三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

【椅子は1つ】スタダはどうなる? 同一事務から同時に2人以上受からない法則

所属者解禁

無所属限定だったニコラのオーデが、事務所に所属している人でも応募できるようになってから、今年で4年目となります。

この間、スターダストやエイベックスを中心に、多くの事務所所属者たちが応募するようになり、実際、今や合格枠の多数が、所属者によって占められています。

そこで今日は、そもそも同じ事務所から、同時に複数の合格者が出ることはあるのか、スターダストを例に取って検証します。


28期の場合(三分の一)

まずは、去年のオーデの28期ファイナリストから見ていきます。

去年の場合、18人のファイナリストの中に、事務所が被るのは3人いて、佐々木花奈ちゃん、北野風花ちゃん、花岡穂果ちゃんがそれぞれスターダスト所属となります。

で、結果どうなったか。合格したのは、自己紹介動画の再生数が多かったことから合格の有力候補とされた風花ちゃんでも、芸能活動歴3年を超える穂果ちゃんでもなく、まだ所属したばかりの新人、花奈ちゃんだったという。

ともかく、こうしてファイナリストに3人送り込んだものの、最終合格は1人にとどまりました。



26期の場合(二分の一)

続いては、さらに1年飛ばしてさかのぼり、オーデ開放元年である2022年のケースを確認します。

当時は合格者のみの発表となっていて、ファイナリストは非公開であったため、個人のSNSに《ニコモオーデファイナリスト》と名乗っているコや、ニコラ誌面の《残念ファイナイスト》ページから推測することになります。

そうすると、26期オーデのファイナリストには、スターダストの所属者から国本姫万里ちゃんと、湯淺凜子さん*1の2人が残っていたことが分かります。

で、結果どうなったか。後に「TGCオーデ」でグランプリを受賞することになる湯淺さんが落ちて、姫万里ちゃんだけが合格しました。

もちろん、二人の他にもスタダ所属者がファイナリストに残っていた可能性は十分ありますが、ともかくここでも同事務所からの合格は1枠にとどまったのです。



27期の場合(一分の零)

最後に、松尾そのまちゃんたちが受かった一昨年の27期オーデについても確認します。

2023年の場合、ファイナリストに残ったスターダスト所属者として判明しているのは、今のところ、現セブンティーン希咲うみさんだけ。

ということで、スタダ所属のファイナリストは、おそらく他にもいたはずですが、結果的に合格者はゼロとなっています。




ここまでのパターン

以上見てきた通り、同じ年のファイナリストに、同一事務所から複数残ったケースが確認できるのは、実はスターダストだけ。

かつ、実際の合格者について見てみると、同一事務所から同時に2人以上が受かったケースは一度もないことが分かります。

ということで、「合格者は一つの事務所につき一枠」の前提に立ち、今年のファイナリストを検証します。

29期(四分の?)

すると今年も、例によって事務所が被ったファイナリストは、スターダストの所属者だけ。

しかも、畠桜子さん、宮澤花怜さん、黒崎紗良さん、さらには高柳千彩さんまで、ニコラオーデ史上、初となる4人を同時に送り込んできたのです。

中でも畠さんは、最も受かり易いとされる女優系で、かつ、読者投票がスタートした初日のドラマ出演で知名度をあげ、インスタのフォロワーを倍増させています。

宮澤さんは、自己紹介動画に付けられた「いいね数」が、ファイナリストの中で断トツ1位。現役の「りぼんガール」としても活躍中です。

隠れた注目点

であれば、どちらが合格しても不思議ではない畠さん&宮沢さんの争いとなりそうですが、そこは例年のパターンに則ると、いかにも受かりそうもないコが受かるというケースだって考えられます。

まあ、具体的に誰になるかはともかく、スタダから1人が合格するのは間違いないでしょうが、問題は2人目があるのかどうか。

そもそもが、史上初の《同一事務所4人ファイナリスト》ということで、だったら史上初の《同一事務所2人合格》だって夢じゃない!?*2
 
よって今年のオーデでは、スタダ所属から何人の合格者が誕生するのかが隠れた注目点となりそうです。

*1:当時所属。その後に退所し、TGCオーディションの事務所ドラフトを経て、現在はアービングに所属

*2:例えば、結果だけ見てみると2018年のオーデなども、加藤咲希さん&宮本和奏さんとが同じ「レプロ所属」で被っていますが、あくまで当時は全員が一般応募。合格が決定した後、編集部が紹介する事務所面接を経て、後付けでレプロが2人を獲得したに過ぎません