三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

【小松崎プロ】沖縄の記憶はなぜ消えた?

新連載

新連載「ニコモ1時間インタビュー」の第1回、小松崎ふたばちゃん編を読んだニコ読さんから、こんなメッセージが届きました。

「フタバちゃん間違ってます! 沖縄ロケに参加してます!」

さてさて、ふたばちゃんのインタビューの一体どこに問題があったのか。以下、詳しく検証します。


問題発言

ニコラ8月号24ページ。上から2段目、右から7行目に出てくる、自身のプチ時代を振り返った部分で、次のように語っています。

いろんな企画をやらせてもらったけど、(中略)ガーリー企画や沖縄ロケに呼ばれないのは、撮影中に何か、しでかしてしまったのかな?と


呼ばれてない?

これを読んだ読者は、当然ながら「フタバちゃんはプチモのとき、沖縄ロケに行っていないんだ~」と思うに違いありません。

そりゃ、上に引用した通り「呼ばれない」と自分で言っているんだから。

しかし、事実は全く違うのです。

2021年8月号

ふたばちゃんがプチモとして活動したのは、2021年2月号(デビュー)から2022年6月号(卒業)までですので、沖縄ロケの参加できた機会は2021年8月号だけ。

で、その8月号の表紙がコレ。今年もそうだったように、毎年8月号の表紙は沖縄メンバーと決まっています。


沖縄表紙

この通り、パッと見て1番右が有坂心花ちゃん。その隣が、星名ハルハちゃん。

そして、さらにその隣には、ふたばちゃんがいるではありませんか。

ちなみに、1番左の背の大きいコは現セブンティーンモデルの滝口芽里衣ちゃんです。

撮影日記

実際、沖縄ロケの掲載された8月号の巻末にある撮影日記「今月の撮影で印象に残ったことは?」にも、こうあります。

とくに印象に残ったのは沖縄ロケの撮影です。プチモになる前から目標にしていた企画に参加できてうれしかったです!(小松崎ふたば)


忘却の彼方

なんだ、ちゃんと参加してるじゃないですか。

にもかかわらず、今月号のニコラのインタビュー記事では「呼ばれてない」と言う。

たった2年前に、沖縄ロケという大型企画に呼ばれたことを、すっかり忘れてしまったとでもいうのでしょうか。

夢が実現したのに

もちろん、「2年前のことなんて、覚えてなくても仕方ない」と思う人もいるかもしれません。

でも、沖縄ロケはプチモにとって最も名誉な企画であり、ふたばちゃん自身、ハッキリと「プチモになる前から夢だった」と、当時の撮影日記で言っているのです。

これをさすがに忘れたというのは、ちょっと無理がありそうです。

勘違い説

この点、好意的に解釈するなら「勘違い」といったところ。

ニコラのインタビューの中で、100質、ピン表紙、ピン企画、YouTubeドラマといった、プチ時代に経験した様々な企画を振り返っていく際、たまたま沖縄ロケについては呼ばれなかったと勘違いしてしまったのかもしれません。

別の解釈

他方、ちょっと悪意をもって解釈するとどうなるか。

そもそも、ふたばちゃんのこのインタビュー記事の前半部分が、一貫して「プチ時代の活躍は、自分が努力した結果であって、編集部によるゴリ推しではない」といった趣旨で構成されていることに注目します。

印象操作説

ところがそれが、プチモになって、たかだか半年たらずの新モがイキナリ沖縄ロケに呼ばれたとなると、「何らかの”大きな力”が働いて、たいした実績のない新モが沖縄ロケに抜擢された」という別のストーリーになってしまうのです。

そこで、あえて「呼ばれなかった」ことにしたのではないかという疑問が、どうしても出てきてしまうのです。

もっと真摯に

勘違いか、もしくは、意図的か。いずれにしても、読者をあまり舐めない方がいい。

ネットで検索すれば、誰でもすぐにニコプチ沖縄ロケ一覧で、各年の参加メンバーを確認できます。

何より、今のニコ読には、ちょうど数年前までプチ読だった人が多いわけで、2年前のことくらいみんなハッキリ覚えています。

ふたばちゃんには、ニコラ最高学年となる来年、もし本気でイメモや役職を目指すつもりなら、もうちょっと読者に真摯に向き合うことが必要ではないでしょうか。

※編集部は今回のインタビュー記事について、事実関係が完全に間違っているのですから、次号で「お詫びと訂正」を出すべきです