三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

来年の生徒会長は?中3ユニット三つ巴戦の行方

時代は中3モ

f:id:GYOPI:20210622030616p:plain:right最近、田中南ちゃんをはじめ、中3モから続々と初表紙が誕生しています。

7月号からは、いよいよ中3による学年連載もスタートしました。

こうして、まさに高1から中3へと主役が移りつつある今、ちょっと気が早いですが、来年のニコラ生徒会長について考えます。


三つ巴

中3モの現状は、完全なユニット戦。勢力分布でいえば、古参「セナワカ」、人気の新鋭「りみなみ」、そして実力派の進級「るきゆな」による三つ巴となります。

三国志で例えると、セナワカが魏、るきゆなが呉、りみなみが蜀といったところ。

とはいえ、これはあくまで表面上のこと。実はユニット戦の形を取りつつ、その裏では同時にユニット内で競わせる「個人戦」も進行していたりするのです。

ユニット図解

f:id:GYOPI:20210618211920p:plain

オモテ:ユニット戦

そんな編集部の意図が、ハッキリと分かるのが、今回に至るまでの初表紙の順番です。

振り返れば、6月号で南ちゃん(りみなみ陣営)と、組橋星奈ちゃん(セナワカ陣営)が、中3世代トップを切って同時に抜擢されました。

そしてその直後。7月号では関谷瑠紀ちゃん(るきゆな陣営)がピッタリ着いて来て、世代3人目の初表紙となります。

ウラ:個人戦

もうお分かりの通り、3つのユニットから、それぞれ代表者が平等に1人ずつ、初表紙になっているのです。

こうして実際に、3ユニットが拮抗している状態こそ、まさにユニット戦であることの証明といえます。

とはいえ、裏を返せば、現時点で表紙未経験となっている、それぞれのユニットの片割れがいるということ。相棒から後れを取っている、差を付けられているコの存在が、個人戦の意味を帯びているのです。

ユニット内の格差

もともと、中2時の2月号で晴れ着メンバーに選抜された宮本和奏ちゃんが、どう考えても世代トップの位置づけであり、表紙も1番乗りが期待されていたところ、まさかの逆転で相方の星奈ちゃんに先を越されてしまいました。

同様に、ちょうど1年前。進級して来てから、さっそく「美白ナンバーワン」「小顔ナンバーワン」と、”キャラ立ち”し、読者人気も若干ながら瑠紀ちゃんを超えていた高比良由菜ちゃんも、瑠紀ちゃんに先を越されています。

さらに、相方の南ちゃんを引っ張る立場で、かつ、お仕事面で見てもニコラ以外の雑誌や、テレビドラマで活躍し、知名度の高い凛美ちゃんもそう。

個人戦の意義

それぞれが、オモテ向きユニットの相方の初表紙を祝福しつつも、内心複雑な思いがあることは想像にかたくありません。

モデルの成長を促すため、もしくは奮起を促すための手段なんでしょうが、過酷といえば過酷。いやらしいといえばいやらしい。

ともかく、編集長のこういうやり方がいいかどうかは別として、ユニットごとに競わせつつ、同時に、ユニット内でもそれぞれの競争心を煽って競わせる。まさに個人戦が展開されているというわけです。

第1段階の目標

そんなわけで、3ユニットすべてが表紙経験者1人ずつとなっている現状から、残るもう1人の初表紙が実現することで、ユニットとして第1段階が完結。

まさに、ワクチン接種ではないですが、表紙ミッションをいち早く完遂させたユニットこそ勝ち組。次期生徒会長&副会長候補の本命といえるのです。

ユニット単位で生徒会

でもここで、なぜ会長&副会長がセットなのか。この点、去年の「マホカナ生徒会」。そして今年の「めあここ生徒会」を考えれば明らかです。

近年、すっかりユニットで生徒会長&副会長を担当することが定着しているのです。

であるなら、来年も当然ユニット単位で役職に入るはず。つまり、一方が会長に就任すれば、残るもう片方は自動的に副会長が確定する仕組みです。

三つ巴戦の行方は?

ということで目下の注目は、いったいどのユニットが最初に初表紙を完成させるのかに尽きます。

最近、ニコ読の間でまことしやかに言われているように、由菜ちゃんが8月号で初表紙になり、一気に「るきゆな」が抜け出すのか。

もしくは、いよいよ本命候補の和奏ちゃんが満を持して初表紙になるのか。それとも凛美ちゃんなのか。

いずれにせよ、初表紙を最初に完結させたユニットこそ、編集部が最も推しているユニットということで、来年のニコラ生徒会の役職独占に向け、圧倒的に有利な立場になることは確実です。