◆表紙10回の壁
前回の更新分では、歴代ニコモ卒業生の表紙回数ランキングを出してみました。
するとそこから、2018年に卒業した香音ちゃんを最後に、以降は2年連続で表紙10回超えの卒業生が出ていないという現状が見えてきました。
では、このたび新生徒会長に就任した若林真帆ちゃんはどうなのか。今日は、表紙の話題のついでに、真帆ちゃんの最終的な表紙到達回数を占います。
◆2パターンに分類
表紙10回到達の可能性を予想するやり方は単純です。これまでの各世代のトップクラスの卒業生につき、「10回到達パターン」「9回以下で終わるパターン」の2パターンに分類。
そのうえで真帆ちゃんがどちらに当てはまるのか、検討するだけです。それではさっそく、過去の卒業生の表紙回数から確認していきます。
◆卒業年次別の表紙回数(上位2人)
2020 | 黒坂(9) 青井(5) |
---|---|
2019 | 川床(9) 秋田(9) |
2018 | 香音(10) 清原(7) |
2017 | 久間(11) 鈴木(9) |
2016 | 高嶋(17) 永野(7) |
2015 | 小山(15) 岡夏(8) |
2014 | 藤麻(13) 飯豊(12) |
2013 | 古畑(18) 松井(9) |
2012 | 中山(10) 福本(5) |
2011 | 川口(15) 立石(10) |
◆2年限定の出来事
上の一覧は、過去10年分の卒業生を対象に、各世代で最も表紙が多かった1位&2位を抜き出したものです。カッコ内の数字は、表紙回数を表します。
するとこの通り。なんと、表紙10回への到達者が出なかったのは、ここ2年限定の出来事であることが分かります。
続いては、パターン分類。そのための資料として、上のリストにある各世代のトップモデルにつき、それぞれの中3の終わりの時点(中3時の3月号)における表紙回数をまとめたのがこちら。
◆高1直前の表紙回数
◆10回に到達した卒業生
カッコの中の数字が「中3の3月号時点での表紙回数」で、名前に「○印」が入っているのが、最終的に表紙10回に到達した卒業生となります。
過去5年で見ると、香音ちゃん(最終的に10回)、久間田琳加さん(同11回)、高嶋芙佳さん(同17回)の全部で3人しかいないわけですが、中でも高嶋さんだけは別格。
すでに中3の時点で表紙11回ということで、10回を超えてしまっているのです。
◆表紙4回が分岐点
ということで、ここから見て取れる到達パターンとしては、中3の終わりに表紙4回以上が分岐点。
黒坂莉那ちゃんのように3回以下だと、卒業までに10回到達はかなり厳しくなります。
反面、同学年に強力なライバルがいる場合、たとえ中3時点で4回や5回あっても安心はできません。
たとえば、中3時点で表紙4回だった鈴木美羽さんは、同学年に久間田さんがいて、お互いラスト1年に表紙を競い合い、結果として9回止まりとなってしまいました。
同様に、川床明日香ちゃんと秋田汐梨ちゃんについても、中3時点で両者5回と十分に2ケタ到達圏だったわけですが、高1になってからはお互い最後までつぶし合い、結果そろって9回止まりとなってしまいました。
◆真帆ちゃんに当てはめ
では、真帆ちゃんはどうか。この点、上で見てきた卒業生と同じ基準によって現時点の表紙回数を見るとこの通り。
'20年3月号時:若林真帆(6) 小林花南(2)
中3終了時に表紙6回というのは、過去5年で見ると、高嶋さんに次ぐ2位という多さ。もはや久間田さんや、香音ちゃんを優に超えているのです。
かつ、学年2番手である小林花南ちゃんに対して、現時点で4回もの大差をつけているように、同学年に強力なライバルも不在。完全に到達パターンに当てはまるわけです、
◆10回超えはほぼ確実
以上より、真帆ちゃんのニコラ卒業までの表紙10回超えはほぼ確定的。
おそらく、次の6月号では生徒会長就任の「おひろめ表紙」があるはずで、このまま行けば、早くて年内にも10回に届きそうな勢いです。
となると、あとはどこまで伸ばせるかが注目点。最終的には、香音ちゃんの10回はもちろん、久間田さんの11回、さらには飯豊まりえさんの12回あたりまで視野に入って来るところです。