■今年ピチレに来るのは?
前回の日記「プチ卒生の分配史」で書いたとおり、現在のニコプチ卒業生のメーンとなる受け皿にして、最優良引き受け先となっているのはピチレモンです。
となると、ニコプチ最年長世代の定期卒業が来月に迫った今、がぜん気になってくるのが、今年はピチレに誰が来るのか。
ピチ読にとって、これこそが最大の関心ごとであり、大きな大きな注目点です。
ということで今日の三月の転校生では、今年のニコプチ卒業生について、この中からピチモに来るコがいるのか、いないのか。いるとしたら、それはいったい誰なのか。具体的に、様々なケースを予想してみたいと思います。
10.22追記 ニコプチ人気投票実施中 ⇒プチモ総選挙2015 5.04追記 ピチ読が望むのは? ⇒りおんちゃん待望論 4.22追記 ニコラ行き決定! ⇒ニコラ行きは香音ちゃん 3.30追記 ニコプチ卒モの行き先 ⇒ニコプチ卒モ分配状況
■ニコプチ卒業メンバー
香音 11 スターダスト 岡本結芽乃 3 スターダスト 生見愛瑠 2 エイベックス 関りおん 1 バーニング 小出華苑 1 スターダスト 津守望乃 1 セントラル 丸山蘭奈 0 エヴァーグリーン 川鍋朱里 0 ヴィズミック 石橋宇輪 0 エイジア ---------------- 小林歩佳 (2014卒) 播本藍 (2014卒) 永坂真心 (2014卒) 新美友菜 (2014卒)
■表の見方
2015年4月22日に発売となる「ニコプチ」6月号の卒業メンバーは、一覧の上段に名前のある9人。
とりあえず、3月29日現在で、ニコプチ公式サイトの「プチモプロフィール」に掲載されている専属モデルに限りました。
名前の右にある数字は、現時点での「表紙回数」です。また、さらにその右には、各自の「所属事務所名」が入っています。
なお、下段の4人は、今回卒業する9人と同期ながら、すでに来月号を待たずに、先行して卒業しているモデルさんです。
■先行卒業について
この4人は、2014年中に先行卒業したケースですが、まさにその前年、2013年の先行卒業組が、現役ピチモの岡田結実ちゃん。
いずれも、本誌で何のアナウンスもなく、いつのまにか公式サイトからプロフィールが消えています。
たしかに「先行」といえば聞こえはいいですが、ようは早期退職。何らかの原因で、最後までニコプチモデルを務めることができなかったことになります。
以下、さっそく、ピチレに来ることが多いパターンとされる"7つの観点"を中心に、個別に検討していきます。
■観点1.エース級の交互分配
まず、大前提として、各世代トップはピチレとニコラへ1年ごとに交互分配されるという法則があります。
どういうことか。以下の「世代トップの行き先一覧」を見てください。これは各世代で、エースとされる卒業生の行き先を示したものです。
2014年 杉本愛莉鈴⇒ピチレ 2013年 永野芽郁⇒ニコラ 2012年 田尻あやめ⇒ピチレ 2011年 飯豊まりえ⇒ニコラ
ピチレがニコプチ卒業生の獲得競争に、正式参入した2011年以来(同年のピチレは序列3位の関紫優ちゃんを獲得)、一見するだけで、1年ごとに、当期エースがピチレとニコラに、キッカリ交互分配されていることが分かります。
■カノン確定?
