三月の転校生

中学生雑誌ニコラに関する考察

【表紙解禁】世代間の断絶! 編集部による次世代育成の失敗

新体制スタート

6月10日発売、末永ひなたちゃんたちが卒業後、新体制がスタートとなるニコプチ2026年夏号の表紙が解禁されました。

表紙モデルに抜擢されたのは、桃瀬りむちゃん、小沢ちひなちゃん、真田桃羽ちゃん、雫月ももちゃんの4人。

なお、表紙にも大きく書いてある通り、ニコプチは次の秋号でちょうど創刊20周年を迎えることになります。

ニコプチ最新号

次号で創刊20周年

とはいえ、浮かれてばかりもいられません。実は、今のニコプチには、重大な問題があったりします。

それが何かといえば、世代間の実力の断絶

意外に思う人も多いかも知れませんが、つい昨日まで、現役プチモの中で、表紙経験者はりむちゃんと井上美聖ちゃんの二人だけだったのです。

ランキングの見方

以下に作成した、2つの「表紙回数ランキング」を見比べてみてください。

これは、ニコプチ2026年《春号》時点のランキングと、最新の《夏号》時点のランキングを並べたものです。

最大の相違点は、春号版がひなたちゃんたち現中2の卒モを含んだものであるのに対し、夏号版は卒モを除いたものであることです。

ランキング(卒モ含む)



ランキング(最新分)



卒モを含むランキング

さてどうでしょう。パッと見て、これがいかに異常な事態なのか、気づいたでしょうか。

卒モを含むランキグにある通り、ひなたちゃんたちの卒業号(春号)時点で、表紙経験者は全部で9人いたわけですが、そのうち7人が中2という。

それ以外の学年はと言えば、中1からりむちゃん&美聖ちゃんが、おまけのように一番下に入ってるだけ。

だからこそ、ひなたちゃんたちの世代が卒業すると、その瞬間表紙経験者が、りむちゃん&美聖ちゃんの二人だけという異常事態になったわけです。

新しいランキング

それが、今回の夏号分を加えた新しいランキングではどう変わったか。

当然ながら、夏号の表紙ランキングには、二人以外の誰であっても初表紙ということで、りむちゃん以外の三人それぞれに「初マーク」が入っています。

ということで、これこそまさに世代間の格差であり、編集部による中1以下の次世代プチモの育成の失敗に他なりません。

失敗の理由は、人気があるとされる特定のコに何度も何度も表紙をやらせたからで、要は編集部が、バランスよく表紙の機会を次世代に与えてこなかったのです。


世代格差

具体的に見てみましょう。たとえば、今年の卒業世代でいうと、ひなたちゃんがニコプチ史上歴代2位となる《11回》も表紙を重ねています。これに、山腰理紗ちゃんが《5回》で続きます。

また、現中3世代でいうと、進級こそ逃しましたが「ミスセブンティーン」に合格した川瀬翠子さんが、これまた歴代3位となる《9回》も表紙を経験しているのです。

つまり、りむちゃんたち現中1世代にとって、1コ上の世代からは表紙回数歴代2位が、2コ上の世代からは歴代3位が誕生しているわけで、本来なら次世代の小学生組に回って来るべき表紙の機会がごそっり持っていかれてしまったのです。

季刊化

さらには、これに輪をかけて不運だったのが、ニコプチの発行形態が隔月刊から季刊に移行したことです。

ただでさえ、年6回しか発行されないため、表紙になるチャンスが少なかったものが、さらに年4回へと減少。

これにより、表紙はますます人気プチモに独占されるようになり、新人さんや次世代が初表紙になる機会がますます奪われることになったのです。


育成の失敗

それでもやっぱり、編集部は将来のことも考え、りむちゃん&美聖ちゃん以外にも、表紙を経験させておくべきだった。

また、りむちゃんをトップモデルに育てるつもりなら、小学生のうちに、1回といわず何回か表紙を経験させておくべきだった。

こうして見ると、りむちゃんに特化して育成するわけでも、りむちゃん以外を育成するわけでなく、単に次世代は放っておいて、編集部がやったことといえば、とにかく川瀬さんとひなたちゃんの二人を集中して推しただけ。

世代間の断絶

おかげで、たしかに二人は人気も出たし、そんな人気のある二人が誌面で活躍するから、ニコプチの部数もある程度は下げ止まりました。

さらには結果として、川瀬さんはセブンティーンに合格し、ひなたちゃんはニコラに進級することができました。

しかし、その後の世代が続きません。これが、世代間の断絶というわけです。

将来の展望

もちろん、インスタの旧アカウントのフォロワーが12万を超えていたように、インフルエンサーとして知名度もあり、プチ読以外の層からも人気が高いりむちゃんが、これから単独エースになるのは間違いないところです。

しかし、そんなりむちゃんでさえ、今から卒業までの秋号⇒冬号⇒春号と、全ての号で表紙をやったとしても、最終的な表紙回数は《5回》に過ぎません。

あまりにも現中3&現中2世代を優遇しすぎ、下の世代を育てて来なかった育成方針の失敗について、編集部に弁明の余地がありません。

こうなると、次々世代となる現小6あたりから、それこそ永野芽郁さんや、生見愛瑠さん、林芽亜里さんクラスの大物が出現しない限り、ニコプチの未来は厳しくなりそうです。