三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

外国住み・外国人でもオーデに受かる?

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35オーデのルール

f:id:GYOPI:20220418032624p:plain:right:w1104月1日より、ニコラの26期オーデの募集が始まっています。

うちのサイトでは、とにかく「事務所無所属ルールの撤廃」について何度も取り上げてきましたが、もう1つ、ちょっと分かりずらい応募条件として「国籍・住んでる場所問わず」というものがあります。

そこで今日は、一見、私たちにあまり関係が無さそうにも思える国籍・居住地ルールについて解説します。


f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35応募条件

まずは、改めて応募要項を確認します。ニコラ5月号32ページには、応募条件として以下の通り記述があります。

なお、去年まではあった「応募時、特定の芸能事務所に所属していないこと」という条件が無くなりましたので、今年は事務所に所属したまま応募できるというわけです。

【a】10歳(小5)~15歳(中3)
【b】身長150㎝以上
【c】国籍&居住地問わず


f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35国籍・居住地要件

このうち、(a)の学年・年齢要件、(b)の身長要件については、書いてある通りです。取り立てて解説するまでもないこと。

そこで残るのは、今日のテーマである(c)国籍・居住地要件となります。

具体的には、外国人でも受かるのか、または、外国に住んでいても受かるのかについて見ていきます。

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w354分類

「国籍、住んでいる場所はどこでもOK!」。これを細かく分類すると、次の4つのパターンになります。

以下、それぞれのパターンについて、過去の合格者の実例を交えつつ解説します。

(1)日本に住んでいる日本人
(2)外国に住んでいる日本人
(3)日本に住んでいる外国人
(4)外国に住んでいる外国人


f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35日本住み×日本人

まずは、日本住み×日本人パターンから。おそらく、応募する人の99%の人がここに当てはまるのではないでしょうか。

また、川原美杏ちゃんはじめ、池田エライザさん、藤田ニコルさんのような、いわゆる「ハーフ」「クォーター」のコも、両親のどちらかが日本人ですので日本国籍があり、かつ、応募時に日本に住んでいればこの分類に当てはまります。

実際に合格しているのも、ほぼ全員がこの分類であるため、改めて解説を加える必要もありません。

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35外国住み×日本人

続いては、外国住み×日本人パターン。さてさて、海外に住んでいる日本人がオーデに応募するというのは、どんなケースでしょうか。

たとえば深尾あむちゃんは小4までカナダに、久間田琳加さんは5歳までフランスに、それぞれ親の仕事の関係で住んでいました。

2人は帰国後、オーデに応募し、みごと合格したわけですが、もし、あむちゃんや久間田さんのように、家庭の都合で、たまたま外国に住んでいる人が、そのとき外国から応募した場合、この分類となります。

なお、実際に海外に住んでいる日本人が最終合格したという例は、これまでのところゼロとなっています。

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35日本住み×外国人

続いては第3分類。日本に住んいる外国人が応募するというのは、どういうケースなのでしょうか。

要は、現在日本に住んではいるものの、両親ともに外国人で、応募者本人にも日本国籍が無く、名前も外国名(カタカナ表記)である人が応募した場合です。

すると実はこのケース、歴代25回行われたオーデのうち、合格例が1度だけあり、それが1期合格の白順玉さんとなります。

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35外国籍でも受かる!

このパターンの場合、愛媛在住だった白さんのように、応募する時点ですでに日本に住んでいますので、日本語さえある程度理解できれば、あとは他の応募者と条件は一緒。

ただし、応募者全体に占める”日本住み×外国籍”パターンの数自体が少ないため、現在まで1人にどどまっているようです。

ともかく、少なくともこうして実例がある以上、外国籍だから受からないということはありません。

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35外国住み×外国人

最後は、外国に住んでいる外国人というケースです。

この点、そもそも海外に住んでいる外国人がニコラに応募するケースなんて、あり得るのでしょうか。

すると、こちらも過去1人だけ合格例があって、それがオーデ4期のヘスリンク・ニコルさんです。

ニコルさんは、誌面上の表記はカタカナですが、正式な表記は「Nicole Hesselink」。

その名の通り、両親のどちらか片方が日本人といったハーフでも何でもなく、完全なアメリカ在住のアメリカ人です。

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35どうやって撮影に?

では、そんなニコルさんが合格後、どうやって撮影に参加したのでしょうか。

毎月1回、編集部が交通費として飛行機代などを出し、アメリカからわざわざ撮影のためだけに、東京にやって来たのでしょうか。

さすがに20年近く前の事なので、正確なところは分かりませんが、そこはニコプチで、類似のケースとしてAYA(あや)さんの例があります。

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35外国から撮影に通う

ニコプチ創刊メンバーで、当時、アメリカ西海岸、カリフォルニア州のサンティエゴに住むAYAさんは、アメリカ人のお父さんに、日本人のお母さんというハーフ。

で、お母さんの実家がある日本へは、夏休みなど学校の長期休暇を利用し、里帰り。その際に、スケジュールが合えば、プチの撮影に参加するというパターンだったそうです。

もし外国に住んでいる人が受かった場合、撮影はこんな形になるのではないでしょうか。(かなり無理っぽいですが)

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35応募のススメ

ということで以上見てきた通り、ニコラが応募ルールとして高らかに謳う「国籍問わず、居住地問わず」というのは、こうして実例がある以上、決して嘘ではないことが分かってもらえたかと思います。

果たして、海外でこのサイトを読んでいる人がどれくらいいるのか分かりませんが、それでも昔と違い、今はネットで簡単に応募ができる時代です。

とくに、海外在住の人は、日本国籍があってもなくてもダメで元々。気軽に、今年のオーデに挑戦してみてもいいのではないでしょうか。

もし受かった際は、「海外在住の新モちゃん誕生!」「ハーフじゃなく正真正銘の外国籍ニコモ」といった感じで、大きな話題になることは間違いありません。