◆表紙予想(後編)
ニコラ11月号の表紙に出るモデルを予想するシリーズの後編です。
前編では、過去の傾向を基に「今回は中2から初表紙が誕生する」との結論に達しました。
ではそれは誰になるのか。後編の今日は、3つのポイントから具体的に予想していきます。
◆1.アンケート投票より
まずは、読者の意向から検討します。そこで指標として用いるのは、うちのサイトで実施した「初表紙希望アンケート」。
なんとこの結果は、4月号の野崎奈菜ちゃん&阿部ここはちゃんから、6月号の池未来実ちゃん、さらには今回の加藤咲希ちゃんまで、完全に順番通り初表紙を言い当てているのです。
ということで、さっそくアンケートの結果から確認していきましょう。
◆初表紙希望アンケート(結果)
◆ピッタリ一致
これは、今年の春に実施した初表紙アンケートの結果です。のちに、無事に表紙になったニコモには、カッコ内に「表紙になった号数」と、赤色で「済マーク」が入っています。
すると、もうこんな感じで、1位ここはちゃんから、4位の咲希ちゃんまで、きっちり順番に初表紙になっていることが分かります。
◆読者の声を反映
注目すべきは、初表紙希望アンケートの順位が、実際の人気と必ずしも一致しないこと。
要は、読者による「かとぅちゃん、がんばってるし、そろそろ表紙になって欲しい」的な、推し(好き嫌い)にとらわれない希望と、編集部の「かとぅは最近がんばってるし、そろそろ表紙にしてあげよう」的な方針が一致しているということです。
そんなわけで、表紙希望アンケートは、単なる人気投票と比べ、実際の初表紙を予想する上で、かなり参考になりうるのです。
◆最新アンケート
では、次は誰の番でしょうか。そこで、すでに初表紙を済ませた組を除いた、最新の表紙希望アンケートで確認します。
なお、これを実施した時点では、まだ咲希ちゃんが表紙になっていなかったため、候補に入っているわけですが、もう圧倒的な数字で1位。ここからも、アンケートの正しさが分かります。
◆初表紙希望アンケート(最新版)
◆3人に絞られる
最新版のアンケート結果はこの通りです。すでに済ませた咲希ちゃんは別格として、僅差で並ぶ2位以下では宮本和奏ちゃんが頭1つリード。
3位の田中南ちゃん&4位の組橋星奈ちゃんとは、大接戦でほぼ差はありません。
一方で、5位には中1から河村果歩ちゃんが入って来ているということで、今日のテーマである「中2から初表紙」の候補としては、”セナワカ”に、南ちゃんの3人に絞られました。
◆2.過去のパターン
2つ目のポイントは、前編で作成した「中2モ初表紙1番乗りリスト」から導き出される、必勝パターンです。
ということで、改めてリストを確認します。これは、世代別に初表紙1番乗りをまとめた一覧表です。
とにかく各世代とも、中2のうちに、必ず誰か世代を代表する1人が表紙になっているわけですが、さてさて、過去のパターンからどんな共通性を見つけることができるでしょうか?
◆世代別の初表紙1番乗り
◆初表紙1番乗りの法則
今日は、赤く囲ったところに注目して下さい。なんと、現在のところ7年連続で、各世代の表紙1番乗りは「オーデ小6合格の誰か」であることが分かります。
小6で合格し、1年ちょっと経験を積み、中2になったら表紙デビューする。これこそが、将来のエース候補としての必勝パターンなのです。
加えて、もっとすごいのが黄色で囲った合格期。各世代の表紙1番乗りは、ここまで7年間、15期、16期、17期、18期、19期、20期、21期と、完璧に順番通りになっているのです。
◆当てはめ
と、ここまで分かればあとは簡単。今年の中2モの初表紙1番乗りは、ズバリ「オーデ小6合格」で、かつ「22期」の中の誰かというわけです。
すると、この条件にピッタリ合致するのはただ1人。和奏ちゃんだけということになります。
もはやこれで確定の気もしますが、いちおう最終条件としてのポイント3も確認してみましょう。
◆3.編集部の推し
表紙になるための条件として、ある意味、最も大事なのが編集部からの信頼です。
そもそも、今の編集部の方針として、中2のうちで、誰を強く推しているといえるのか。誰をエースに育てようとしているのか。
この点、すでに前編でもちょっと触れましたが、回答は2月号の晴れ着メンバーにあります。
今年、中2で晴れ着を着ることができたのは、和奏ちゃんだけ。最も古い星奈ちゃんも、人気上昇中の南ちゃんも、晴れ着メンバーに入ることはできませんでした。
◆結論
以上、長々とみてきたわけですが、結果として、読者の支持、過去のパターン、編集部の意図、これらすべてが和奏ちゃんの初表紙を暗示しています。
ということで、今回の表紙予想シリーズの結論としては11月号では和奏ちゃんが初表紙となる。