで、過去5年分のイメモをまとめたものです。
名前の下のカッコ内の数字は、おそらくネット上のどこにも出ていない、というか、おそらく誰も出していないデータである中3の3月号時点における表紙回数となります。
なぜ中3の3月かといえば、それはもちろんイメモが決まる直前のデータだから。この表紙回数こそが、イメモ選考の最終段階での人気・実力を測る最大の指標となるわけです。
なお、2019年度のラテは藤本林花美愛ちゃんですが、そもそもダイエットに失敗していなければ白井杏奈ちゃんであったため、ここでは杏奈ちゃんとしています。(⇒参考:ラテ差し替え説)
◆イメモ一覧(表紙回数で勝敗付け)
◆表紙回数で3勝1敗
ニコモの人気を比較する際、最も正確・公平で、かつ、最も手っ取り早い方法が、その当時の表紙回数を比較すること。
そこで、最初に出した一覧表の中に、各年度ごとに表紙回数が多い方へ「〇」印を入れてみました。同率の場合は引き分けとして、両者に「△」が入っています。
するとこの通り。イメモが決まる直前、中3の3月時点で表紙回数の対決は、ラテから見て3勝1敗。うち、唯一の負けも久間田琳加さんを相手にしての鈴木美羽さんであり、それもたった1回の差ですので誤差のようなもの。
なにより、高嶋さんたちの3勝は、そのいずれもが大差ですので、ラテの完勝とみることが出来そうです。
◆イメモ一覧(生徒会役職で勝敗付け)
◆生徒会役職でも3勝1敗
続いては、学年のリーダー的存在で、その年度のニコラを代表する顔となる「ニコラ生徒会長(部長)」の就任率を見てみましょう。
上の一覧の通り、過去5年でレピピが生徒会長のポストを得たのは、今年度の黒坂莉那ちゃんの1例だけ。
これまた表紙回数と同様に、役職の面で見ても、ラテが3勝1敗と大きく勝ち越しているのです。
◆1番人気=ラテ
ここから分かるのは、卒業後の活躍やモデルとしての将来性、セブンティーン行きの可能性などは別にして、その瞬間にニコモとして最も人気がある方がラテに配置されていること。
とにかく、イメモが決定する時点でニコラ1番人気というのが、ラテイメモ就任への条件といえるわけです。
それにしても、なぜ「好きなブランドランキング」にて、読者からの支持が常に圧倒的ナンバーワンであるレピピより、万年3位であるラテがここまで優遇されるのかは永遠の謎ですが、その裏には編集部との近さ(大口の広告主としての面)があることはいうまでもありません。
◆予想のポイント
ということで、イメモを予想する上で忘れてはならないのは、とにかくラテを上位に取ること。
具体的には、イメモ決定直前の時点に世代トップの人気を誇り、生徒会長就任が確実視されるコこそ、真っ先にラテに配置されることになります。
対してレピピは、ラテから漏れた世代2番手か3番手のうち、女優系か、もしくはセブンティーン行きが見込まれる本格モデル系として、特に将来性のあるコが選ばれるというのがポイントといえそうです。
以上みてきたことも踏まえ、次回の「歴代イメモ選考サプライズ事件簿」をへて、「イメモ予想2020最終結論」へと続きます。