三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

海外住みor外国人でも専属モデルになれるのか?

国籍&居住地フリー

f:id:GYOPI:20161018033212p:plain:rightニコプチ専属モデルオーディションの応募条件には、第1に「身長145cm以上」とあって、続いて「小学生の女のコ」。そして最後が「国籍・居住地は問いません」となっています。

最初の2つは分かりますが、問題は3つ目の条件。国籍・居住地不問ということは、外国人でもプチモになれるのでしょうか。また、海外に住んでいてもプチモになれるのでしょうか。

ハーフでなく100%

この点、ハーフちゃんはいても、さすがに外国人は、ないだろう。九州や北海道のコはいても、さすがに海外在住者は、ないだろう。おそらく、多くの人が考えるところだと思います。

実際、飛行機代を含めた交通費の問題はもちろん、言葉の問題もあり、現実的には、"外人プチモちゃん"や"海外住みプチモちゃん"というのは、なかなか難しいところではないでしょうか。

とはいえ、実は、そういった両親共に外国人という外国籍プチモや、本当に外国に住んでるプチモが、創刊直後には実在していました。

外国籍ケース

ハーフちゃんといえば、現役の乃亜ちゃん(日本×スペイン)はじめ、五十嵐ありさちゃん(日本×アメリカ)、松岡モナさん(同)といったところが代表的。ピチレモンやニコラのそれと比べると、かなり少ない印象です。

で、これがハーフでなく100%となるとどうなるか。ニコプチモデルで唯一、両親ともに日本人でないというケースが、創刊号からのプチモであるヴィクトリア・チャオさん(台湾籍)。

実際、話せる言葉は英語のみということで、撮影が一緒になったプチモたちは身振り手振り&カタコト英語で意思疎通。ただし、カメラマンさんや編集さんらによる撮影に関する指示には、さすがに間に通訳が入ったそうです。

海外住みケース

一方、海外在住ケースはどうでしょうか。いちいち撮影のたびに、はるばる飛行機で日本にやってくる。かなり難しそうです。

とはいえ、こちらもニコプチモデルで唯一、海外に住みつつ撮影に通ったケースがあって、それがAYA(あや)さん。

アメリカ西海岸、カリフォルニア州のサンティエゴに住むAYAさんは、アメリカ人のお父さんに、日本人のお母さんというハーフ。

で、お母さんの実家がある日本へは、夏休みなど学校の長期休暇を利用し、里帰り。その際に、スケジュールが合えば撮影に参加するというパターンでした。

可能性はゼロではない!?

ということで、実際に前例があることから、国籍・居住地不問という条件が、ムダではない、単なる口先だけではないということが分かってもらえたかと思います。

とはいえ、ニコプチ史上、外国籍・海外在住ケースは、ともに上記の1例のみ。もう、かれこれ10年近く、それぞれの2例目が誕生していない点や、この間の雑誌を取り巻く環境の変化を考えると、いま実施中の第5回オーディションで、長年の沈黙を破り、イキナリ外人プチモちゃんや海外住みプチモちゃんが誕生する可能性は少なそうです。