このパターンでいくと、今年のエースは、ニコラが獲得する番。ちなみに、ニコラに行ったニコプチ卒業生は、全てエイベックスかスターダストのどちらかに所属しています。
では、今年のエースは誰か。いうまでもなく、表紙回数11回を誇る、歴代ニコプチ最大のエース、香音ちゃんということになりまます。
しかも、上手い具合にその所属はスターダスト。もう、ここまでハマれば、ほぼニコラ行きは香音ちゃんでほぼ確定といえそうです。
■観点2.所属事務所から
第2の観点は、所属事務所。なお、早々にニコラの結論が出てしまったため、ここから先は、主にピチレ限定で予想していきます。
ピチレ採用実績がある事務所で、今回の卒業生といえば、関根莉子ちゃんでおなじみスターダストが3名。あとは、恩田乃愛ちゃんのエヴァグリーンと、大原優乃ちゃんのエイベックスがそれぞれ1名。
一方で、セントラル出身のピチモといえば、いることはいるんですが、それは2004年まで遡らなければなりません。ここで、あえて編集部と電撃的復縁があるかどうかとなると、やや微妙。
ということで、事務所的観点からは、スターダストのWカノン&ユメノちゃんと、エイベックスのメルちゃん、エヴァーグリーンのラナちゃんまでを有力候補とします。
■観点3.おはガール出身
「ピチモといえば、おはガール」「おはガールといえば、ピチモ」。最近はちょっと離れていますが、少し前まで、ピチレとおはスタは、ものすごく相性のいいお仕事でした。
具体的には、2007年度のおはガールが前田希美ちゃん。2008&2009年度が伊藤梨沙子ちゃん。そして、2010&2011年度が井之上史織ちゃんと、実に3期連続で、おはガールをピチモが務めていました。
ということで、ここでは2014年度おはガールとして、川鍋朱里ちゃんをあげておきます。
■観点4.メゾイメモ
おはガールと並び、メゾピアノのイメージモデルもピチモと相性の良いお仕事です。
実際、過去のイメージモデル就任例を見てみると、未来穂香ちゃん&田尻あやめちゃんのツートップをはじめ、現役からは荒川ちかちゃんも経験者。
ニコプチのメゾイメモはピチモに直結するケースが多く、そう考えると、現役のイメージモデルである、関りおんちゃんが当然に有力候補となります。
■観点5.着まわしストーリーの主役
ニコプチ本誌には、毎号、ストーリー系の大型着まわし連載があります。ピチレでも、同様の企画はありますが、長くても2ヶ月や3ヶ月連続。歴代の最長でも、例の「テラピチハウス」の5ヶ月連続が限度です。
対して、ニコプチの着まわし連載は、なんと1年間。毎年、1人の主人公が選ばれ、1年間展開されるという壮大なストーリーとなっています。
で、この主人公に選ばれるのは、もちろん"推され組"。毎年、全モデルのうち、エース級、もしくはエース候補とされる人気モデルが勤めることになります。
なお、この「年に1人主役」の形が定着した、ここ3年の主人公と、物語のタイトルは以下の通り。
2014年度 「ゆめのんタイムトラベル着まわし」 2013年度 「マリリン刑事の着まわし事件簿」 2012年度 「魔法あみたん着まわし」
上記のように、2013年度は、すでに「マリリン」とあるように、ピチレでのニックネームを先取りしている愛莉鈴ちゃんがメーンでした。
となると、今回卒業となる2014年度のメーンを務めた岡本結芽乃ちゃんが、ここでは有力候補となります。
■観点6.親の七光り
あとは、"芸能人の娘"パターン。実際、パパが芸能人というピチモは、まさに「ニコプチ⇒ピチモコース」の先例、結実ちゃんがいるし、ちょっと前には、ニコプチと関係ないところで谷内里早ちゃんもいます。
ということで、パパが野々村真さんという香音ちゃんの名前が、この観点から浮上してきます。
■観点7.アイドル出身
「X21」「アンジュルム」「乙女新党」「クッキングアイドル」「クックルン」などなど、現役のアイドルが多いというのも、ピチモの大きな特色の1つ。
ニコプチ卒業生であるピチモに絞っても、元さくら学院の愛莉鈴ちゃんや、現乙女新党のあやめちゃんがいるように、特にピチモになりやすいパターンです。
ということで、第1回ニコプチオーディション出身で、途中卒業の永坂真心ちゃんも、候補に入れてみます。
■次の雑誌が決まるまで
先行卒業組の名前が出たところで、ちょっと、ニコプチ卒業後から、ピチレ移籍までの空白期間について書いてみます。基本、ニコプチ卒業後、次の雑誌が決まるまで、多少の間が開くのが一般的です。
しかし、とくにニコラ行きのケースは、同じ出版社ということもあり、スムーズに直通、つまりは4月22日発売号で卒業し、5月1日発売の6月号、もしくは6月1日発売の7月号のニコラに、さっそく載ることになります。
■ピチレの場合
対して、ピチレの場合、数ヶ月の間が開くのが普通ですが、6人のピチモ移籍組でも、愛莉鈴ちゃんとその他との間には、決定的な違いがあったりします。
それが、ニコプチ卒業後、無職としての浪人期間の有無。
あやめちゃん&アリサちゃんは卒業年の8月号加入。紫優ちゃんは9月号加入。いずれも、選考から採用まで、すぐに結果が分かる非オーデなのに、です。
こうして、それぞれがニコプチを卒業後、2~3ヶ月の「モデル空白期間」があるのです。
■愛莉鈴ちゃんは特殊ケース
対して、愛莉鈴ちゃんは、ピチレの一般オーデで7月号加入。オーデはというと、2月締め切り、3月選考、4月内定という日程。
となると、愛莉鈴ちゃんは、4月発売のニコプチ6月号で卒業したわけで、その実際の撮影は3月中です。
つまり、ニコプチの撮影中、すでにピチモに応募していたのみならず、オーデ2次とも重なっているのです。
■抜け駆けは心情的に微妙
事務所としてはもちろん、モデル本人にとっても、次のお仕事が決まるか決まらないかは、死活的な問題です。
すでに卒業が決まっているのだから、次のお仕事を探すのは、当然といえば当然です。
それでもなお、卒業メンバーみんなが泣きながら、卒業撮影をしている中、ただ1人、次に向かってすでに動いているという事実を知った上で、改めて愛莉鈴ちゃんの卒業特集のページを見返すにつけ、ちょっと白けてしまう、そう感じるのも仕方のないところです。
あやめちゃんたちは、少なくとも外形上は卒業後に動き出したのですから。(繰り返しになりますが結実ちゃんは前年に早期卒業済み)
■結論はWカノン?
