三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

【応募回数】2度目3度目が普通!?合格者の過半数が再挑戦という新時代

ニコモオーデ

伊藤沙音ちゃんの場合「応募は1度だけ」と背水の陣で臨み、見事《1発で合格》した一方、葵かんなちゃんは今回が《3度目》だったことが明かされました。

では、ニコモオーディション合格者の一般的な応募回数は、おおよそ何回くらいなのでしょうか。

今日は、オーデ出身の現役ニコモについて、合格期ごとに応募回数をまとめた上で、最近の傾向を整理します。


一覧の見方

以下の一覧は、今から過去3年分、27期(2023年)と28期(2024年)と29期(2025年)の合格者全13人の応募回数を、一覧にまとめたものです。

白抜きの丸で囲まれている数字が応募回数て、各期とも上から順に応募回数が少ない順に並べています。

また、色の区別については、赤が《初挑戦で合格》を、緑は《2回以上の挑戦で合格》を表します。

応募回数一覧



29期の場合

まずは、2023年にニコモデビューした松尾そのまちゃんたち27期から見ていきます。

ニコラの連載「ニコはじ。」によると、そのまちゃんは《中1のときマネージャーさんから応募をすすめられた》。同様に梨里花ちゃんも《中学生になったころマネージャーさんからすすめられた》。

両者とも中1合格であるため、27期オーデが初挑戦であり、そろって一発で合格したことが分かります。

美咲ちゃんは2度目

一方、上妻美咲ちゃんについては以下で詳しくまとめた通り、中2のときにミスSTとニコラを併願して両方とも落選。その後、中3でニコラに合格します。

また、27期で唯一の一般応募である十文字陽菜ちゃんは、「ニコはじ。」で《小学生の時は言い出せなかったが、中学になって母が応募をすすめてくれた》とあることから、中1になって初めて応募し、最終合格していることが分かります。


28期の場合

続いては28期。ちょうど今月号の「1時間インタビュー」が佐々木花奈ちゃんの回で、そこには《中1で、あるオーデに落ちてからは学業に専念》とあります。

ここで言う「あるオーデ」が何を指すのか。やっぱりミスセブンティーンなのか、それとも別のオーデなのか、多くの読者が気になるところですが、ともかくニコラには初挑戦で一発合格したことが分かります。

また、同じく一般応募の大月美空ちゃんは、あこがれの髙橋快空ちゃんに《サイン会で応募の背中を押してもらった》ことで知られています。

で、その「カイレピ&ハンギョドン来店イベント」は2024年3月に開催されているので、美空ちゃんは直後となる28期オーデに応募。初挑戦で一発合格となります。

有乃ちゃんの経緯

他方、泉有乃ちゃんの場合はちょっと珍しくて、「1時間インタビュー」で語っているように《26期落選⇒非公開オーデ落選⇒28期合格》という経緯をたどります。

正確に言えば、ニコモオーデに限ると2度目、非公開オーデも加えると3度目で合格となるわけですが、これに関しては以下で詳しくまとめていますので、気になる人は読んでみてください。

なお、相沢伊吹ちゃんについては、ニコラTVのショート動画で「プチモオーデに応募したことがある」と語っている点、ニコラは今回が初だったようです。


29期の場合

さて、ようやく最新の29期に辿り着きました。5人の応募回数については、今月号のおひろめページに出ていますので、そっちを読んでもらうとして、ここでは簡潔にまとめます。

畠桜子ちゃんと常盤真海ちゃんが初で、ニコガの大森ひかるちゃんは2度目。

と、ここまでは納得ですが、冒頭に書いた通り、かんなちゃんは今回が3度目ということが明かされ、さすがはニコラ大好きっコ。実は、小5から受け続けていたことが発覚しました。

また、野澤しおりちゃんも2度目ということで、こちらも実は去年も受けていて、ファイナリストには残れなかったことが分かります。


以下本題

ということで、ひと通り挑戦回数の整理が終わったところで、いよいよここからが本題です。

以下に作った、最初に提示した一覧に、「オーデ同期における初挑戦合格者の割合(一発合格率)」を加えたものを見てください。

矢印の先、一番下にある赤囲みになってる数字が、初挑戦×一発合格者の割合となります。

応募回数(一発合格率付き)



一気に逆転

ということで、27期&28期の2度目合格は、それぞれ美咲ちゃん、有乃ちゃんと一人ずつ。よって、一発合格者の占める割合はそれぞれ《75%》となっていました。

ところがこれが、今年になると激変。桜子ちゃん&真海ちゃん以外の全員がリベンジ組ということで、一気に《40%》まで低下。

なんとなんと、合格者の過半数を、2度目・3度目の挑戦組が占めるようになったのです。

結論

これが何を意味するかと言えば、ミスセブンティーンではすっかりおなじみとなってる《3度目で合格》《4度目で合格》といった流れが、いよいよニコラにもやって来るということ。

過去、一般応募限定だったニコモオーデを、事務所所属者にも開放したことで、確かにオーデ自体のレベルは確実にアップしました。

ですがその一方で、一般応募は確実に受かりずらくなり、合格者のほとんどを芸能活動経験者が占めるようにもなりました。

今後、こうした流れはますます加速し、結果としてニコモオーデに初挑戦で一発合格するというケースは、ますます少なくなりそうです。