三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

【進級】人数だけで名前は非公表の舞台裏

3人進級

今月号の最後のページにある次号予告に「ニコプチから3人が仲間入り!」とあります。

これ、例年であれば「次号からはなたばニコモになるよ~」といった風に、進級して来るコの具体名が出るところ。

それが今年に限ってなぜ人数だけで、名前が伏せられたのか。今日は、その舞台裏を解説します。


進級デビュー

もともと、プチ進級組がニコラ誌面に初登場するのは、7月号からとなっていました。

それがコロナの影響による2020年7月号の休刊を経て、翌2021年。

近藤藍月ちゃん&中山あやかちゃんの代より、進級デビューが6月号へと前倒しされ、現在に至ります。

主導権争い

では、この1カ月の前倒しで、どんなことが起こったのか。

それは、ニコラ編集部とニコプチ編集部との間で勃発した進級モ発表の主導権争いに他なりません。

要は、プチ側が先に卒業号(6月号)で「めあここがニコラに行くよ~」と告知するか。

それとも、ニコラ側が先に、次号予告(5月号)で「めあここがニコラに来るよ~」と告知するかの勝負です。

プチが先行告知

この点、2020年までのニコラ進級が7月号デビューだった時代は、4月22日発売のニコプチ6月号(卒業号)で、卒業特集と一緒に、進級告知がなされていました。

で、そこから遅れること1週間ちょっと。5月1日に発売となるニコラ6月号巻末の次号予告に「めあここが7月号からが来るよ~」と、ニコラ側が後を追う形で告知していたのです。

ニコラが先行告知に

ところが、進級時期が1カ月早まり6月号デビューとなって以降は、ニコラとプチの立場が一気に逆転。

2021年からは、ニコラ側が先手を打つ形で、4月1日発売の5月号にて「次号からアキアヤが来るよ~」と告知するようになったのです。

これ対し、2カ月に1度の発売であるプチは、指をくわえて見ていることしかできません。

これまで同様、4月22日の卒業号で告知するより他はなく、2021年、2022年と、ニコラが先行発表した情報の追認に甘んじてきたわけです。

ニコラが折れた

しかし、いくら進級が内定しているとはいっても、実際にプチモが卒業となるニコプチ6月号(4月22日)の発売までは、あくまで現役のニコプチモデルです。

そんな現役プチモをつかまえて、あえて「このコがニコラに来ます!」と、強引に5月号(4月1日)の時点で、ニコラ側が先に発表する意味があるのか。権利があるのか。

おそらくこの点に関し、プチ側から相当な抗議なり文句なりがあったはずで、けっきょくどう見ても旗色の悪いニコラ側が折れたのだと想像できます。

真相は?

なお、その妥協の産物として、ニコラとしては「プチより先に、進級してくるコの個人名は発表しない」

ただし、「人数だけは先に公開させてもらう」という形で手を打った。

これが、今回の次号予告の進級告知が、初めて人数のみの発表に変更となった真相ではないでしょうか。

進級予想(追加版)

うちのサイトの「進級予想2023」では、進級が2人であることを前提に結論を出しました。

今回、新たに進級が3人になることが判明したため、改めてもう1人追加で予想してみます。

⇒進級予想改定版(今週中に公開)