三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

ニコラに進級したプチモの実績1位は香音ちゃん?

5月号表紙予想

f:id:GYOPI:20160703031620p:plain:rightニコラ5月号の表紙は、ここで予想するまでもなく、香音ちゃん、清原果耶さん、青島妃菜さん、中野あいみさん、小林恵月さんの新高2モ5人による卒業表紙。

特に、ニコプチ出身として、初めて部長となった香音ちゃんは、表紙もちょうどキリの良い10回で卒業を迎えることとなりました。

では、そんな香音ちゃんは、歴代の"ニコプチ⇒ニコラ進級コース"全9人の中で、実績として何番目に当たるのでしょうか? 今日は、ニコラに進級した元プチモの活躍度を検証します。

ニコプチ⇒ニコラ進級一覧

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一覧の見方

上の一覧は、ニコプチからニコラに進級した全9人について、表紙回数の多い順に1位から9位までランキングしたものです。

関連データとして、進級した年度、役職(部長・副部長)、イメモの3つも入れてあります。

なお、現役である黒坂莉那ちゃんと、涼凪ちゃんについては、とりあえず2018年5月号現在の数字とし、ランキング付けからは除外してあります。

それでは以下、この一覧を見ながら、ホントに香音ちゃんがニコプチ出身モの中で、ダンゼン1位の実績といえるのか、検証してみましょう。

香音ちゃんが1番説

まず、香音ちゃんを1番とする人の根拠は、最初に書いたとおり、ニコプチ進級として初めてニコラ部長になったことが大きいとされます。

実際、2011年進級の飯豊まりえさんや、2013年進級の永野芽郁さんのように、その後セブンティーンに行っても人気モデルとなる2人すらも、部長はおろか、副部長にすらなれなかった点、たしかに「香音ちゃんが1番説」には説得力があるようにも思えます。

しかし、上のランキングからも分かるように、表紙回数に着目すると、飯豊さんの方が、香音ちゃんを2回も上回っているのも事実です。さて、これをどう見たらいいのでしょうか?

部長は相対的なもの

ニコラ部長。それは、毎年新高1となる世代から、たった1人だけが就任する役職であり、正真正銘ニコモのトップであることを意味します。

ただし、ポイントはあくまでも部長は同世代(同学年)の中のトップであるということです。

この点、同学年の中で、それぞれ人気が拮抗している世代なら、誰もが部長になれる可能性を秘める反面、逆に表紙回数10回を超える絶対的エースが存在する世代なら、その他のコたちが部長になれる確率はゼロといえるわけです。

であれば、部長になれるか、なれないかは、同世代の人気モの存在に、かなりの部分が左右されることになります。

飯豊さんのケース

ということで、こうした部長職の相対性を踏まえた上で、以下、具体的に世代間の検証していきます。まずは、表紙回数が進級組トップである飯豊さんの世代から。

飯豊さんの世代については、"マリマリ"としての相方で、部長の藤麻理亜さん(オーデ14期)がトップ。そんな藤さんの表紙回数は、飯豊さんのり1回多い13回となっています。

ただでさえオーデ組が優位のニコラにあって、進級組で中2の夏という後発加入の飯豊さんが逆転できるはずもありません。

ということで、飯豊さんも十分に人気モではありましたが、それをさらに上回る藤さんという存在があったため、部長になれなかったわけです。

なお、部長に次ぐ2番手が副部長なわけですが、これは2014年度から新設された役職で、初代岡本夏美さんに始まり、現在の清原さんでまだ4代目という、比較的新しいもの。

そのため、ポスト設置があと1年早ければ確実に副部長になっていたであろう飯豊さんの役職は、上の一覧でも「無役」となっています。

永野さんのケース

では、永野さんの場合はどうでしょう。するとこちらは、さらに明白な絶対的エース存在型となります。

具体的には、ニコラ史上歴代3位となる表紙回数17回を誇り、2010年代ニコラ最大のエースとされる高嶋芙佳さんの存在です。

加えて、高嶋さんはオーデ小6合格という正統派コース。進級による中2加入の永野さんが、どんなにがんばっても、とても部長が狙えるどころではありませんでした。

それでも、永野さんはイメモポストとして最も価値のあるレピピの座を獲得。しっかり、卒業後の活躍の布石となっています。

香音ちゃんのケース

最後に、香音ちゃんのケースを検証します。香音ちゃんの世代は、完全な拮抗方。なにしろ進級組である香音ちゃんが表紙回数10回でトップに立つ上、2位も外様で中2加入という清原さんの7回。

で、この2人からちょっと離されたところに、ようやくオーデ組として青島妃菜さんが表紙4回で続きます。

ようするに、進級組にとって最大のライバルとなりうる"オーデ小6(中1)合格"の圧倒的人気モの存在がなかった香音ちゃんの場合、飯豊さんや永野さんのケースと異なり、環境的に恵まれていたともいえそうです。

もし1年早かったら?

ちなみに、もし香音ちゃんの生まれが1年早かったとしたら、また、もし1年遅かったとしたらどうだったでしょう。

1コ上の世代には、「みうりん」としてニコラの歴史に名を残すほどのオーデ小6合格コンビ、鈴木美羽さん&久間田琳加さんの存在があったし、1コ下には「あすしお」として、すでに去年の時点からうちの全モ人気投票でも1位&2位となっている川床明日香ちゃん&秋田汐梨ちゃんがいます。

ということで、ニコプチ出身が部長になるには、まさにここしかない!という絶妙のタイミングに、かつ、香音ちゃんといういうニコプチ最強のカードが切られたことで、初のニコプチ出身ニコラ部長が誕生するにいたったといえるのです。

まとめ

香音ちゃんが部長になった事実。「プチモ出身はニコラ部長になれない」というジンクスを破った実績は、誰もが認めるところです。

それでも、飯豊さんの表紙12回(ピン1)は香音ちゃんの10回(ピン1)を上回る点、さらには当時の人気の動向&世代環境を考えると、同等かそれ以上の評価がなされてもいいはず。

ということで結論です。ニコプチ⇒ニコラ進級コースのトップは、名目香音ちゃん、実質飯豊さんの分業でどうでしょう。