◆2番手の再就職先
今年のニコ☆プチ卒業生からのニコラ行きは黒坂莉那ちゃんに決定したわけですが、莉那ちゃん以外にも、当然に多くの卒業生が存在します。
では、ニコラに行けなかった残る同期のコたちは、いったいどうなるのでしょうか? どこの雑誌に行くのでしょうか?
今日の三月の転校生は、今朝がた突然に思い立ったため昨日の更新予定に無かった「歴代プチモ卒業生の身の振り方」についてまとます。
◆ニコプチ卒業生その後
◆一覧の見方
上の一覧は、ニコプチ卒業生の卒業年次別に、モデルとしての次のお仕事、つまりは新たに専属モデルとなった雑誌をまとめたものです。
各卒業期ごとに上位3人に限定。2015年のみ、香音ちゃんの独走で2番手以下が横一線に並ぶため、今回は特に移籍決定者を上位に取ってあります。
行き先は、ニコラ、ピチレモン、ポップティーン、ラブベリーの4誌。必ずしも専属限定というわけではなく、読モ級やレギュラーモデルも含みます。
◆受け皿はピチレ
さすがはニコラ。2014年を除き、毎年確実に上位2人のうちのどちらかが採用されていることが分かりますが、こういったことはすでに「ニコラ行き予想シリーズ」で繰り返しまとめてきました。
そもそも今日の本題は、ニコラ行きレースに敗退した2番手以下の行き先。ということで、ニコラに行けなかった2番手・3番手に注目してみます。
すると、休刊した2015年までは、ニコラ行きを逃したナンバーツークラスの受け皿としてピチレこそが定着していたことが見えてきます。
実際、各年のニコラ行きは同期代表1人のみ。特に、移籍当確の絶対的なエースがいる年など、「ニコラに行けなくてもピチレがある!」を合言葉に、2番手以下にとってピチレ行きは、卒業後の1つの希望となっていました。
◆ピチレ休刊で
ところが、2015年のピチレ休刊による状況が一変します。当然ながら、卒業生の受け皿として、大切なピチレ行き1枠が消滅してしまったのです。
ただでさえそれまで中学生雑誌の休刊が相次ぎ、供給過剰となった小学生モデルたちの卒業後の就職先が見つかりにくくなっていたところ、この時期のピチレ休刊は、中学生雑誌への進級を目指すモデルたちにとって、大きな痛手となりました。
◆救世主はラブベリー
と、そんな時。救世主のように突如として現れたのがラブベリーです。2012年の休刊から3年半をへて、待望の復刊を果たします。
となれば、ニコプチ卒業生をはじめとする小学生モデルたちが、休刊したピチレ卒業生ともども、ラブベリー行きを目指さないわけがありません。
ここで、次にあげる最新の卒業生の所属雑誌をまとめた一覧を見てください。これは最初に提示した一覧では「ピチレ」となっていた関りおんちゃんと杉本愛莉鈴ちゃんについて、現在の所属雑誌に対応させた他、2015年次卒業生の3番手を石橋宇輪ちゃんに入れ替えたものです。
◆卒業生その後(現状版)
◆ラブベ一色
さて、どうでしょう。もう、ラブベリー一色。まだ2017年のラブベ移籍発表はありませんので、それ以前、わずか2014年から2016年の3世代だけで、実に5人が進級しているのです。
これだけ見ても、ニコラ行きを逃した卒業生の受け皿として、休刊したピチレに代わり、確実にラブベリーが定着したことが分かります。
となれば、2017年。これまで過去3年で5人いるのですから、当然今年のニコプチ卒業生からも、ラブベリー行きが誕生しておかしくありません。というか、むしろ誕生しないはずがありません。
◆今年のラブベリー行きは?
偶然にもタイミングよく、今回のラブベリーvol.7より「ふわふわ」から2人、伊藤小春ちゃん、平塚日菜ちゃんが専属モデルに昇格しました。
となれば、ふわふわのセンターにして、今期プチモ卒業生である岩崎春果ちゃんのラブベリー行きに最高の追い風。
また、モデル陣にAKBはじめアイドル系を多くそろえる同誌であれば、まさに西川茉佑ちゃんなんかもピッタリ。
さらには、木村ユリヤさん&長谷川愛里さんの"ハーフツートップ"が読者からの高い支持を得ているといえば、乃亜ちゃん進級の可能性も十分です。
ということで、今年のラブベリー行きは誰になるのか。何人誕生することになるのか。ニコプチ卒業生によるラブベリーモデル誕生の報告を楽しみに待ちつつ、次回更新「小春ちゃんが最速でラブモ(専属)に昇格できた理由」に続きます。