大手に所属
佐藤菜月海ちゃんはスターダスト。青山姫乃ちゃんはアミューズ。近藤結良ちゃんはオスカー。
ニコラに載っている「ファンレターのあて先」を見ると、ニコモは全員が大手の事務所に所属していることが分かります。
では、みんなどうやって所属したのでしょうか。今日は芸能事務所に所属する方法を、ニコモを例にとって整理します。
所属方法の分類
事務所に所属する方法は、大きく分けて2通り。各事務所が実施する「(1)オーディション」と、「(2)スカウト」があります。
そのうち、前者(オーデ)はさらに、東宝芸能の「東宝シンデレラ」や、ホリプロの「ホリプロタレントスカウトキャラバン」に代表される、大手事務所が定期的に実施する「(1-a)大型オーデ」。
そして、各事務所が自社のサイト等で随時応募を受け付けている「(1-b)所属オーデ」の2つに区分されます。
ニコモ限定
これに、事務所に所属しない一般応募の形でニコモオーディションに合格した場合の「(3)編集部による紹介」を加えると、芸能事務所に所属する方法は全部で4通りあることになります。
さすがに言葉だけでの説明だと、ちょっと分かりずらいので、以上の所属パターンを図解にまとめるとこんな感じ。
所属パターン分類
現役モに当てはめ
ということで、これで芸能デビューするための大まかなパターンが分かりました。
では続いて、これら4パターンに、具体的に現役ニコモを当てはめ、だれがどうやって所属したのか見ていきます。
分類表の見方
以下の一覧を見て下さい。これは、所属分類表の中に、それぞれのコースに該当するニコモの名前を書き入れたものです。
中央の「現役モ欄」は24人全員分。右の「卒モ欄」は代表的な卒業生に限定。
1番下の「編集部紹介」パターンについては、とにかくオーデ出身全員ということで、個人名は省略しています。
ニコモの所属パターン
(1-a)オーデ/大型オーデ
順番に上から見ていきます。まず、大手事務所による大型オーデによって所属したケースが、白水ひよりちゃん。
ひよりちゃんは、2017年にアミューズが実施した「全県全員面接オーディション2017(九州・沖縄編)」に応募。審査員特別賞を受賞したことで、同事務所へ所属しています。
また、卒モとしては、小澤奈々花さんがオスカープロモーション実施の「全日本国民的美少女コンテスト」により、清原果耶さんはアミューズ実施の「アミューズオーディションフェス2014」により、それぞれ所属が決まっています。
(1-b)オーデ/所属オーデ
次は、オーデのうち、各事務所が個別に実施する所属オーデによるコースについて見ていきます。
基本的に、ネットなどで自分で見つけてきて応募。書類を提出し、通過すると複数回の面接を経て、合格すると所属が決まります。
現役では、ちょうど今月号でピン企画があり、そこで「今の事務所に小1のとき合格した」と語っている有坂心花ちゃんがこの分類。
同じく、今月号のオーデ合格物語で「小3のときスターダストの所属オーデを受けた」と語っている国本姫万里ちゃんもそう。
(2)スカウト
スカウトはどうでしょう。中山あやかちゃんの場合、地元の「ゆかたコンテスト」に出場した際、事務所のスタッフから声を掛けられました。
東京在住の近藤藍月ちゃんは、小4のときに原宿でスカウトされています。
(3)編集部による紹介
最後は、編集部による紹介です。これは、ニコモオーデ合格者のうち、応募時、事務所に所属していない人が対象。
編集部が紹介する複数の事務所と面接を重ね、所属先を決めるパターンです。
基本的に現役モの該当者は、ここまで見てきた中で名前が上がっていない全員となります。