三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

ニコラ行き椅子(いす)取りゲームの行方は?

ニコラ行き目指します宣言

f:id:GYOPI:20161015021813g:plain:rightニコ☆プチ卒業後も、モデルとして活躍できる次のステップがあったらいいなって思ってます」(『B.L.T』2016年11月号)

これは、ある雑誌のインタビューに掲載された、岩崎春果ちゃんが語るニコプチ卒業後の抱負です。

ここでいう「次のステップ」とは、言うまでもなくニコラ行きを意識してのモノ。

まあ、春果ちゃんの場合は、多分にポップティーン含みでもあるわけですが、とりあえず現中1プチモたちにとって、残り任期が半年となった今、改めて卒業後のニコラ行きの可能性を考えてみます。

過去のニコラ行き一覧

第1期:2008年卒伊藤夏帆 04 スターダスト

第2期:2009年卒中島愛蘭 02 エイベックス

第3期:2010年卒
・七木奏音 02 スターダスト

第4期:2011年卒飯豊まりえ06 エイベックス

第5期:2012年卒澤田汐音 03 スターダスト

第6期:2013年卒永野芽郁 07 スターダスト

第7期:2014年卒
・採用回避

第8期:2015年卒香音   12 スターダスト

第9期:2016年卒涼凪   05 バイツ


特定事務所独占からの解放

毎年、ニコプチ卒業生の中から直通でニコラに行けるのは1人だけ。まさに卒業同期による椅子取りゲーム。このルールは、2008年に始まって以来、2014年を除く全ての年で適用されています。

ニコラ行きの内訳は、上の一覧表の通り。2015年までは、スターダストとエイベックスによる独占利権として、原則1年ごとの交互採用だったわけですが、ついに今年、バイツ所属の涼凪ちゃんが移籍を決めたこととで、ニコラのニコプチ卒業生枠が、ようやく他事務所へも開放されることとなりました。

この点、来年のニコラ行きを予想する上でも、重要なファクター。事務所の柵(しがらみ)に囚(とら)われず、顔が、スタイルが、雰囲気が、ニコラに合ったコであるなら、誰でも公平に採用されるという、良い前例となるはずです。

大本命ハルカちゃん

では、具体的に来年はどうなるか。さっそく予想に入るわけですが、今日の冒頭でも触れた、現時点で最有力とされる春果ちゃんから検討します。

春果ちゃんといえば、アイドルグループ原宿駅前パーティーズ"ふわふわ"所属で、この夏発売の最新シングルではセンターも務めたほどの人気メンバー。所属事務所はライジングプロダクション

で、そんなライジングといえば、件(くだん)の「田尻あやめ指名回避事件」。時は2012年。その年の卒業生には、読者の誰もがニコラに進級するであろうと考えた、歴代プチモを代表するエース田尻あやめちゃんがいました。

しかし、フタを明けてみれば、あやめちゃんはニコラ行き落選。あえて編集部がスターダストに拘(こだわ)って、他のコを採用したというもの。ここから、あやめちゃんの「今後のお仕事が決まらなくて不安・・・」と素直な心情を吐露(とろ)したオフィシャルブログにつながります。

ほぼ確定的!?

とまあ、ライジングには、こんな前例こそありますが、今のニコラの"引き受け枠"は、上で書いたように今年から他事務所にも開放されましたので、もはや何の問題もなし。

実際、同事務所(ライジング)&同グループ(ふわふわ)といえば、現役ニコモ中野あいみちゃん&塚本凪沙ちゃんがいるように、ニコラ実績もバッチリ。

ここまでそろうと、もはや来年のニコラ行きは春果ちゃんでほぼ確定的。現時点での大本命といえそうです。

対抗クロちゃん

一方、春果ちゃんと並ぶツートップエース黒坂莉那ちゃんはどうでしょうか。

プチモ"美脚三姉妹"の長女としてスタイル抜群。表紙回数も5回を数え、現時点で春果ちゃんと並ぶ同率の現役トップで、読者人気もバッチリ。

去年までだったら門前払いだったであろう事務所も、今年ニコラ実績ゼロだったバイツ所属の涼凪ちゃんがOKだったんだから、エイジアプロモーションで悪いわけがありません。

ということで、あとはニコラ側がどっちを選択するか。来年のニコラ行きは、春果ちゃんvs莉那ちゃんの一騎打ち濃厚といった情勢です。

3番手ノアちゃん

と、以上みてきた「クロハル」は、ピチレモンでいうところの、いわば「りこはる」。3番手以下を圧倒的に引き離した、絶対的ツートップです。

とすれば、あえて2人を逆転する可能性のある3番手を考えると、誰になるか。やっぱり乃亜ちゃんではないでしょうか。

そんな乃亜ちゃんといえば、日本×スペインのハーフということで、童顔系の現エースコンビに対し、オトナっぽい典型的な美人顔。

顔だけなら現役プチモナンバーワンなのは、本誌での紹介文や撮影日記コメントで「お顔は美しすぎるのに、おとぼけキャラ」「エキゾチック系美少女」といった表現が用いられるように、編集部も認めるところ。

2文字名義75%の法則

何より、アイドル系の春果ちゃん、ぷっくり丸顔の莉那ちゃんと比べ、雰囲気として今年採用された涼凪ちゃん系に最も近いのは、乃亜ちゃんで間違いないところです。

加えて、名前が2文字の歴代プチモ4人のうち、実に涼凪ちゃん、香音ちゃん、奏音(現七木奏音)さんの3人がニコラ行きを決めた、脅威の2文字名義プチモのニコラ行き率75%の法則があったりもします。

ということで、可能性は相当低そうですが、それでも一発大逆転として、乃亜ちゃんというのも、もしかしたらアリなのかもしれません。

結論

アイドル系なら春果ちゃん。スタイル重視なら莉那ちゃん。ハーフ系美人の乃亜ちゃんと、いつにもまして、様々なタイプがそろった2017年のプチモ卒業生。

さてさて、ニコラ編集部はこの中からいったい誰を選ぶのか。それとも、他の誰かなのか。たった1枠を争うニコラ行きイス取りゲームの行方が注目されます。