横の比較
ちょっと前に、日本雑誌協会のサイトにて、同協会に加盟する243誌の最新部数が公表されました。
今回公表されたのは2025年1月1日から3月31日の間に発売された各雑誌、1号あたりの平均印刷部数。
「過去○年分の部数推移」といった《縦の比較》については毎回やっていますので、今日はニコラと読者層が近い他誌との《横の比較》をやってみます。
ニコラは4.6万
2025年1月~3月期におけるニコラの部数は《46,025部》。前の期が《47,883部》だったので、2,000近く減らしたことになります。
コロナ以後、数千単位で減っているのは、ニコラにとってもはや通常運転ですので、取り立てて言及することはナシ。
過去10年分の部数推移については、前回の公表時にグラフを使って詳しく解説していますので、以下で確認してみて下さい。
各誌の最新部数
では、他誌と比較するとどうなのか。ニコラの《4.6万》という部数は多いのか、それとも少ないのか。
取りあえず、ニコラの読者層と一部が重なるとされる「セブンティーン」「ニコプチ」「Cuugal」「キラピチ」の4誌について、最新の部数をまとめるとこんな感じです。
あくまでも目安
データは、ニコラとニコプチは雑誌協会が今回公表した最新の《印刷部数》で、その他の雑誌はそれぞれが自社サイトに載せている《自称部数》となります。
いずれもABC協会が調査し、会員向けに公表する《実売部数》とは異なりますので、おおよその目安として考えて下さい。
とくに、ライバル関係にあるCuugalとキラピチは、示し合わせたかのように《10万》キッカリとなっている点が気になりますが、それでもニコラやニコプチと同程度、もしくはそれ以上に売れているようです。