三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

ニコラ限定!ニコプチ卒業生の移籍予想2016

今年ニコラに行くのは?

f:id:GYOPI:20160124031343p:plain:right今月22日発売の小学生雑誌「ニコプチ」2016年6月号にて、いよいよ新中2となる最年長世代プチモの5人が卒業となります。

例年であれば、これら卒業生の中から基本的に1人ずつが中学生雑誌「ニコラ」と「ピチレモン」に振り分けられ、それぞれにプチモ出身の専属モデルが誕生するわけですが、ピチレ休刊となった今は、もはやニコラ1択。

ということで今日の三月の転校生は、2016年のニコプチ卒業生について、いったい誰がニコラに行くのか、それとも誰も行けないのか。恒例の行方予想、ニコラ限定版です。

卒業生リスト

涼凪   4 バイツ
伊藤小春 3 ライジング
岡香鈴  0 スターダスト
松田望愛 0 プラチナム
山田碧海 0 セントラル


予想のポイント

今年の卒業メンバーは、上の一覧表に名前のある涼凪ちゃん、伊藤小春ちゃん、岡香鈴ちゃん、松田望愛ちゃん、山田碧海ちゃんの5人。

各自の名前の右にある数字は、2016年4月1日時点における"表紙回数"です。また、さらにその右が"所属事務所名"となっています。

過去の傾向からも、ニコラ行きを予想する上で最も重要となるポイントは、この2点に尽きます。

そんなわけで、まずはこれまでにニコラ行きを決めた過去7人の実績を参考に、移籍に必要とされる最低条件を考えます。

過去のニコラ行き

初代卒業生:2008年卒伊藤夏帆 04 スターダスト

2期卒業生:2009年卒中島愛蘭 02 エイベックス

3期卒業生:2010年卒
・七木奏音 02 スターダスト

4期卒業生:2011年卒飯豊まりえ06 エイベックス

5期卒業生:2012年卒澤田汐音 03 スターダスト

6期卒業生:2013年卒永野芽郁 07 スターダスト

7期卒業生:2014年卒
・採用回避

8期卒業生:2015年卒香音   12 スターダスト


条件1:表紙回数

最初の一覧表と同様、名前の右が表紙回数、さらにその右が卒業当時の所属事務所となります。

すると、一目瞭然。これまでニコラ行きを決めた7人に共通するのが、いずれも表紙経験者であること。しかも、1回ではダメで、最低でも2回以上の経験が必要であることが分かります。

ということで、すでに最初のチェックポイントにおいて、おかかちゃんをはじめとする現時点で表紙経験ゼロ組の3人が脱落。

あとは、残った2人。涼凪ちゃんと小春ちゃんだけを検討すればいいわけです。

条件2:所属事務所

第2のチェックポイントは所属事務所。ニコプチから直通でニコラへ行くためには、ある特定の芸能事務所に所属していないとダメなのです。

たとえどんなに実力があっても、たとえどんなに人気があっても、たとえどんなに表紙回数があってもNG。

実際、歴代全プチモにおける表紙回数こそ香音ちゃんに次ぐ2位ではありますが、ニコプチ史上ナンバーワンといえる人気を誇った阿部紗英ちゃん&ピチレ移籍後に早速同誌でエース候補となり、現在はラブベリーでもトップモデル扱いである関りおんちゃんのバーニング勢は、ニコラ移籍レースに完敗。

同様に、5期卒業生ナンバーワンであった田尻あやめちゃん(ライジング所属)も、6期ナンバーワンの中園侑奈ちゃん(セントラル所属)も、ニコラ行きを果たせませんでした。

ある意味、表紙回数以上に所属事務所は重視されるファクターであるといえます。

ニコラ優待枠

では、そのニコラ優待枠ともいえる特定事務所とはどこなのか。もちろん、スターダストです。

ここで改めて、上のニコラ行き卒業生実績一覧表を見てください。前半こそ、スタダ⇒エイベ⇒スタダ⇒エイベと交互に繰り返しているため、いまだに一部で「ニコラ行きの条件は"スターダスト"か"エイベックス"の2択」などと言う人もいるようですが、もはやこれは完全に時代遅れ。

その証拠に、交互採用の3往復目からはエイベックスだけが外れ、2012年以降の4年間は同事務所からの採用がゼロとなる一方、その分をスターダストが埋めていることが分かります。

ニコラ自体がエイベックスを忌避?

さらに言えば、ニコプチからの受け入れにとどまらず、ニコラ本体自体が、エイベックスからの採用を中止しているのです。

具体的には、2011年にニコプチから採用した飯豊まりえさんを最後に、その後は一切エイベックス所属者を事務所オーデ&顔みせで採用していないし、さらには一般公募の専属オーデ合格者についても、誰一人としてエイベックスに紹介・所属させていません。

つまり、飯豊さんを区切りに、ここ5年間、エイベックス所属者のニコモ採用はゼロとなっているのです。

ということで、今年のニコプチ卒業生にエイベックス所属はいないので、行方予想とは直接関係ない点ではありますが、興味深い事実ですので、ちょっと脱線して触れてみました。

涼凪ちゃんvs小春ちゃん

予想に戻って第2のチェックポイント。事務所的観点から、涼凪ちゃんと小春ちゃんの比較・検討を続けます。

すると、両者の事務所はそれぞれ、涼凪ちゃんがバイツ。小春ちゃんライジング(4月1日付で移籍済)となります。

で、バイツのニコラ実績はというと、もちろんゼロ。一方のライジングはというと、現役に塚本凪沙ちゃん&中野あいみちゃんがいる上、卒業生にはニコラを代表するエース西内まりやさん、現セブンティーン藤麻理亜さんがいたりで、スターダスト級とはいえませんが、それでも比較的つながりの深い事務所。

卒業を直前に控えたこの時期に、小春ちゃんがあえて事務所を移ったいうことは、まさにニコラ行きの布石とも考えられるところです。

スターダストの独占利権

こうしてみると、表紙回数の基準を満たし、かつ事務所もニコラ実績アリということで、一見すると、かなり小春ちゃんが有利に思えます。

しかし、コトはそう簡単には運びません。ここで今日3度目となりますが、またまた上の卒業生実績リストを確認してみてください。

繰り返しになりますが、「ニコプチ⇒ニコラ」の直通コースは、最初がスターダストとエイベックスの交互採用。その後、2012年からはスターダストの独占利権。現在に至るわけです。

となると、2014年同様に、スターダスト所属者にニコラ編集部の"御眼鏡に適うコ"がいなくば、指名回避といったケースも十分考えられるのではないでしょうか。

最大の注目点

以上まとめると、すでにニコラ実績のあるライジングが、ニコプチ直通コースにまで手を突っ込めるのか。言い換えれば、スターダスト独占利権を切り崩せるのかが最大の注目点。

その答えは、小春ちゃんが今年、ニコラに行けるか行けないかで見えてくるところです。

もちろん、スターダストの力をもってすれば、秘密兵器おかかちゃんの一発大逆転も可能性ゼロとはいえないし、事務所の力とは無関係に純粋に最もニコラ向きといえば涼凪ちゃんかもしれませんが。

まとめ

ということで最終結論。今年のニコラ行きは誰もいないを本線に、あるとしたら小春ちゃんでどうでしょう。

なお、もし今年、小春ちゃんをニコラが採用するとしたら、来年ニコプチ卒業となる現エース岩崎春果ちゃん(ライジング所属)のニコラ行きも、自動的にほぼ確定となるわけで、スターダストに替わり、新たにライジング・ライン誕生となりそうです。