ということで、変な方向に脱線しましたが、話を戻して、いよいよニコプチ卒業生獲得予想の結論です。
最初に書いたように、ニコラの本命は香音ちゃん。たしかに、その身長&鶴嶋乃愛ちゃんと被る外見&キャラが、ニコラ向きかどうか疑問ですが、それ以外は見事に完璧。
対してピチレ。順当に考えれば、同期トップグループの一角で、事務所もスターダストである、小出さん家の華宛ちゃん。
こうなると、「Wカノン」が、一方はニコラ、一方はピチレで、それぞれ将来的にエースになるという夢も出てきます。
■ピチレ向き
他方、最もピチレ向きといえば、どう考えても、りおんちゃん。アイドル性抜群のルックスで、小柄&妹系キャラ。かつ、完成度の高さ&プロっぽさ(意識の高さ)を持ち、なにより、メゾイメモというのも心強いところ。
ただしこちらも、バーニング所属のピチモが誕生なるかどうかという、1点のみが問題となります。
■希望的観測
そこで、個人的には、岡本結芽乃ちゃんに期待。第2回ニコプチオーディション出身ということで、実に、モデルになって2冊目にして、"観点4"に書いたの通り、イキナリ「着まわし連載」のメーンに抜擢されたのは、編集部による大きな期待の証拠。
その上、見ての通り、同期オーデ出身はもちろん、全プチモの中でも、トップクラスに可愛いのは、一目瞭然です。ピチレに来た際は、ニックネーム「ゆめのん」で決定でしょうか。
■まとめ
ということで、長くなりましたが結論。毎年恒例「今年のピチレに来るとしたら誰か?」予想は、華宛ちゃんを本命、りおんちゃんが対抗。3番手に期待込みで結芽乃ちゃんとしてみます。
なお、現時点で去年の愛莉鈴ちゃんよろしく、すでにヒッソリと、先日終わったピチモオーディション2次面接を受けているニコプチモデルがいるかもしれません。
それも含め、去年に習い今年もオーデで来るか。それとも従来通り非オーデで来るのか。さらには、誰も来ないのか。
しばらく、ニコプチ卒業生の行方に、注目していきたいと思います。(ニコプチ読者の方から、意見や情報も、お待ちしています)
■参考:ニコプチ卒業生の分配一覧
初代卒業生:2008年卒 ・伊藤夏帆(スターダスト) ⇒ ニコラ 2期卒業生:2009年卒 ・中島愛蘭(エイベックス) ⇒ ニコラ 3期卒業生:2010年卒 ・七木奏音 (スターダスト) ⇒ ニコラ ・井之上史織(エバーグリーン)⇒ ラブベリー ⇒ ピチレモン 4期卒業生:2011年卒 ・飯豊まりえ(エイベックス) ⇒ ニコラ ・関紫優 (インセント) ⇒ ピチレモン ・森高愛 (テンカラット) ⇒ ラブベリー ⇒ ピチレモン 5期卒業生:2012年卒 ・澤田汐音 (スターダスト)⇒ ニコラ ・田尻あやめ (ヴィジョン) ⇒ ピチレモン ・五十嵐ありさ(アミューズ) ⇒ ピチレモン 6期卒業生:2013年卒 ・永野芽郁 (スターダスト)⇒ ニコラ 7期卒業生:2014年卒 ・杉本愛莉鈴 (アミューズ)⇒ ピチレ 8期卒業生:2015年卒 確定 ・香音 (スターダスト)⇒ ニコラ ・関りおん (バーニング) ⇒ ピチレ